ホンダ　オデッセイ

メーターに特徴があるインパネ周り。メーターは大型のスピードメーターを中心に３つのメーターを立体的にレイアウトした自発光メーター。

ブラックを基調としたアブソルートのインテリア。フロントシートはスポーツ走行でもドライバーの体をしっかりサポートしてくれるレカロ社製のバケットシートを採用。

ミニバンの使い勝手と言えばシートアレンジ。オデッセイのセカンドシートはフラットに収納できるダブルフォールダウン機構を採用している。

サードシートはメーカーオプションによって、スイッチ操作のみで格納／復帰が行える電動床下格納シートにすることができる。もちろん格納後はフルフラット状態になる。

コンパクトなリヤサスペンションや偏平樹脂製燃料タンクなどの採用により、ラゲージスペースの低床化とワイド化を実現。先代よりも９０？、床面地上高を下げている。

車高を低くして乗り降りもラクに

ミニバンといっても車高が低いので、乗り降りが楽。重たい荷物を抱えた場合や、子どもお年よりにも優しい配慮だ。車高を下げると同時に着座位置も低くしているので、頭上空間にも十分な余裕がある。
リヤドアはスライド式ではくセダンと同じヒンジ式なので、ミニバンのイメージからは一歩引く。3列目のシートの広さもまずまず。
インパネまわりの出来のよさはかなりのもの。かつてのクラウンのようにいい意味でゴテゴテしている。スイッチ類が豊富なので、安っぽさはない。むしろ高級感を漂わせているといった感じ。インパネシフトのデザインもカッコいい。日本人受けはするだろう。
　ドライバーの目の前に位置するメーターは派手の一言。ブルーを基調とした自発光式のメーターが、夜のドライブを大いに盛り上げてくれるに違いない。ブルーのネオンは足元にも間接照明として点灯するので、ドライバーだけでなく同乗者の気持ちも同時に盛り上げてくれるはずだ。

代表グレード	アブソルート
ボディサイズ［mm］（全長×全幅×全高）	4765×1800×1550
車両重量［kg］	1640
総排気量［cc］	2354
最高出力［ps(kw)/rpm］	200（147）/6800
最大トルク［kg-m(N・m)/rpm］	23.7（232）/4500
ミッション	5AT
10・15モード燃焼［km/l］	11.0
定員［人］	7
税込価格［万円］	273
発売日	2003年10月
レポート	オートアクセル
写真	編集部