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似た標識がある?!正しい「一方通行の標識」と間違えたときの対処方法

一方通行標識の正しい見方

一方通行の標識

一方通行とは「その道を通る場合には、一方向にしか通行できない」ということであり、法律で定められた一方通行の道を逆走することは違反となります。

その標識は、下の図のように青地に白い矢印。この矢印の方向にしか進むことができません。

一方通行標識と似ている標識

紛らわしい標識に注意!

運転している人なら「知っていて当然」と思いがちの一方通行の標識ですが、上の図のように類似した標識がいくつかあり、非常に紛らわしいのです。

紛らわしい標識の一つが、白地に青い矢印で描かれた「左折可」の標識です。その時の信号の色に関わらず、自由に左折することが認められています。左折した先が一方通行であるとは限らないので、対向車が走っている場合もあります。その場合は、道の左側を走ることが求められます。

もう一つが、「指定方向外進行禁止」の標識です。この標識がある場合、矢印に示された方向以外への進行は禁止されています。複数の矢印が描かれている場合もあり、その場合はいずれかの方向を選んで進むことになります。

原付やバイク、自転車も対象

一方通行は、原則は「すべての車両」が対象です。そのため原付やバイク、さらには自転車も一方通行に従わなくてはなりません。

ただし一方通行の標識に「軽車両を除く」という補助標識がついている場合には、軽車両に分類される自転車は対象外となります。その場合も、原付やバイクは一方通行を守る必要があります。

補助標識にも注意

自転車などを除くための「軽車両を除く」以外にも、補助標識がついていることがあります。多いのが、「8-20」といった数字が書かれている補助標識。これは「8時から20時までの間は一方通行」という意味であり、それ以外の時間であれば矢印と逆の方向に走っても構いません。

違反した場合の反則金と違反点数

一方通行の標識を無視して逆走をするのは道路交通法違反であり、以下のように反則金を課されます。

大型車 9,000円
普通車 7,000円
自動二輪車 6,000円
原動機付自転車 5,000円

上記の反則金に加え、クルマの種類にかかわらず、違反点数として2点が加算されます。ただし飲酒運転(酒気帯び運転)の場合には違反点が大きく上がり、アルコール濃度0.25未満なら14点、0.25以上なら25点が加算されます。

逆走に気づいたときの3つの対処法

「気づいたら、一方通行の道を逆走していた」という場合には、まずはハザードランプを点滅させて停車しましょう。その上で、周りの様子を確認してから、以下の3つから一番安全そうな選択肢を選ぶことをお勧めします。

  • バックをして、元の道路に戻る
  • クルマをUターンし、一方通行の流れに従う
  • そのまま道路の端を徐行し、一方通行を抜ける

すぐに逆走に気づいた場合、また道幅が狭い場合には、バックをして元の道に戻ることをおすすめします。道幅に余裕がある場合には、まずはUターンを。そのまま一方通行を抜けるのは最後の手段と考え、対向車はもちろん、自転車や歩行者にも気を付けるようにしましょう。