ラングラーに近づいた、その顔と性能
ダイムラー・クライスラー日本は、ジープ チェロキーの2005年モデルを3月5日から発売すると発表した。
05年モデルで設定されるグレードはスポーツ・レネゲード・リミテッドの3種類。この全グレードに共通で搭載されるエンジンの最大トルク発生回転を4000rpmから3700rpmへ引き下げたのがメカニカル的な大きな変更である。
一方、デザイン的に大きく変わったのは、フロンとフェイス周りである。ウィンカーランプ埋め込み型オーバーフェンダーを採用するとともに、サイドシルのデザインを刷新。心なしか、ジープ・ファミリーのシンボルマークとも言えるラングラーに似た顔つきになったのである。また、インテリアでは、乗員の快適性と利便性を向上するフロントシート形状の変更や、操作性を考慮したウィンドウスイッチ位置の改善など、人間工学面でもさらに向上しているとのこと。
気になる価格はスポーツが313万9500円、レネゲードが352万8000円、リミテッドが367万5000円となっている。
先代モデルのイメージが強すぎるチェロキーであるが、現行モデルも、これまた最高のオフロードマシンなのである。最良のオフロードカーは最高のオンロードカーであるということを実現させている数少ないモデルを一度で良いから味わってみると良いであろう。
また、そんなジープの実力を体験できるジープ・エクスペリエンスが4月16日(土)、17日(日)名古屋にて開催にて開催される。この機会に、なかなか味わえない究極の走行性能を体験してみるのも良いだろう。