ステージ上にカルロス・ゴーン氏が登場すると会場の熱気はイッキにヒートアップ! 普段の報道向け記者発表ではめったにみせない「日本語」によるスピーチが新鮮だ! 初めて一般来場者の前に披露された「日産GT−R プロト」。とにかく、今回の第39回東京モーターショーで一番の話題をさらったのはこのクルマ以外に考えられないだろう。 この迫力ボディ! 従来はほぼ日本国内専用車だったGT−R。今度のモデルは、世界で発売することを社長自ら公言した。 |
第39回東京モーターショーで一番熱い場所・・・それが日産ブース!
さて、第39回東京モーターショー一般公開初日。やはり気になるのは、会場で最も人気のあるクルマ。
で、思い当たるのはやはり「あの」クルマ以外ありません。そう、日産復活の象徴「GT−R」のプロトタイプです。早速日産ブースのある西ホールに向かってみると・・・物凄いお客さんの数・数・数! GT-R人気はスゴイなあ、と感心していると、なんでも、ステージで午前10時20分からプレゼンテーションが始まるとのこと。しかも、あの「カルロス・ゴーン社長」のスピーチ。どうやら、ゴーン氏人気との相乗効果のようです。 ともあれ、コレは観ておかなきゃ、ってことで、日産ブース2階エリアから見守ることに。 カジュアルないでたちで現れたゴーン社長
ステージに現れたゴーン氏は、土曜日ということもありノーネクタイにジャケットというカジュアルなスタイルで登場。コレで会場はイッキにヒートアップ! カリスマ社長の人気、今だ衰えず、といったところでしょうか。
しかも、驚かされたのはココから。なんとゴーン氏、日本語でスピーチし始めたのです! 「ミナサーン、コンニチワ!」ちょっとカタコトではあるけれど、力強く自信に溢れた喋り方で、日産が披露するコンセプトカーの数々を紹介してくれました。もちろん、トリで紹介したのが「GT−R プロト」なのは言うまでもありません。 日頃、報道陣には英語でスピーチするゴーン氏。ここぞ!という場面で「みせて」くれました。 さすがはゴーン氏、全て計算済み、なんですね・・・
さて、滞りなくスピーチを終えたカルロス・ゴーン社長。そのまま退場かと思いきや、日産ブースの正面へと移動してきました。もちろん、周りをとりまくファンや報道陣の一族大移動!
そして行き着いた先はなんと、パンフレットを配るブース。日頃は、素敵な笑顔のコンパニオン「ミス・フェアレディ」がいるそのブースに、ゴーン氏が入ってきたのです。しかも手にはサインペン。そう、社長自ら日産のモーターショーパンフにサインをして配りだしたのです! 結果、パンフレットの激しい「争奪戦」が始まりました。もう辺りはもみくちゃ。あっという間に幾重にも人だかりが膨らんだところで終了。 いやあ、やっぱりゴーンさん、カリスマ性ありますねぇ。しかも、話題作りがとても上手いです。 確かに、報道関係者向けのプレスデーには、他のメーカー社長は国内外問わずほとんどのメーカーから参加し、スピーチを披露していました。その様子は、既にTVや新聞、雑誌上でも(もちろん、この「CORISM」でも!)掲載されていますね。 しかし、一般公開日スタート、なんて日にはなかなかお偉方が来ることは稀なケースだったりします。 おかげで今晩のニュース・新聞紙上には独占で出ること確実になったワケ(実際、日曜日朝の新聞紙上に、しっかりこのシーンが載っていました)。朝から幕張までやってきた効果はばっちり! さすがです。 さて、雨のなか朝早くから来たお客さん、『早起きは三文の得』でしたね(笑)!
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GT-Rのカタログ情報
- 現行モデル
- 平成19年12月(2007年12月)〜現在
- 新車時価格
- 777.0万円〜3061.3万円
GT-Rの在庫が現在4件あります
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