女性に人気のクルマの特徴
女性に人気のクルマを見てみると、総合力が高いクルマが選ばれており、「走りだけ」「デザインだけ」など一つのポイントだけで決めているのではないことが分かります。とくに、以下のように様々なポイントがチェックされているようです。
- 運転しやすい
- 燃費が良い、燃料費が安い
- デザイン性が高い
- 安全装備が充実している
- 車内の使い勝手が良い
- 価格も高すぎない
ミニバンでは運転しやすさ、燃費、安全装備が大事
ミニバンを購入する時に、特に重視してほしいのが運転しやすさ、安全装備、そして燃費の3つです。
ミニバンはボディサイズが大きいため、狭い道や駐車場では「運転しにくい」と感じることも多いでしょう。運転が苦手な方などは、運転しやすいサイズ感が非常に重要になります。
またボディが大きく重いために、燃料代が高くなるという特徴もあります。そのためハイブリッドやクリーンディーゼルなど、燃料費が抑えられるクルマだと嬉しいですね。
他のボディタイプよりも大きく車重も重い特徴があるミニバンなので、より一層安全装備面も重視していきたいポイントです。
女性にオススメのミニバン5選
クルマを総合力で判断することが多い女性にオススメしたいミニバンは以下の5台です。
オススメ①ホンダ「フリード」
全長約4.3メートルとコンパクトカーサイズで運転しやすく、また上品なエクステリアを備えたホンダのフリード。このサイズでありながら3列7人乗りも選べるので、「急に人数が増えてしまった」「子どもを3列目に座らせたい」という時にも対応できます。
低床フロアなので子どもも乗り降りしやすく、もちろんハイブリッドモデルも用意されています。ただしコンパクトカーサイズなので、大人が7人乗ると窮屈になるサイズ感間ではあります。
【利用者口コミ】
フリードは、7人乗りの車の中でも本当にコンパクトで運転しやすいです。中も広くて、子供を連れてレジャーに出かけるのが快適です。乗り心地がよいから、ドライブやレジャーが増えました。家族が多い方にとってもおすすめです。3列目を使用すると、3列目の方は、少し狭いですが、3列目をあまり使用しない方には、本当におすすめです。小回りが利くから、運転しやすいし、燃費もまずまずよいです。内装もおしゃれ感があって癒やされます。とっても気に入っています。
オススメ②トヨタ「シエンタ」
フリードとほぼ同じサイズ感のライバル車がトヨタのシエンタ。こちらもコンパクトカーサイズでありながら3列7人乗りも選べるため、運転しやすく、それでいて大人数にも対応できるのが嬉しいポイントです。ハイブリッドも用意されており、価格帯も同じとフリードと迷うことが多いでしょう。
見た目については少し方向性が異なり、シエンタの方がビビッドな色が用意されていたり、デザインラインが入っていたりとポップな雰囲気を備えています。
【利用者口コミ】
4人家族なので、今まで乗っていた車でも事足りたのですが、子供たちがおじいちゃん、おばあちゃんと一緒にいろんなところにお出かけしたい。と言い出したので6人以上乗れて、と言っても女性でも運転しやすい大きさの車を。と色々検討したのですが、やはりトヨタさん!コンパクトでありながら車内は広く運転もしやすい!という理由でシエンタに決めました。コンパクトなので小回りも効いて、運転が得意でない私も街中でもとても乗りやすいです。子供たちが心待ちにしていた祖父祖母との旅行にも行ったのですが、3列目シートも大人でもちょっと狭いかな。くらいで全然問題なかったようです。
オススメ③日産「セレナ」
シエンタやフリードよりは一回り大きいものの、「5ナンバーサイズ」でアルファードなどと比べると一回り小さいセレナ。実際に車両を見てみると「運転しやすそう」「思ってたほど大きくない」という人も多いサイズ感です。
このサイズのミニバンとしては安全装備が充実しており、踏み間違い防止機能は歩行者にも対応している点は他社ではあまり見られません。e-Powerなら低燃費なのに加え、ワンペダルで加速も減速もできるので疲れにくいのも嬉しいポイントです。
【利用者口コミ】
子どもが二人になり遂に憧れていたミニバンママに。運転歴が少なく、ずっと軽自動車を運転していたので最初は運転が怖かったのですが、セレナは横幅が大きすぎないので運転に自信がない私でも上達が早かったです。家の駐車場は真横に電柱があり駐車しづらいのですが、スリムなおかげで切り返しせず駐車ができます。7~8人乗りなのにとても運転しやすいです。後ろのドアが両側電動スライドドアなのも子どもと荷物を常に抱えるママとして、とても便利です。シートアレンジが多いのも臨機応変に対応できて助かります。
オススメ④ホンダ「ステップワゴン」
セレナと同じ「5ナンバーサイズ」ミニバンのステップワゴン。2モーター搭載のハイブリッドシステム「e:HEV」を発表し、燃費性能と走行性能の両立を実現しています。先進安全装備については、モデル末期なのでやや古さは目立つものの、ホンダ自慢の「ホンダセンシング」を搭載しているため、基本的な安全装備は搭載しています。
また大きな魅力は、使い勝手の良さ。例えばリアのドアは跳ね上げるだけでなく、半分だけ横向きに開くこともできます。そのため「狭いところだけれど荷物を載せたい」という時も便利です。
【利用者口コミ】
実家でステップワゴンを利用していた時期があり、うちも子供が出来たのを機に軽から買い替えました!車高が高い方が視界が広く感じるので、運転がしやすいです。基本はエコモードで使用しており慣れているので普段は不便を感じることはありませんが、旅行の帰宅時とかに解除してみると軽くて疲れが軽減される感じがあります。フットライトをオプションでつけてみたのですが、車内が広い分、足元が見えにくい時があるので大正解でした!
オススメ⑤BMW「アクティブツアラー」
「いかにもミニバンという見た目は好きじゃない」という方にオススメをしたいのが、BMW2シリーズのアクティブツアラー。2列5人乗りのミニバンながら、スライドドアではなく、ボディも四角張っていないのが特徴です。
輸入車は安全性能があまり注目されませんが、BMW360°セーフティーで衝突回避や車線維持など必要な要素はしっかり備えています。クリーンディーゼルモデルも用意されており、燃料代も安く抑えられます。
価格が高いのがミニバンのデメリット
「ミニバンや値段が高いからちょっと…」と躊躇する人も多いです。確かにミニバンは車両価格が高いことが多く、例えばアルファードのハイブリッドモデルは新車価格が500万を超えるグレードもあります。
「ちょっと高くて手が出ない」という場合には、中古車も一緒に検討するのも一つの選択肢です。中古車の中には「登録済み未使用車」という、新車登録を済ませただけで未使用のクルマもあるので、「他の人が使ったクルマは抵抗がある」という人にもおすすめです。
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- Supervised by norico編集長 村田創
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中古車のガリバーに勤務して20年以上のベテランが車の知識をわかりやすく解説します。車のことは、多くのメーカーを横断して取り扱うガリバーにぜひ聞いてください。「車ってたのしい!」を感じてほしいと思っています!