試乗したのはスポーティバージョンのアブソルート。2.4リッターの直4DOHCエンジンを搭載するところはほかのモデルと同じだが、スペックは、200ps/23.7kg-mを発揮(ほかのモデルは160ps/22.2kg-m)。同じエンジンでパワーで40psも違うとは大したもの。アブソルートだけはハイオク仕様となる。
パワーアップしたエンジンのため、トランスミッションは5ATを搭載。ほかのモデルはCVTと差別化されている。駆動方式はFFと4WDどちらもラインナップ。これはすべてのグレードに共通している。
5ATは、変速ショックも感じられず、市街地から峠道までドライブは実にスムーズ。エンジンパワーをダイレクトに伝えている感じで、アクセルペダルを踏み込んだ時のキックダウンも滑らか。そして、パワフルなフィーリングだ。
車高が低く、重心も低いので、走りの安定感はミニバンとは違う。まさに走りのよさが特徴のホンダ車ならではといった感じ。