スズキのインドネシアにおける会社である「インドモービル・スズキ・インターナショナル社」(以下ISI)は7月21日、インドネシア・ジャカルタで開催されている「第14回インドネシア国際モーターショー(ジャカルタモーターショー)」にて、コンパクトSUV「グランド・ビターラ」(日本名「エスクード」)の生産・販売ならびにアセアン諸国へ輸出すると発表した

 インドネシアではコンパクトSUV車の需要が高まってきており、ISIでの「グランド・ビターラ」の導入を決定したものである。生産台数は国内・輸出合計で1万台を計画している。輸出については、当初はタイ向けから開始し、他のアセアン諸国へも順次拡大していくとのこと

 「グランド・ビターラ」は、スズキが世界戦略車第二弾として開発したSUVで、日本国内では2005年5月より発売を開始し、海外市場へは主に北米・欧州向けに輸出している。