インテリアの作りにも気合が入っている。彫刻のような造形で、エグいエクステリアに負けないほど斬新なデザイン。高級車に相応しい凝ったデザインといえる。
また、スポーティさを強調するかのようにステアリングは3本スポークを採用。ステーの部分には各種スイッチが並び、走行中、ステアリングから手を離さずとも操作できるようになっている。パーキングブレーキを足踏み式ではなくハンド式のままにするなど、その気になればスピンターンもできますよ、といったことなのだろうか。
センターコンソール上部には、カーナビや各種クルマの情報を表示するモニターが備わる。位置的にも走行中の視線移動が少なく見やすい。オプションのヘッドアップディスプレイを選べば、必要な情報がフロントガラスに映し出される仕組み。
リヤシートの居住スペースも十分。3シリーズの後席スペースに多少の物足りなさを感じている人には魅力的な広さといえるだろう。