メルセデス・ベンツ Sクラス
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スタイル インテリア 走り&メカニズム

世界が注目する新型Sクラスの実力は?

 フランクフルトショーで最大の目玉になったのがメルセデス・ベンツのSクラス。世界の裕福なユーザーばかりでなく、世界中の自動車メーカーの関係も注目する中で新型のSクラスが登場した。
 Sクラスは常に自動車技術をリードしてきたクルマだが、今回のモデルも衝突前安全のプレセーフから衝突後のボストセーフまでを統合した新しい安全システムのプロセーフを提唱していた。
 新型Sクラスの外観は、伝統の横桟基調のフロントグリルやフード上のスリーポインテッドスターが、ひと目でメルセデス・ベンツであることが分かるものにしている。見るからに存在感や品質感を感じさせるデザインだが、全体的にはややおとなしい印象。ボディサイドのフェンダーが張り出した形になっているのが今回のモデルの特徴である。
 モデルによる外観の違いはほとんどないが、搭載エンジンや仕様によって17インチから19インチまでタイヤサイズが異なるため、これに伴ってホイールのデザインが変わるのと、エンブレムが異なるのが相違点だ。
 ボディサイズはひと回りに大きくなり、標準ボディ、ロングボディとも全長、全幅、ホイールベースなどが拡大されている。

代表グレード
S500(ヨーロッパ仕様、ショートホイールベース車)
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
5,076×1,871×1,473
車両重量[kg]
1,940
総排気量[cc]
5,461
最高出力[ps(kw)/rpm]
285kw
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
530Nm
ミッション
7AT
タイヤサイズ
235/55R17
定員[人]
レポート
松下 宏
取材協力
ダイムラー・クライスラー日本
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