レッキ用レンタカーのサニー

貧乏チームはレンタカーのサニーで・・・

レッキ用レンタカーのサニー

 いよいよラリージャパンが始まった。まず火曜日からレッキ。実際に走るコースを2回走行し、ペースノート作りを行う。ラリーの場合、サーキットで行われるレースと違い、練習走行などは出来ない。そこでコ・ドライバーにペースノート読んでもらい、先が見えない林道を全開で走るのである。したがってペースノートに間違い有れば、クラッシュする可能性大。例えば60kmでしか曲がれないコーナーに、全開で飛び込んだら対応しようがありません。かといって120km程度でクリアしたいコーナーなのにビビッて80kmじゃ勝負にならず。つまりペースノートを正確にしっかり作らないと、ラリー本番で速く走れないワケ。

 ちなみにペースノートに記載する情報は以下の通り、まず当たり前かもしれないけれど、コーナーの方向。「右」と「左」です。続いてコーナーの曲がり具合。いろんな”流派”があるけれど、私はオーストラリア流。サイドブレーキ使う鋭角ターンを「1」とし、全開で飛び込めるコーナー「9」。次にコーナーからコーナーまでの距離を記入する。

 ここまでが基本形。さらに地形のアップダウンで先の見えない場所は「クレスト」。滑りやすければ「スリッピー」といった注釈を加えます。具体的には「左5/60/右3スリッピー/80/クレスト/40/左8」といった感じ。本来なら毎回同じ車両でペースノート作るべきなのだけれど、御予算の関係からレンタカーであります(サニーの1500でした)。ボンビーチームの『哀』であります。