販売店までクルマを取りに行けば節約できる「納車費用」とは?

●納車費用
 販売店の営業所からユーザーの自宅までクルマを届けるための費用。だからユーザーが販売店の営業所までクルマを取りにいけば費用は発生しない。節約するのが最も簡単な費用である。

 販売店の中には、東京のディーラーなのに車両基地が横浜の綱島にあるので取りに行けとか、メーカーからのクルマが千葉港に着くので千葉まで取りにいけ、などという例があるが、これらはいずれも不当なもの。
 
 だいたい新車には店頭渡し現金価格などと書いて価格表示してあるのが普通だが、これが示すように店頭(ディーラーの営業所)までクルマを取りにいけばいい。
 
 納車のためのセレモニーの費用だとか、コーティングを落として洗車するための費用などというのが不当であるのも当然だ。

査定は無料が当たり前! 「下取り車査定料」はカットすべし!

 これは払わなくてよい費用である。買い取り店で査定料を取るなんて話は聞いたことがないし、ディーラーの中にも取らない店があるほどだ。

 ユーザーから徴収しているディーラーにしても、新車発表会などのイベントのときには査定キャンペーンなどと言って査定を受けるとけっこうな記念品が貰えるのが普通。クルマを買わなければ、記念品を貰っただけで終わるのに、クルマを買う(ディーラーにとって客になる)と、査定料を取るなんて言うのはとんでもない話。支払いを拒否していい。