2005-08-12 トヨタ アルファード編 アルファード トヨタ 自動車ニュース トヨタ・エスティマ、トヨタ・アルファード、日産・エルグランド、ホンダ・エリシオン。気になるアルファードの詳細はどうなっているのか?。そして達人、松下&片岡の判断はいかに? トヨタの最上級ミニバンがアルファードだ。グランビア、グランドハイエースと様々あった兄弟モデルを一本化し、打倒エルグランドを至上命題に仕立て上げられたモデル。そのため見た目のごつさはエルグランド以上。ボディサイズも全長4840mm×全幅1805mm×全高1935mmとトヨタの乗用車でこれ以上大きなものはハイエースしかないというほどに立派。また、ハイブリッド車を設定しているのも大きな特徴。ガソリン車とハイブリッド車の見た目上の違いはない。 スライドドアを開けると床高の低さが良く分かる。サイドシルの高さは360mm。 ホイールベースは2900mm。最小回転半径は5.6m。 グリルが目立つフロントマスク。マイナーチェンジを受け、サイドアンダーミラーが付くようになった。 リアもメッキパーツを多用し、豪華さを演出している。 このクラスで唯一ほぼ全グレードで7人乗りと8人乗りを選択することができるアルファード。乗員の快適性を考えれば、当然7人乗りの方がよいのだが、シートアレンジの数を考えると8人乗りが優位となる。7人乗りの2列目は収納することができない。が、左右に跳ね上げる中央分割式の3列目シートを収納すれば1490mmの荷室長が顔を出す。2列目シートが折りたたみ可能な8人乗りを選択すると、最大1700mmの荷室長が現れる。 アルファードのシートポジションは1BOX車のイメージに近い。 取材車両の2列目はキャプテンシートだったが、8人乗りの設定もある。 3列目シートであってもロングスライド&フルフラットが可能。 ゆとりあるフル乗車だと、ラゲッジスペースはミニマムにならざるおえない。 3列目の居住スペースを犠牲とすれば、かなり大きな荷室を使うことが出来る。 3列目は跳ね上げ収納式。2列目は折りたたみ収納式となっている。 フルフラットは可能。が、キャプテンシートには隙間があるので寝心地は難アリ。 05年4月にマイナーチェンジを行い、待望の5速ATがアルファードにも搭載されることになった。これでライバルと肩を並べた感もあるが、残念なことに5速ATが搭載されるのは3.0リッターのV6のみ。2.4リッターの直4は相変わらず4速ATのみの設定。アルファードに2.4リッターは役不足な感が否めない。高速道路や山坂道では高回転を利用せざるおえなく、エンジン音のやかましさがきになる。しかし、操作性は素直そのもの。重心の高さやボディの重さによるハンディを上手く抑えており、ロール感も自然となっている。 159馬力&22.4kg-mを発する2.4リッター直4エンジンと220馬力&31.0kg-mを発する3.0リッターV6エンジンの2種類が用意されている。 先頃のマイナーチェンジで待望の5速ATが3.0リッターのV6のみだが設定された。直4エンジン搭載車は相変わらず4速ATのみ。 アイポイントの高さとロール量の多さから、高速ワインでリングはちょっと苦手なアルファード。 アルファードにはエスティマと同じくハイブリッドモデルが用意されている。このへんはさすがトヨタ!ちなみに10.15モード燃費は17.2km/L。 達人!松下宏はこう斬る!>> 達人!片岡英明はこう斬る!>>