新型が登場した直後が先代中古車の買い時!

NEWロードスター
先代ロードスター

 8月25日に3代目マツダ ロードスターが誕生しました!新型は全車2リッターエンジンに排気量を拡大し、大幅にパワーアップ。ミッションもベースグレードには5MTが残っていますが、主要グレードは6MTになり、ATは4ATから一気に全車6ATに進化しました。

 新型の価格帯は220万円〜260万円。先代は1.6リッター車の180万円台のグレードがあったから、価格帯としては上がっているものの、スポーツグレードのRSだと、3万2500円ぐらいしか上がっていないので、エンジンの排気量や装備を比較すると新型のほうが安くなった気がします。

初代ロードスター

 で、ロードスターの中古車ですが、スポーツカーということもあり、高値安定が続いています。だって初代の平成4年ぐらいのクルマでも、中古車業者のオークションでは、いい値段が付いてるみたいです。フツーならほぼ10万円以下で落とせるような年式なんだけど、ソフトトップがキレイで状態がよければ平気で20万円ぐらいすると言っていました。そうなると中古車販売店での売値はラクに30万円を超えてきます。12〜13年落ちで30万円オーバーは高いですよね。

 そこまで出すなら2代目初期型の1.6リッターのほうがオイシイ気がします。初代は93年からの後期型が1.8リッターになりましたが、98年からの2代目には1.6リッターがあったので、初代後期よりも2代目前期の1.6リッターのほうが安かったりします。ということで、私のオススメは2代目前期の1.6リッター。安いものなら60万円ぐらいから店頭に並んでいます。さらに狙い目はAT車。やはりロードスターはMTの人気が高く、販売店でもATのほうが5〜10万円ぐらい安く手に入ることが多いようです。

 リヤのスクリーンも初代は塩化ビニールで劣化しているクルマが多いのですが、2代目からは全車ガラスになっているので、その点でも2代目のほうが買いやすいといえるでしょう。でも、ソフトトップの状態には、よく注意してください。穴が開いてたりすると交換には10万円近く掛かりますから。

 新型が出た後は、先代からの乗り替えの下取りで程度の良い中古車がたくさん流通することも多いので、先代や初代モデルを買おうと思っている人は今がチャンス。実はボクもロードスターは一度購入してみたいと思っているクルマのひとつ。新型に乗ってみて、なおさらその思いが高まったので、現在の次期愛車候補の1台に入っています。