車下取り価格リセールバリューランキング2005年5月

３年後のリセールナンバー１は「インテＲ」

登場５年目を迎えるインテグラですが、タイプＲだけは別格の人気です。小型軽量ボディにハイパワーなＶ−ＴＥＣエンジンを搭載した走りを極めたモデル。真っ赤なホンダバッジがグリルに輝くなど走り好きにはたまらないルックスも高いリセールのポイントです。室内もＲＥＣＡＲＯ製のバケットシートや高回転側を見やすく上側に配置したスピード＆タコメーターなどレーシーな雰囲気が走りの気分を高めます。

35年の歴史は３年後でも健在です。「Ｚ」

フェアレディＺは誕生35年となる歴史あるモデルです。その間ロングノーズとショートキャビンの典型的なスポーツカースタイルを貫き、根強いファンが多いクルマです。先代モデルと比較しても、割り切った作りの２人乗りのみの設定や、新車価格のダウンなど人気が出る要素は十分です。将来的にも市場のタマ数は少なく高いリセールを維持するでしょう。街中でも高速道路でもどこでも様になるのがポイントです。

３年後オープンカーの No1は高級車。「ソアラ」

４代目となるソアラは一転して高級パーソナルカーとして登場。本皮シートやウッドパネルなど採用し高級感を演出。外装も5層の塗装により艶感を向上させ、内外共に際立つ品質で作られています。電動フルオープンルーフを備え、新車価格は600万円オーバーとなかなか手に入れにくいクルマとなりました。その分中古車市場へも殆ど出回っていないため、今後も高いリセールバリューが期待できます。

2005年フルモデルチェンジ予定されるライトウェイトスポーツ。

２代目ロードスターは98年に登場した国産オープンカーの代表車です。04年にオープンカーとしては異例の70万台を生産しギネス申請されるなど世界中で人気の高いスポーツカーです。既に海外のモーターショーでは次期ロードスターが発表されており、国内でも今年のデビューが予定されています。それでもリセール予測ランキングでは11位となるなど高い人気を示すところはファンの多さを物語っています。最後に買えるチャンスは今しかない。

最高級のオープンボディにより走りも迫力も最高級。

メルセデス・ベンツと聞いただけで高級サルーンをイメージしますが、オープンボディのＳＬはまた別格の人気を誇ります。低く構えたノーズやフロントグリルに輝くスリーポインテッドスター（通称ベンツマーク）が普通のクルマではないことの証明です。モデルサイクルが長く、優れたデザインにより年数がたっても古さを感じさせない点など高いリセールバリューに貢献しています。