広島県、広島市にそれぞれ1台納車

 マツダは、水素でもガソリンでも走行できるデュアルフューエルシステムを採用した水素ロータリーエンジン車「マツダRX-8ハイドロジェンRE」を広島県および広島市にそれぞれ1台リース販売を行い、2006年4月21日に納車した。

 これにより、マツダは3月の民間2社への納入と合わせて、合計4台の水素ロータリーエンジン車を納入したことになる。今後、2006年末迄にすでに納入した4台を含め地方自治体やエネルギー関連企業など合計10台程度のリース販売を行う予定。

 マツダは、ロータリーエンジンによる水素自動車の開発を独自に行っており、2004年10月に国土交通大臣認定を受けナンバーを取得し公道走行を開始。2006年2月よりリース販売を開始している。

デュアルフューエルシステムとは

水素、ガソリン両方の燃料を搭載し、運転席でのスイッチの切替えにより、水素での走行/ガソリンでの走行を選択できるシステム。