ハイトワゴン全盛の軽自動車界に直球勝負!
【スバル ステラ・ステラカスタムの選び方】再び王道を狙う!
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この10数年、スズキ ワゴンRに代表されるハイトワゴンタイプが業界スタンダードとなっている軽自動車の世界。そんな中でスバルは、あえて個性的なスタイリングのコンパクトなハッチバックタイプ「R2」「R1」を登場させた。
実はスバルもそれまではハイトワゴンタイプ「プレオ」を発売していたが、スズキやダイハツの圧倒的な売れ行きにはかなわなかった経緯がある。他社も含め同じようなタイプのハイトワゴンが居並ぶ中、スバルは個性とこだわりを持ってオリジナリティ溢れるモデルを投入したというワケだ。
とはいえ、やはり「普通の」モデルを求めるユーザーの声も多かったと見え、グレード整理の上細々と併売を続けていたプレオがラインナップを再び増やすなど、必ずしもその施策は順風満帆とは行かなかったようだ。そんな中、06年6月ついにプレオの正統後継車が満を持して登場した。
その名は「ステラ」。やや車高の低かったプレオに比べ背も高くなり、ライバルに比べても遜色ない立派なボディサイズに成長した。記者発表の席で竹中社長(写真)自ら「直球ストライク」と言うくらい、軽自動車の王道を狙ってきたモデルとなっているのだ。
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【スバル ステラ・ステラカスタムの選び方】 2つに分かれるグレード構成
ステラシリーズのグレードは当初4ツ。全てのグレードでFF(前輪駆動)とAWD(4輪駆動)から選ぶことが可能で、全車i-CVTが搭載される。
この4ツのグレードは、大きく2つに区分することが出来る。ひとつは標準タイプ。もうひとつは「ステラカスタム」シリーズだ。標準タイプは「シンプル・クリーン・モダン」をデザインテーマとし、幅広い層に支持される親しみやすさを訴求している。それに対して、ステラカスタムは「若さ・元気・スポーティ」というテーマのもとメッキグリル、エアロパーツ、インテリアなど数多くの専用パーツを採用し、力強い存在感を訴求する。
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まずは標準タイプから順を追って紹介していこう。
ベーシックグレードは「L」。ベーシックとはいえ装備は充実しており、CD&AM/FMステレオ、エアコン、UVカットガラスなどが標準装備される。価格は98.7万円(FF)。AWD(4輪駆動車)は109,200円高となる(※4グレード共通)。また、フロントシートアームレスト、イグニッションキー照明、運転席シートリフター、電動格納式リモコンかラードドアミラーなどをセットした「Lグレードアップパッケージ」、助手席マルチユーティリティシートやスバルスマートパス、撥水シートなどをセットした「ユーティリティパッケージ」がそれぞれメーカーオプションで設定している。
「LX」はLの装備をさらに充実させた上級仕様。左右独立リアシートロングスライド、カーゴルーム荷物固定用ベルトが付くほか、Lグレードアップパッケージの内容やABSなども標準装備される。また外観上ではボディ同色だったBピラー、Cピラーもブラックアウトされる。価格は110.775万円(FF)。こちらも「ユーティリティパッケージ」のメーカーオプション設定がある。
L、LXともにボディカラーは7色。全てアイボリーの内装色と組み合わされる。
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いっぽうのステラカスタムシリーズは、標準シリーズに対し専用エアロパーツや大型フロントフォグランプ、ドアミラー内臓ウィンカー、タコメーターなどで武装しボディカラーは6色。うち2色はカスタム専用色だ。内装はブラックのスポーティな色調となる。
「R」はエンジンが「L」「LX」と同様にスーパーチャージャーの付かない標準仕様タイプとなる。装備はカスタムシリーズ独自の内外装仕様に加え、基本的にはLXと共通する内容だ。ただしオーディオはインテグレーテッドタイプ(インパネデザインにマッチした専用デザイン)のCD&AM/FMプレーヤーを装備するのが特長。価格は119.7万円(FF)。
「RS」は、スーパーチャージャーが付く最速仕様だ。装備面ではオートエアコン、インテグレーテッドMD、CD付きAM/FMプレーヤーやi-CVTスポーツモード、フロントスタビライザーが装着される。価格は139.65万円(FF)。
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【スバル ステラ・ステラカスタムの選び方】 オススメグレードは
4ツしかないシンプルなグレード展開のため、グレード選びは明確だ。カンタンに言えば、シンプルな「L」、充実装備の「LX」、エアロ付き「R」、最速の「RS」となり、各々の目的に応じて選ぶことになる。
LとLXでは装備の違いがあるが、価格差を考えればLに必要なオプションを追加して乗るほうがオススメだ。なおLの場合ABSもオプションとなっているのでこれだけはお忘れなく。
LXを狙っているのならいっそカスタムRを検討してみてはいかがだろうか。純正エアロパーツ付きの軽自動車はリセールバリューも高い。外観がキライでなければオススメだ。カスタムRSは高速道や郊外路を多く利用するユーザー、コンパクトカーからの乗り換えユーザーにオススメ。実用上、パワー不足を感じることはほとんどないだろう。
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【スバル ステラ・ステラカスタムの選び方】 ライバル車は
ライバルはスズキ ワゴンR、ダイハツ ムーヴ、ホンダ ゼストなどが挙げられる。いずれも各競合を睨んだ価格やグレード設定が行なわれており、厳しい戦いとなっている。各モデルのデビュー年はワゴンRが03年、ムーヴは02年、ゼストが06年。なにより最新モデルが欲しい!という場合にはゼストとステラが断然光ってくる。
とはいえ、ワゴンR、ムーヴ共に歴史があるブランドであり、かつ現行モデルも熟成が進んでいることから今もって実力は非常に高い。ましてワゴンR、ムーヴについては特別仕様車が多く設定されており、装備面、価格面共に非常にお買い得なものとなっている。これら特別仕様車とステラ、ゼストを比較し検討すると良いだろう。
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written by 徳田 透
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代表グレード
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LX(FF)
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ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
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2295x1475x1645mm
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車両重量[kg]
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870kg
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総排気量[cc]
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658cc
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最高出力[ps(kw)/rpm]
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54ps(40kW)/6400rpm
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最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
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6.4kg-m(63N・m)/4400rpm
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ミッション
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i-CVT(フル電子制御自動無段変速機)
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10・15モード燃焼[km/l]
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22.5km/l
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定員[人]
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4人
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消費税込価格[万円]
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110.775万円
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発売日
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2006年6月14日
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写真
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和田 清志/富士重工業/スズキ/ダイハツ工業/CORISM編集部
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