この記事では、予算50万円以下で購入可能なおすすめ中古車を厳選して紹介する。
主に安全装備、走りの性能、使い心地に着目し、選定した8車種だ。

※購入金額の相場は2021年2月時点のものです。

なお、ガリバーの中古車はすべて保証付きだ。
低予算であっても、車の安全性や保証には注目して選ぼう。

この記事の目次 CONTENTS
記事トップ
人気のスーパーハイト系4選
バランス重視のハイト系3選
コストパフォーマンスに優れたロールーフ系1選
ガリバーの中古車は全車種保証つき

人気のスーパーハイト系4選

紹介車種は以下の4車種だ。
・初代ホンダ N-BOX
・2代目ダイハツ タント
・初代スズキ スペーシア
・スズキ パレットSW

メリット デメリット
全高の高さによる広大なスペース 全高が高く車重が重いため、燃費が悪い
スライドドアによる乗降性のよさ 全高が高いため、重心高が高く運動性能が悪い
高いリセールバリュー 車重が重いため、自然吸気エンジンではやや非力

低年式で過走行気味なら、ようやくターゲットに!「初代ホンダ N-BOX」

初代N-BOXのデビューは、2011年だ。
発売当時、クラストップレベルの広大な室内スペースやデザインが評価され、大ヒットモデルとなった。
現在も、年間新車販売台数ランキングでナンバー1の座に君臨するほどの人気モデルだ。

スーパーハイト系は背が高いため、重心が高く、横転のリスクがある。
そのため、N-BOXは軽自動車初となる横滑り防止装置(VSA)を標準装備している。
エンジン出力は58ps&65Nmで、当時のモデルとしてはわずかだがパワフル。
しかし、車重が重いため、自然吸気エンジンではややアンダーパワー気味だ。
乗り心地は硬め。
背が高いため、クルマがグラグラしないようなセッティングになっている。

初代N-BOXは、人気のスーパーハイト系で大ヒットしたモデルということもあり、中古車価格は高値を維持している。
そのため、50万円という予算では、ようやくデビュー直後の2012年式であれば選べるようになってきている。
N-BOXには人気のカスタムもあるが、カスタムはまだ50万円では選べない。

そもそも、初代N-BOXで予算50万円、2012年式となると、あまり程度のよい中古車は選べないだろう。
走行距離が10万㎞前後の、過走行気味のモデルが中心になる。
「どうしてもN-BOX」というわけでなければ、他のカテゴリーの車種を選んだ方が賢明だろう。

先々代タントの後期なら予算内に!「2代目ダイハツ タント」

タントも人気モデルということもあり、中古車価格は高値を維持している。
そのため、予算50万円という条件になると、先々代となる2代目タントがようやくターゲットになる。

2代目タントは、2007年に登場した。
2代目タントの最大の魅力は、現在でも継承されている、左側Bピラーレスのミラクルオープンドアが採用されたこと。
この機能により、ライバル車にはない、圧倒的な使い勝手を実現した。
ただし、現在のように両側スライドではなく、右側は通常のヒンジ式ドアとなる。

スーパーハイト系がまだまだ熟成していない時期のモデルということもあり、ハンドリングや乗り心地という面では、少々物足りない印象。
エンジン出力は、後期のモデルで52ps&60Nm。やや非力だ。
燃費は、後期のモデルで25.0㎞/L(FF、JC08モード)となっている。

2代目タントには、迫力あるデザインのカスタムも用意されている。
ターボエンジンを搭載したカスタムの出力は、64ps&92Nmと十分なもの。
ただし、横滑り防止装置などはなく、安全面では物足りない仕様だ。

予算50万円だと、選びやすいのが2011年式。
10万㎞くらい走行している車両なら、カスタム系も選べる。
グレードは、入り乱れていている状態だが、Lグレードはエントリーグレードになるので、中間グレードのX、上級グレードのGを選ぶと、より満足度は高くなるだろう。

走行距離は多いが、最も高年式が狙えるモデル「初代スズキ スペーシア」

初代スペーシアは、新車販売がやや不振だったこともあり、中古車価格はN-BOXやタントに比べ、かなり安価に推移している。
販売不振だったとはいえ、性能面ではライバル車より上回る部分も多く、デザインさえ気に入れば、スーパーハイト系の中ではコストパフォーマンスに優れる中古車だ。

初代スペーシアは、N-BOXを研究し、クラストップレベルの室内スペースとエネチャージと呼ばれる低燃費技術を投入して開発された。
前期モデルの自然吸気エンジン出力は52ps&63Nmと、平均的。
当時のN-BOXやタントでは、自然吸気エンジンだと少々アンダーパワー気味だったが、スペーシアは大幅に車重が軽いため、自然吸気エンジンで十分な動力性能だ。
さらに、燃費はエネチャージと軽量化技術により、クラストップレベルの29.0㎞/L(FF、JC08モード)を達成している。

予算50万円で狙える初代スペーシアは、2013年式がメイン。
N-BOXやタントは2011年式や2012年式しか狙えないので、最新モデルになる。
これは、大きな差だ。

とはいえ、ようやく予算50万円レベルになってきたこともあり、選べる車両は走行距離が多いモデルが中心。
走行距離が少ないモデルでも、おおよそ6万㎞以上は走っているイメージだ。
スポーティな内外装をもつカスタムや、ターボエンジンを搭載したTグレードなどは10万㎞前後走行しているモデルがほとんどだ。
走行距離の多さは、目をつぶるしかない。

ターボエンジンを搭載したグレードも狙える「スズキ パレットSW」

スズキ スペーシアの前身といえるモデルが、パレットだ。
パレットSWは、いわゆるカスタム系で、パレットをベースによりスポーティで迫力ある内外装に仕上げられている。

このパレットSWは、パレットの発売からやや遅れて、2009年の発売だ。
自然吸気エンジンの出力は、54ps&63Nm。
燃費は20.8㎞/L(FF、JC08モード)。
ターボエンジンは、64ps&95Nmで、燃費は18.8㎞/L(FF、JC08モード)だ。

パレットSWは当時、世界初となる副変速機付きCVTを採用。
低速域での力強さと高速クルージングでエンジンの回転を下げることで、低燃費と優れた静粛性を実現した。
もちろん、両側スライドドアは装備されている。

パレットSWで予算50万円だと、2012年式がギリギリ狙える。
7〜8万kmくらい走行している車両が多い。
2010年式くらいになると、ターボエンジンを搭載したグレードTSも選びやすくなる。

バランス重視のハイト系3選

紹介車種は以下の3車種だ。
・ホンダN-ONE
・5代目スズキ ワゴンR
・5代目ダイハツ ムーヴ

メリット デメリット
十分な室内スペースと荷室 ほとんどのモデルがスライドドアではない
燃費も納得いくレベル

初代モデルでも、デザインはほぼ同じ「ホンダN-ONE」

初代N-ONEは、2012年に登場した。
ホンダ初の市販軽自動車である、N360をモチーフにして開発されている。

2代目N-ONEのデビューは2020年11月なのだが、2代目のデザインはほとんど初代と同じ。
外板パネルまで共通だという。

そのため、一見、初代なのか2代目なのか判別は難しい。
一方で、初代であっても古さを感じさせないのも、特徴だといえる。
新型が登場したことで、初代の中古車価格は、これから徐々に下がっていくことが予想される。
これから、お買い得感が出てくるモデルでもある。

初代に搭載されたエンジンは、自然吸気エンジンとターボの2タイプ。
自然吸気エンジンの出力は58ps&65Nm、燃費は27.0㎞/L(FF、JC08モード)となっている。
ターボエンジンの出力は64ps&104Nmとパワフルで、燃費は23.2㎞/L(FF、JC08モード)だ。

N-ONEは、ライフスタイルを重視した、デザイン性に優れたモデルだ。
ただ、スペース系ではないため、荷室の積載性能は他のハイト系には及ばない。
初代の乗り心地はやや硬め。
自然吸気エンジンは、やや賑やかな車内となる。

初代N-ONEでは、2012~2013年式がようやく予算50万円ラインに入ってくる。
この予算で買える初代N-ONEの走行距離は、7〜8万kmという車両が中心。
グレードでは、ベーシックなG・Lパッケージが中心だ。
走行距離が10万㎞前後になると、ターボモデルのツアラーも選べるようになる。
新型が登場したので、もう少し時間が経てば価格が下がり、より上質なモデルが増えてくるだろう。

ベーシックでスキのない完成度を誇る「5代目スズキ ワゴンR」

5代目ワゴンRは2012年にデビューした。
ワゴンRはハイト系ワゴンのパイオニアで、一世を風靡したモデルでもある。
その後もスズキの看板車としてのプライドを保ち続け、常に最新の技術が投入されてきた。
とくにこの世代のモデルは燃費に力を入れており、低燃費性能に優れていた。
低燃費技術であるエネチャージを搭載した初期モデルの燃費は、28.8㎞/L(FF、JC08モード)。
最終モデルでは、Sエネチャージと呼ばれマイルドハイブリッドシステムを採用し、33.0㎞/L(FF、JC08モード)まで燃費が向上している。

また、非常にバランスに優れたモデルで、燃費性能だけでなく、広大な室内スペースや使い勝手の良さなどあらゆる部分が高いレベルでまとめられている。
どうしてもスライドドアが必要という人には向かないが、多くの人にマッチする実力派だ。

そんな5代目ワゴンRも、随分価格が下がってきた。
50万円の予算だと、2012~2016年式まで幅広く選べる。
ターゲットとしたいのは、マイナーチェンジ後の2015年式だ。
まだまだ高価なのだが、エネチャージを搭載した中間グレードのFXだと、なんとか予算50万円で手に入るレベルになってきている。
まれに、マイルドハイブリッドシステムであるSエネチャージを搭載したFZをあるので、あまり過走行気味でなければ迷わずFZを選ぶとよい。
マイルドハイブリッドシステムを搭載しているため、アイドリングストップからの再始動がとっても静かで振動も少ない。

また、一部低速域で対車両のみ対応の自動ブレーキである「レーダーブレーキサポート」が装備されている車両もあるので、こうした装備のある車両があれば積極的に選びたい。

ダイハツの看板車として長い歴史を持つ「5代目ダイハツ ムーヴ」

ハイト系ワゴンでワゴンRと双璧をなすのが、ムーヴだ。
ムーヴもまた、ダイハツの看板車として長い歴史をもつ。

5代目ムーヴが登場したのは、2010年。
5代目は、4代目のデザインを踏襲している。
フロントからワンモーションでつながる、滑らかなデザインが特徴だ。

見た目については、変化はあまりないものの、中身は大幅に進化している。
2011年の改良では、停車前アイドリングストップ機能付き「eco IDLE」や減速エネルギーの回生機能も採用し、27.0㎞/L(FF、JC08モード)という低燃費を実現した。
また、240mmもスライドするリヤシートなども装備しており、使い勝手もよい。
5代目ムーヴで最後となったが、横開き式のバックドアが特徴だ。

予算50万円で選びやすくなるのは、2013年より古い年式から。
2013年式だと、上級グレードのX系が中心となる。
比較的程度のよい車両も多い。
低速域&対車両のみの自動ブレーキを含む予防安全装備であるスマートアシストが装備されたモデルを選ぶとよいだろう。

エントリーグレードであるL系は、やや装備が貧弱なので注意が必要。
また、スポーティな内外装をもつカスタム系も選べるようになる。
カスタム Xリミテッド SAで、程度のよい車両があれば狙い目となる。
ターボモデルのカスタムRS系は、予算50万円だとまだ厳しい状態だ。

コストパフォーマンスに優れたロールーフ系1選

紹介車種は以下の車種だ。
・8代目スズキ アルト

メリット デメリット
価格が安い 荷室などが小さい
燃費がよい

コロナ禍の通勤・通学にベストな「足」としての価値「8代目スズキ アルト」

アルトは、ベーシックな軽自動車としての価値を追求したモデルだ。
2014年に登場し、すでに8代目という長い歴史をもっている。

8代目アルトは、日々使うクルマとして優れた燃費性能であることや、低価格にこだわったモデル。
低価格であることが重要視されたため、コスト高になるマイルドハイブリッドは搭載されていないが、減速エネルギーを使い低燃費化するエネチャージを搭載したグレードを設定している。
独自の軽量化技術などもあり、デビュー時のモデルは、軽自動車トップレベルの37.0㎞/L(FF、JC08モード)を達成している。

乗員スペースは、十分な広さを確保。
日々の買い物などで使用する、荷室の広さも十分だ。
ただ、さすがにハイト系やスーパーハイト系ほどの広さはない。
乗り心地は、やや硬めでしっかりとした印象だ。
8代目アルトは、燃費もよく経済的で、車両価格も安価。
コロナ禍で公共交通機関を避け、クルマ通勤・通学などに向くモデルだ。

8代目アルトはモデル末期に入っていることもあり、初期モデルがようやく予算50万円内に入ってきた。
ターゲットは2015~2016年式。
2015年式だと、まだ流通量が少ないものの最上級グレードのX系が選べることがある。
装備も充実しているので、X系のグレードが見つかったのであれば積極的に選ぶとよい。
X系の次は、S系のグレードもよいが、こちらも流通量が少ない。
多く流通しているのは、LまたはF系のグレード。
F系(29.6㎞/L、JC08モード)は、エネチャージが装備されていないので燃費が悪い。
L系(37.0㎞/L、JC08モード)を選んだ方がよい。

ガリバーの中古車は全車種保証つき

紹介した8車種以外にも、50万円以下から探せる軽自動車の数は多い。
ガリバーの中古車は全車種保証つき。プロの査定士が査定をした中古車を厳選して紹介している。気に入る中古車をぜひ見つけてほしい。