予算50万円以下!安い中古の軽自動車おすすめ12車種

予算50万円以下!安い中古の軽自動車おすすめ12車種

中古であれば、予算30万円~50万円で軽自動車を購入できます。ここでは、中古で安く購入できるおすすめ軽自動車を高年式・低コスト、実用性重視、デザイン性重視に分けてご紹介。また、中古で安い軽自動車を選ぶ際のポイントについても解説します。

※このページの車種情報は、2025年1月月14日時点のガリバー「車カタログ」より引用。価格、サイズ、装備、相場は記事の加筆修正時の情報で、今後モデルチェンジなどの理由で変更される可能性があります。

中古で安い軽自動車オススメ12車種

今回は、予算30万円~50万円で購入できる中古の軽自動車の中でもオススメの12車種を厳選しました。

番号 車種名 中古車相場 分類
スズキ「アルト」 5万円〜167.6万円 高年式・低コスト
ダイハツ「ミライース」 5万円〜113.4万円 高年式・低コスト
日産「デイズ」 6.6万円〜215万円 高年式・低コスト
スズキ「ワゴンR」 5万円〜174.6万円 実用性重視
ダイハツ「ムーヴ」 5万円〜177万円 実用性重視
日産「モコ」 5万円〜134.9万円 実用性重視
ホンダ「N-WGN」 7.8万円〜179.4万円 実用性重視
スズキ「スペーシア」 5万円〜202.5万円 実用性重視
ダイハツ「タント」 5万円〜228.4万円 実用性重視
スズキ「ハスラー」 19.8万円〜217.2万円 デザイン性重視
スズキ「ラパン」 5万円〜187.4万円 デザイン性重視
ホンダ「N-ONE」 6.8万円〜237.4万円 デザイン性重視

一般に、高年式な割に安い軽自動車は「ロール―フ系」といわれる全高の低い車です。一方、N-BOXのような「スーパーハイトワゴン」は、中古車相場が高い傾向があります。価格と実用性のバランス重視ならワゴンRなどの「ハイトワゴン」が良いでしょう。

各車種の画像と細かな情報は、 後の章(こちら)でご紹介しています。

支払総額50万円以下の中古車をチェック>

中古で安い軽自動車を選ぶポイント

長く安心して乗るため、コスト重視で軽自動車を選ぶ際は以下の点を考慮しましょう。

  • 色にこだわりすぎない
  • 修復歴の有無を確認する
  • 車両は必ず実物を確認する
  • 年式と走行距離のバランスに注意する
  • 極端に条件が良い車は避ける
  • 必ず安価な理由を聞く

車両状態は、ぱっと見の状態だけでなく、実際にエンジンをかけてエアコンやウィンドウなどの作動具合も確認しましょう。また「点検整備記録簿」を見せてもらい、整備をきちんと受けているか見てください。

Q. 年式と走行距離のバランスは?

年式と走行距離は「1年あたり1万km」を目安にすると良いとされています。ただし、軽自動車の場合は「1年あたり8000km」でも良いでしょう。

高年式・低コストでオススメの中古軽自動車3車種

ここでご紹介するのは、予算50万円でも比較的高年式で購入できる車種です。同車種の低年式モデルであれば、予算30万円以下で購入できることも多いです。

①スズキ「アルト」

予算50万以下の中古軽自動車の例:アルトの車両画像

  • 中古車相場:5万円~167.6万円
  • 販売例:2018年式、5.7万km、支払総額49.8万円

アルトは新車価格が安いため、6年落ちでも支払総額50万円以下の車両が出回っています。

2014年に登場した8代目はユニークなデザインが好評で、軽量化により燃費も良好。コストパフォーマンスで見てもオススメの一台です。

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②ダイハツ「ミライース」

予算50万円以下の中古軽自動車の例:ミライースの車両画像

  • 中古車相場:5万円~113.4万円
  • 販売例:2016年式、7.9万km、支払総額43.3万円

ミライースも、アルトと同じく新車価格が安い一台。

予算50万円以下で購入できるのは、2017年5月のフルモデルチェンジ前に販売されていた初代モデルが中心です。初代でも安全予防装備「スマートアシスト」を備えています。

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③日産「デイズ」

予算50万円以下の中古軽自動車の例:デイズの車両画像

  • 中古車相場:6.6万円~215万円
  • 販売例:2018年式、8.5万km、支払総額49.8万円

日産と三菱で共同開発されたデイズ。中古車市場での流通台数が多く、中古車相場が落ち着いています。ハイトワゴンなので車内が広く、軽自動車の中でも早くから先進装備を取り入れていた車種でもあります。

2015年10月以降のモデルを選べば、衝突被害軽減ブレーキや誤発進抑制機能(踏み間違い防止装置)が標準装備されています。

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実用性重視でオススメの中古軽自動車6車種

実用性重視の場合は、ハイトワゴンとスーパーハイトワゴンをお勧めします。安全性能を気にしつつ、以下でご紹介する車種を候補に条件の良い車両を探してみてください。

④スズキ「ワゴンR」

予算50万円以下の中古軽自動車の例:ワゴンRの車両画像

  • 中古車相場:5万円~174.6万円
  • 販売例:2013年式、9.2万km、支払総額39.9万円

軽自動車の中でも古くから親しまれてきたワゴンR。予算50万円以下なら2012年9月デビューの5代目を購入できます。当時としてはクラストップの低燃費を誇っていたモデルです。また、カスタムモデルを選ぶこともできます。

台数は多くないですが、稀にマイルドハイブリッドを搭載した最上位「FZグレード」が販売されていることもあります。

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⑤ダイハツ「ムーヴ」

予算50万円以下の中古軽自動車の例:ムーヴの車両画像

  • 中古車相場:5万円~177万円
  • 販売例:2013年式、9.9万km、支払総額39.8万円

ムーヴも、予算50万円以下では2010年12月に登場した5代目を購入できます。燃費性能も比較的優れており、カスタムモデルがある点もワゴンRと同様です。

リヤシートのスライド幅が大きく、使い勝手も良好。また、5代目まではバックドアが上でなく横に開くユニークなデザインです。スマートアシスト付きの車両を選ぶと良いでしょう。

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⑥日産「モコ」

予算50万円以下の中古軽自動車の例:モコの車両画像

  • 中古車相場:5万円~134.9万円
  • 販売例:2013年式、7.7万km、支払総額42.9万円

モコは2016年まで販売されていたハイトワゴンです。広さと愛らしさを備えた一台でした。予算50万円以下では、2011年2月に登場した最終3代目と2006年2月登場の2代目が候補となります。

2代目はボンネットの長さが非常に短く、丸いフォルムが愛らしいです。とはいえ、できれば3代目の廉価グレード以外(Xグレード以上)を買うのがオススメです。

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⑦ホンダ「N-WGN」

予算50万円以下の中古軽自動車の例:N-WGNの車両画像

  • 中古車相場:7.8万円~179.4万円
  • 販売例:2014年式、10.4万km、支払総額44.0万円

数は多くありませんが、ホンダのN-WGNも50万円以下で購入できます。年数が経ってもあまり古臭さを感じない点が魅力です。また、同じような年式の軽自動車と比べると安全性能も充実しています。

あんしんパッケージ(Aパッケージ)を備えたモデルを選ぶと安心です。

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⑧スズキ「スペーシア」

予算50万円以下の中古軽自動車の例:スペーシアの車両画像

  • 中古車相場:5万円〜202.5万円
  • 販売例:2015年式、9.3万km、支払総額46.7万円

初代モデルが2013年3月に登場したスペーシア。N-BOXを研究して開発されたモデルなので、性能が良いです。また、どれだけ低年式のものでも2013年式以降という点で「古すぎる」とまではいきません。

走行距離は長めのものが多いですが、予算50万円以内でスーパーハイトワゴンを探すなら検討したい一台です。

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⑨ダイハツ「タント」

予算50万円以下の中古軽自動車の例:タントの車両画像

  • 中古車相場:5万円~228.4万円
  • 販売例:2012年式、10.2万km、支払総額29.8万円

タントは2003年11月に初代モデルがデビューしています。予算50万円以内なら2007年12月登場の2代目が主な購入対象で、支払総額30万円以下の車両も少なくありません。

さらに、現在は2013年に登場した3代目のターボモデルが50万円以下になっていることも。過走行な傾向もありますが、車両状態を見て積極的に検討しましょう。

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デザイン性重視でオススメの中古軽自動車3車種

「安く買いたいけど古く見えるのは嫌だ」「できるだけオシャレな見た目が良い」という人には、以下の3車種をお勧めします。

⑩スズキ「ハスラー」

予算50万円以下の中古軽自動車の例:ハスラーの車両画像

  • 中古車相場:19.8万円~217.2万円
  • 販売例:2016年式、13.5万km、支払総額49.8万円

ハスラーは、初代も2代目もデザインが大きく変わりません。むしろ、内装デザインでは「初代の方が好き」という人もいるほどです。

ただし、ハスラー自体は軽自動車の中でも非常に人気が高く、中古車相場の底値もやや高いです。予算50万円では過走行車が多く、走行距離は10万kmを超えているケースがほとんど。車両状態をよくチェックしましょう。

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⑪スズキ「ラパン」

予算50万円以下の中古軽自動車の例:ラパンの車両画像

  • 中古車相場:5万円~187.4万円
  • 販売例:2012年式、8.2万km、支払総額39.9万円

愛らしい内外装で長年人気のラパン。予算50万円以下では、2015年6月まで販売されていた2代目が主な選択肢となります。現行モデルとは細部のデザインが異なるものの、ラパンだからこそ「レトロ感」として好意的に受け止められることが多いです。

現在はフルモデルチェンジした現行3代目(2015年6月登場)が出回ることもあります。過走行の可能性も高いので、車両状態をよく見て考えましょう。

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⑫ホンダ「N-ONE」

予算50万円以下の中古軽自動車の例:N-ONEの車両画像

  • 中古車相場:6.8万円~237.4万円
  • 販売例:2013年式、7.3万km、支払総額49.0万円

N-ONEは、特徴的なフォルムと大きな丸目が現行モデルにも引き継がれており、フルモデルチェンジ前後でぱっと見の印象が変わらない一台です。広さはないものの、走行性も優れています。

50万円ギリギリのラインでしか購入できませんが、そのデザイン性の高さを考えれば納得の一台です。なお、予算を10万円上げるとボディカラーの選択肢が増えやすいです。

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予算50万円の中古軽自動車購入Q&A

Q. 予算50万円の車は何年落ちくらい?

現在は、予算50万円で選ぶとしても新しくて6~7年落ち程度が多いです。

軽自動車は中古車価格が下がりにくい傾向があります。また、2010年代半ばから安全装備が充実し、軽自動車の価格が上昇。そのため、中古でも軽自動車の価格が上がっています。

Q. 予算50万円の車は何年乗れる?

軽自動車の寿命は、最新の調査によると生産から廃車までの平均年数が普通車より長く、16年近く使われています。

予算50万円の車は6~10年落ち程度と考えると、きちんと整備すれば5~10年乗れる可能性が高いです。

Q. 50万円の軽自動車って安全性は大丈夫?

50万円以下の車でも、きちんと整備をされていればしっかり走ります。また、2015年前後からは衝突被害軽減ブレーキを搭載した車両なども増えています。

ただし、当然ながら最新の安全装備は期待できません。特に軽自動車の場合、歩行者検知式の衝突被害軽減ブレーキを搭載していないことも少なくありません。

保証・返品制度も確認して

50万円以下の車となると、不具合や故障が特に心配なもの。だからこそ、購入時には返品制度や保証制度のあるお店を利用しましょう。

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ライター紹介

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221616 編集部

世の中の自動車ニュースとは一味違う視点でスローニュースを発信。編集部員はクルマ初心者からクルマをこよなく愛するマニアまで幅広いメンバーで構成。全国のガリバーで売れている中古車や車のスタッフレポートなど、生の情報をお届け中。