- この記事の目次 CONTENTS
- 2021年の年末は3つの理由でお得
- 理由① 環境性能割の軽減終了前の最後のタイミング
- 理由② 販売店は型式が古くなる前に在庫を手放したい
- 理由③ 今のクルマを高く買い取ってもらえる
- 年末セールに間に合わない場合はどうする?
2021年の年末は3つの理由でお得
クルマをお得に買うことができる年末セールや初売りですが、2021年の年末セールはとくに重要です。理由を3つのお得なポイントから説明します。クルマの購入検討にあたって、年末セールの情報を是非ご活用いただけると嬉しいです。
- 理由① 環境性能割の軽減終了前の最後のタイミングだから
- 理由② 販売店は型式が古くなる前に在庫を手放したいから
- 理由③ 今のクルマを高く買い取ってもらえるから
それぞれについて分かりやすく解説します。
理由① 環境性能割の軽減終了前の最後のタイミング
クルマを購入した時に、その購入価額に応じて最大3%支払う環境性能割。以前の自動車取得税に相当するもので、環境性能が低いほど、税率が高いという特徴があります。
環境性能割は導入直後は1%の軽減措置が設定されており、新型コロナウィルスによる景気落ち込みへの対策として軽減措置が延長されていました。しかし、軽減措置も2021年12月で終了します。
2021年12月は、環境性能割の軽減措置がある、ラストチャンスなのです。
課税対象のクルマの購入を検討している方は今年の年末セールは要チェックです。
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ライバル車も含めて「年内に買えるクルマ」を探して
半導体不足が要因で、昨今は新車の供給が遅れています。そのため、特に今から新車ディーラーに行っても「年内には間に合わない」といわれる可能性があります。
しかしクルマの在庫状況はメーカーによっても異なるので、同じようなサイズやボディタイプのクルマでも、他のメーカーであれば年内に納車してもらえる可能性もゼロではありません。ライバル車の在庫がないか、探してみるのも一つの選択肢でしょう。
未使用車ならスピーディーに納車
中古車は在庫販売が基本なので、比較的スピーディーに納車してもらえます。
「他の人が乗った車はちょっと…」という人には「登録済み未使用車」という選択肢もあります。新車登録を済ませているため中古車という扱いになりますが、未使用なので非常に状態が良いのが特徴です。
なるべく、早めの納車がしたい場合は中古車の購入を検討してみるのもおすすめです。
理由② 販売店は型式が古くなる前に在庫を手放したい
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また在庫車の場合、年をまたぐと型式が古くなるため、「その前に売ってしまおう」とディーラーや中古車販売店が値下げをするのも大きな理由です。
在庫車の場合、色やグレードが限られていることもありますが、値引きが期待できるだけでなく、オプションサービスなどが付く場合もあります。「掘り出し物があればラッキー」という気持ちでまずはチェックしてみるのも良いでしょう。
理由③ 今のクルマを高く買い取ってもらえる
1年で一番クルマが売れるのが1~3月。それは新車だけでなく中古車も同じです。
そのため特に中古車販売店は、その時期に備えて在庫を多く確保しておきたいと思っています。特に2021年は半導体不足の影響で中古車の販売の好調なので、なおのこと高く買い取ってもらえる可能性が高いです。
クルマの価値は、基本的に使用年数が長くなるほど下がる傾向にあります。1日でも新しい方が、高く買い取ってもらえる可能性があります。だからこそ「次の納車まで時間があるから」と売却を先送りせず、代車を借りてでも早めに手放した方がお得でしょう。
下取り価格は必ず相場と比較
ディーラーで新車を購入する場合、今のクルマを「下取り」という形で引き取ってもらうこともできます。下取りを考えているのであれば、ディーラーに行く前に買取相場を確認しておくことがオススメです。
お店で下取り価格を提示されても、それが高いのか安いのか分からないもの。相場が分かっていれば「もっと高値で下取りしてもらえるはず」「これだったら他の中古車買取店に査定してもらう」と判断できる場合が多いです。
ガリバーでも買取相場を公開していますので、ぜひチェックしてからお店に行ってください。
年末セールに間に合わない場合はどうする?
「年末セールに行く時間がない」「納車が間に合わないと言われた」という場合も、クルマの買い替え時は続きます。環境性能割の軽減措置は終了してしまいますが、年明けは「初売り」「新春セール」がありますし、3月には「決算セール」があります。
一般に新車の初売りは、「お年玉」「福袋」といった名目でオプションが無料であったり、ギフトがもらえたりします。対して決算セールは、値引きが引き出しやすいです。
納車も遅れているので2022年は早めの行動を
2022年の初売りや決算セールについては、「まずは急いでお店に行く」ことが重要です。例えばヤリスクロスの納車が4か月待ちになるなど、半導体不足で納車がかなり遅れています。初売りの時期にお店に行っても、決算までに間に合わない場合もあります。
クルマの買い替えを検討している人の中には「3月の車検までに」「新年度を新しいクルマで」と考えている人も多いでしょう。のんびりしていると3月中に納車されない可能性もあるので、新車を考えている人は検討もかねてお店に行ってみましょう。それでも間に合わない場合は、「登録済み未使用車」なども検討してみてください。