- この記事の目次 CONTENTS
- タフト VS ハスラー、仁義なき戦い勃発!
- DNGAを採用した3番目のモデルがタフト
- とにかく、四角いデザイン
- 爽快感あるスカイフィールトップを全車標準装備
- 最低地上高190㎜とし、悪路走破性を高めた
- コスト重視? ターボ車のみ装着となったD-CVT
- ステレオカメラ搭載で、新しくなったスマートアシスト
- ダイハツ タフトの選び方 お勧めは「Gターボ」
- 新型ダイハツ タフト価格・燃費・スペック
タフト VS ハスラー、仁義なき戦い勃発!
ダイハツは、軽自動車のSUVクロスオーバーモデルとなる新型タフトの発売を開始した。
この軽自動車のSUVクロスオーバー車マーケットは、スズキ ハスラーの一人り勝ち状態だった。ダイハツもキャストの派生車であるアクティバを投入していたが、マーケットのニーズを見誤り大敗を喫してしまった。
そのため、今回のタフトは、ライバルであるハスラーを徹底研究。デザイン、機能など、かなりハスラーに近いものとしている。
軽自動車マーケットでは、ヒットモデルが登場すると、ほぼ同じようなモデルが投入されることがよくある。今回もまさに、ダイハツとスズキによる仁義なき戦いといった様相を呈している。
DNGAを採用した3番目のモデルがタフト
新型ダイハツ タフトの開発コンセプトは「Tough & Almighty Fun Tool」。日常使いからレジャーシーンまで幅広く活躍。毎日を楽しくしてくれる頼れる相棒といった方向性で開発されている。
この新型タフトには、ダイハツの新しいアーキテクチャー思想である“DNGA”(ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)が採用された。タント、ロッキーと続き、3番目に採用された車種になる。プラットフォーム(車台)だけでなく、多くの部分が新開発された。
DNGAの採用も含め、新型タフトの特徴は、
①タフさ・力強さを表現した「デザイン」
②広大な視界による開放感と非日常感をもたらす「スカイフィールトップ」
③日常からレジャーまでアレンジ自在の「フレキシブルスペース」
④DNGAによる確かな「基本性能・安全性能」と「良品廉価」
とダイハツはアピールしている。
とにかく、四角いデザイン
まず、新型タフトのデザインは、とにかくスクエアな形が印象的だ。ヒットしたハスラーも同様に、とにかく四角い。タフトとハスラーのシルエットで大きな差といえば、四角いヘッドライトのタフトか、丸いヘッドライトのハスラーか、といった程度だ。両車ともに、SUVらしい力強い印象やタフネスさを感じさせる道具感を上手く表現している。
新型タフトでは、最低地上高を190mmに設定。オフローダー的な佇まいと力強いバンパーやフェンダーデザインにより、SUVらしさを表現。FF軽乗用車最大となる15インチの大径タイヤが、より力強いイメージを与えている。
また、ディーラーオプションでフードガーニッシュとバックドアガーニッシュにメッキパックまたはダークブラックメッキパックが用意されている。好みに合わせて2種類の顔を選ぶことも可能だ。より多様化するニーズに対応している。
爽快感あるスカイフィールトップを全車標準装備
新型タフトのインテリアデザインは、上質さや使いやすさを追求している。ブラックを基調とすることで上質感を表現した。各種の操作系は、ドライバーを中心に配置することで使い勝手の良さを追求している。
インストルメントパネル回りには、オレンジメタリックの加飾は配し、個性的でアクティブな雰囲気にまとめられている。ワクワク感やアクティブさを上手く表現している。シートには、オレンジの差し色とカモフラージュ柄が個性的な印象だ。
そんなインテリアに、爽快な開放感をプラスする装備がスカイフィールトップだ。運転席上部の屋根をガラスにした。なんと、全車に標準装備という設定。ハスラーとの差別化する意味で、重要な装備のひとつだ。
このスカイフィールトップは、ルーフのうちBピラーから前の部分、ほとんど半分くらいの面積を占める。紫外線や赤外線を減らすスーパーUV&IRカットガラスが採用し、晴れた日でも日焼けや暑さを和らげてくれる。もちろん、開閉できるシェードも装備されている。
最低地上高190㎜とし、悪路走破性を高めた
新型タフトのプラットホームは、新しい設計思想に基づくDNGAを採用した。基本的に、タントと共通のプラットフォームが使われている。このプラットフォームは、ボディ剛性を大幅に向上させ、乗り心地や操縦安定性に優れた基本性能を持つ。
また、新型タフトでは、クロスオーバーSUVらしい悪路走破性を確保するために、15インチホイールの装着などにより、190mmの最低地上高を確保した。さらに、フロントのアプローチアングルを27度、またリヤのデパーチャーアングルを58度とし、軽いオフロード走行も可能な設計となっている。
4WDシステムは、タントと同じビスカスカップリングを使ったオンデマンド方式を採用している。オフローダーとしての4WD機能というより、生活の中で使うような4WD機能だが、高い最低地上高などもなり、少々の悪路なら余裕で走破できる性能を備えている。
また、悪路走破性を高める制御として、グリップサポートを採用。この機能は、1輪が空転したとき、空転したタイヤに制動をかけて空転を制御すると同時に、もう片方の車輪に駆動力を伝えてグリップ状態をキープする。
コスト重視? ターボ車のみ装着となったD-CVT
新型タフトに搭載されたエンジンは、660㏄の直3ガソリンエンジン。タントと同じく自然吸気とターボの2タイプが用意された。出力は、ターボ車が64ps&100Nm、自然吸気者が52ps&60Nmとなった。新型タフトの燃費(WLTCモード)は、ターボ車が20.2㎞/L(FF)、自然吸気車が20.5㎞/Lとなっている。両エンジン共に、タントから大きな変更はない。
ミッションは、CVTのみの設定。ただ、自然吸気車とターボ車で差がつけられた。自然吸気車は、従来と同じCVTとなる。ターボエンジンには、スプリットギアを採用した新世代のCVTであるD-CVTが採用されている。
D-CVTは、ベルトに加えてより伝達効率の高いギアを組み込むことで、駆動力を分割してタイヤに伝達する。変速比幅もワイドになり燃費や加速感、静粛性など、より効率化が図れる。
自然吸気車がD-CVTが採用されなかった理由は、コスト高になり価格がアップすることが挙げられている。しかし、より多く売れる自然吸気車にこそD-CVTを標準装備化し、D-CVTを普及させることでコストを低減。そして、D-CVTのもつパフォーマンスでハスラーと差別化するほうが、最終的にメリットが大きいかもしれない。
ステレオカメラ搭載で、新しくなったスマートアシスト
新型タフトの安全装備では、新型のスマートアシストが用意された。スマートアシストは、新型のステレオカメラを採用。イメージセンサーを変更することで、撮像性能を向上させ、夜間の歩行者にも対応する。
この新型となったスマートアシストにより、予防安全機能はさらに進化。衝突回避支援ブレーキの対応速度を引き上げ、路側逸脱警報機能やふらつき警報機能、標識認識種類増加(従来の進入禁止に加え最高速度、一時停止を認識)の 5種類の新機能を追加して、全17種類の予防安全機能をもつ。
安全性能が進化したことにより、停車保持機能が加わった。全車速追従機能付きACC(アダプティブクルーズコントロール)を使って走行中、前走車に続いて停車したとき、停車を保持可能だ。渋滞走行時に、ドライバーの疲労をより軽減してくれる。
さらに、ブレーキを踏んで停止した時にブレーキを保持するオートブレーキホールド機能を備えている。
このほか、ダイハツコネクトによる「つながる安心」「快適・便利」を強化。新搭載の9インチスマホ連携ディスプレイオーディオに加え、6.8インチインチスマホ連携ディスプレイオーディオをメーカーオプション設定。従来の SmartDeviceLink、Apple CarPlay、に加え、 Android Autoに対応した。
ダイハツ タフトの選び方 お勧めは「Gターボ」
新型タフトのグレード構成は、自然吸気エンジン搭載車が2グレード。ターボモデルは1グレードと計3グレードとなっている。それぞれに、FF(前輪駆動)と4WDが用意されている。FFか4WDという選択は、基本FFで十分だが、降雪地域に住んでいる、ウインタースポーツにタフトを使うというのであれば4WDがお勧めだ。また、アウトドアレジャーで未舗装路を走ることが多いのであれば、こちらも4WDという選択がよいだろう。
自然吸気エンジン搭載車には、エントリーグレードのXと上級グレードのGが設定されている。XとGのグレード間の装備は、大きな差になっている。Gグレードには運転席・助手席シートヒーター、オレンジインテリアアクセント、助手席シートアンダートレイ、TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ、標識認識機能、ウェルカムドアロック解除、D assist切替ステアリングスイッチ、15インチアルミホイール、リバース連動リヤワイパーなどがプラス装備される。その他、微妙な装備差があり、価格差は約13万円となった。
約13万円という価格差は大きいが、価格以上に装備差が大きいので、お勧めはやはりGグレードだ。むしろ、Gと比べると装備が貧弱なXは、割高に感じるほど。実際、Xグレードだと利便性や安全性を高める全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)、LKC(レーンキープコントロール)が、オプション装着もできないくらいだ。
ターボエンジン搭載のGグレードと、自然吸気のGグレードの装備差はほぼ同等。スマートクルーズパック と呼ばれる車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)、LKC(レーンキープコントロール)、ステアリングスイッチ(運転支援用)がGターボには標準装備。また、CVTが最新のD-CVTとなる。
GターボとGの価格差も約12万円。Gターボに標準装備されたスマートクルーズパックの価格は44,000円なので、実質、約8万円アップでターボが買えることになる。
しかも最新のD-CVTは、変速比幅が広く、より効率的な走りが可能。燃費さも、わずか0.3㎞/Lしか変わらない。こうなると、約8万円の価格アップ以上の価値がGターボにはある。
こうなると、もはや新型タフトのグレード選びはGターボ一択といったところ。それでも、予算が厳しいというのであれば、購入を1年くらい遅らせるとよい。ダイハツは、比較的未使用車を多く生み出すメーカーのひとつ。新車効果がなくなる1年後くらいには、未使用車が出回るケースが高くなる。未使用車は、登録しただけの車両なので、ほぼ新車コンディション。それでいて、価格は非常に安価になっている。こうしたモデルを狙ってみるのもよい。
また、できる限り予算を抑えたいのであれば、ライバル車であるハスラーとしっかり競合させ、一定の値引きを引き出したい。新型タフトは、登場したばかりのニューモデル。通常時期なら、しばらく値引き対応はしない。しかり、新型コロナウイルスの影響で、新車販売は非常に低迷。少ない顧客の奪い合いが発生している。こうなると、買い手が圧倒的に有利。じっくり時間をかけて商談し、少しずつ値引きを引き上げていくとよい。
新型ダイハツ タフト価格・燃費・スペック
価格
2WD | 4WD | |
グレード:X | 1,353,000円 | 1,479,500円 |
グレード:G | 1,485,000円 | 1,611,500円 |
グレード:G ターボ | 1,606,000円 | 1,732,500円 |
燃費・スペック
車種・グレード:ダイハツタフトG(FF)
- 全長3,395×全幅1,475×全高1,630mm
- ホイールベース 2,460mm
- 最低地上高 190mm
- 最小回転半径 4.8m
- 車両重量 830㎏
- 乗車定員 4名
- WLTCモード燃費 25.7km/L
- エンジン KF型直3DOHC
- 総排気量 658㏄
- 最高出力 38kW[52ps] / 6,900rpm
- 最大トルク 60N・m[6.1㎏・m] / 3,600rpm
- トランスミッション CVT
- タイヤ 前後 165/65R15
タフトのカタログ情報
- 現行モデル
- 令和2年6月(2020年6月)〜現在
- 新車時価格
- 132.0万円〜180.4万円
タフトの在庫が現在103件あります
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