ロードスターの初代から3代目までをご紹介!
マツダのロードスターがモデルチェンジした。1989年夏にデビューした初代のロードスター、NA型(当時はユーノス・ロードスターを名乗っていた)は、発売されるや世界中で大人気となっている。
ちなみに海外でのネーミングはマツダMX−5ミアータだ。ロードスターは何の変哲もない1.6リッターの4気筒DOHCエンジンを積んでいたが、操る愉しさがいっぱい詰まっていた。このNA型は後に排気量を1.8リッターに拡大し、さらに魅力を広げている。生産終了までに40万台を超えるヒットを飛ばし、ミニカーもたくさん作られた。42分の1スケールはもちろん、64分の1など、小さいスケールのミニカーも少なくない。
これに続くNB型ロードスターは1998年1月にベールを脱いだ。好評だった初代モデルの流れを汲むデザインを採用するが、自慢のヘッドランプは格納式から固定式に変更されている。パワーユニットは1.6リッターと1.8リッターの4気筒DOHCを積んだ。
この2代目も人馬一体のヒラリとした走りを身上とした。こちらも30万台に迫る生産を記録し、ミニカーもたくさん発売されている。
そして8月に3代目のNC型ロードスターが発表された。初の2リッターエンジン、初の3ナンバー・ワイドボディだ。この3代目が早くもミニカーで登場した。今後、どれだけ先輩方に迫れるか、興味深い。
ズラリと並んだ初代から3代目
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NA型、NB型、NC型ロードスターのミニカー。2代目のNB型ロードスターはフィギュア付きで、フロントにはマツダのエンブレムが誇らしげに付いている。真っ赤な3代目ロードスターはマツダの試乗会でもらったもの。