久しぶりの運転!押さえておきたい5つのポイントと練習方法

久しぶりの運転!押さえておきたい5つのポイントと練習方法

久しぶりの運転5つのポイント

しばらく運転をしていないと、感覚を忘れていそうで不安なもの。また以前のクルマとは操作方法やサイズ感などが変わっている可能性もあるので、焦って操作ミスを起こさないためにも注意が必要です。

また「昔から運転が苦手だった」という人の場合には、この機会に苦手克服に繋げてしまいましょう。

ポイント① 基本的な操作方法の確認

ポイント① 基本的な操作方法の確認

「クルマに乗るのは数か月ぶり」というくらいの人は問題ないでしょうが、年単位で運転していない人が確認したいのが基本的な操作方法です。

  • エンジンのかけ方
  • ウィンカーレバーの位置
  • ハザードランプの位置
  • ナビやエアコンの使い方

久々にカーシェアリングでクルマを運転しようとしたら「キーレスキーの使い方が分からない」と戸惑ってしまう人は少なくありません。またウィンカーレバーは国産車と輸入車で位置が違うので、いざという時に焦らないためにも、レバーの位置に記憶違いがないか確認してみましょう。

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ポイント② 誤解しやすい標識の復習

ポイント② 誤解しやすい標識の復習

道路標識は「ここは通っていいのか」など重要な情報を伝えてくれるもの。しかし中には、現役ドライバーでも間違えてしまうような標識があるので、注意が必要です。

  • 「一方通行」と「左折可」
  • 「一方通行」と「指定方向外進行禁止」
  • 「車両通行止め」と「駐車禁止」
  • 「自転車専用」と「自転車横断帯」
  • 「自転車及び歩行者専用」と「横断歩道・自転車横断帯」
  • 「追越しのための右側部分はみ出し通行禁止」と「追い越し禁止」

どれも色や形がちょっと違う程度で非常に紛らわしいので、運転中にうっかり誤解してしまう可能性もあるでしょう。改めて知識を確認しておくことをおすすめします。

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ポイント③ 道路交通法の変化を確認

ポイント③ 道路交通法の変化を確認

何年も運転していない場合に要注意なのが、法律の変化。道路交通法は定期的に改正されており、最近だと以下のような変化がありました。

  • 「ながら運転」への罰則の強化
  • 70歳以上のドライバーはもみじマークを表示が努力義務に
    (※一時は義務化されていたものの、現在は罰則なしの努力義務)
  • 後列シートベルトの義務化

「気づかず違反していた」「思いがけず高い罰金を科された」といったことがないよう、免許証更新の時にもらった冊子などを確認してみると良いでしょう。

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ポイント④ クルマの大きさの感覚を掴む

「運転が苦手」という人が苦戦するのが、クルマの大きさの感覚の把握。まして「久々に運転する」「乗ったことがないクルマを運転する」という場合には準備が重要です。

急に交通が多い道に出るのではなく、交通の少ない道や空き地で練習してみましょう。実際にクルマを動かしたり停めたりしながら、運転席で見える景色と、実際の道路や駐車スペースのイメージを重ねていきます。

  • クルマの前後や左右は運転席から見てどの辺りなのか
  • どこが死角になっているのか
  • きちんと道路の中央付近を走れているのか

以下の動画では運転席からの見え方も解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

ポイント⑤ 駐車やバックのコツをチェック

「運転が久しぶり」という人が特に不安に思っているのが、バックや駐車。

この2つは「ミラーではどう見えるのか」「どのタイミングで切り返すのか」といったコツが重要で、これを押さえずに練習してもなかなか苦手が克服できません。

自分で運転してみるのはもちろんですが、動画を活用して、まずはポイントを確認しておきましょう。

助手席に座るところから始めるのも◎

「久しぶりの運転でちょっと心配」という場合は、少しずつ慣らしていくのが重要です。以下のように様々な選択肢があるので、できることを取り入れてみてください。

  • 助手席に座って運転を追体験
  • 運転に慣れた人に助手席に座ってもらう
  • ペーパードライバー講習を受ける

「ペーパードライバー講習を受けるほどじゃないけど、身近に練習に付き合ってくれる人はいない」という場合には、動画や本を活用してみても良いでしょう。動画だと「運転席からの具体的な見え方」が、書籍の場合には「心構え」や「知識」がしっかりと確認できます。

 

Supervised by norico編集長 村田創

norico編集長_村田創

中古車のガリバーに勤務して20年以上のベテランが車の知識をわかりやすく解説します。車のことは、多くのメーカーを横断して取り扱うガリバーにぜひ聞いてください。「車ってたのしい!」を感じてほしいと思っています!