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値引き交渉は戦略を持って! 未使用車と競合させるのがよし
ワゴンR25周年記念車は、どれも買い得だと言える理由
ワゴンR「25周年記念車」の主な専用装備
25周年記念車は、ハイブリッド車ベースに売れ筋の3グレードに設定
1993年にデビューし、一世を風靡したワゴンR

スズキは、ワゴンRとワゴンRスティングレーに、特別仕様車「25周年記念車」を設定し、9月に発売を開始。ワゴンRやワゴンRスティングレーは、ハイト系ワゴンに属する軽自動車だ。長年ハイト系ワゴンをけん引してきたワゴンRの特別仕様車とあっては、見逃せない。
家計のことを考えると、できるだけ買い得に新車を購入したいと思うもの。この記事では、25周年記念車のワゴンRや、ワゴンRスティングレーの値引き交渉をお伝えする。装備に関する情報や、価格も記載している。ぜひ購入の際の参考にしていただきたい。

値引き交渉は戦略を持って! 未使用車と競合させるのがよし

値引きのテクニックとしては、標準車との比較や、より上級装備の付いた未使用車との競合がよい。25周年記念車以上に装備の良い登録済み未使用車と競合させて、値引きを引き出すのも効果的だ。もちろん、ムーヴやN-WGNと競合させるのもよい。

ワゴンRは、大量の登録済み未使用車が流通している。登録済み未使用車とは、買い手がいないのにディーラーが自社名で登録したクルマだ。登録しただけなので、新車と同程度のコンディションなのが特徴。
一度登録しているので、中古車扱いになる。その分、価格はかなり買い得になって多くの中古車店に並んでいる。

商談では、センスのない営業マンが「お買い得な仕様なので値引きできません」というトークをすることが多い。そういった際に、上記のような値引き交渉を駆使するとよいだろう。

ワゴンR25周年記念車は、どれも買い得だと言える理由

25周年記念車は、ハイブリッドモデルをベースに、助手席シートヒーターや専用装備、歩行者検知式自動ブレーキを含む予防安全装備「デュアルセンサーブレーキサポート」を全車に標準装備した。
ベースとなったモデル車の価格からの上り幅が少ないながら、装備が充実しているのがお得だと言える理由だ。

ワゴンR25周年記念車 HYBRID FXリミテッド

ベース車に対して約4万円の価格アップ。4万円高で、全車共通の装備に加え、以下の装備がプラスされる。

・IRカット機能付フロントガラス
・プレミアムUV&IRカットガラス(フロントドア)
・14インチアルミホイール
など

◆価格
・2WD 1,312,200円
・4WD 1,429,920円

ワゴンR 25周年記念車 HYBRID FZリミテッド

ベース車に対して約4万円の価格アップ。15インチアルミホイールやサイド&カーテンエアバッグなどが装備されて、約4万円の価格アップならお買い得だ。

◆価格
・2WD 1,425,600円
・4WD 1,543,320円

ワゴンRスティングレー 25周年記念車 HYBRID Xリミテッド

ベース車に対して約2万円弱の価格アップ。このモデルは、15インチアルミホイールが装着されている。もちろん全車共通の装備はされているため、買い得感を実感できる。

◆価格
・2WD 1,526,040円
・4WD 1,643,760円

ワゴンR「25周年記念車」の主な専用装備

各特別仕様車の詳しい専用装備を表にまとめたので、検討する際に利用してほしい。

全車共通

  • 助手席シートヒーター(2WD車)
  • 専用エンブレム[25th ANNIVERSARY](バックドア)

25周年記念車は、ハイブリッド車ベースに売れ筋の3グレードに設定

今回設定された25周年記念車は、全車ハイブリッド車で、グレードはFXリミテッド、FZリミテッド、スティングレーXリミテッドとなった。

この全グレードには、マイルドハイブリッドシステムであるISG(Integrated Starter Generator)が搭載されている。モーター機能付き発電機だ。
従来のモデルでは、モーター走行できなかった。しかし、6代目ワゴンRでは、発進時にモーターだけで最大10秒ほどクリープ走行ができるようになった。また、スズキには独自の軽量化技術があり、ライバル車に対して車重が軽い。
こうした技術により、ワゴンR25周年記念車は全車クラストップの33.4㎞/Lという低燃費を誇っている。

ワゴンR25周年記念車の装備類は、グレードにより異なる。
助手席シートヒーター(2WD車)や、専用エンブレムは全車共通。全体的に装備が向上しており、より満足度の高い仕様になった。
中でも、スティングレーの25周年記念車は、スズキとしては珍しくサイド&カーテンエアバッグを標準装備。充実した安全装備を備えた仕様になっている。

1993年にデビューし、一世を風靡したワゴンR

ワゴンRは、それまで無かったハイト系ワゴンと呼ばれるジャンルを確立した歴史的モデルだ。
初代ワゴンRが登場したのは1993年。当時、軽自動車といえば、アルトのようなタイプか1BOXタイプのみだった。そんな中、ワゴンRのスタイルは、自動車業界を震撼させた。

当然、デビュー直後から大人気モデルとなる。その後は、多くのライバル車が投入され、ハイト系ワゴンは軽自動車のスタンダードとなっていく。

軽自動車の定番となったハイト系ワゴンカテゴリーは、多くのライバル車があることもあり、非常に厳しい戦いとなった。厳しい戦いがあったことから、クルマはドンドンと進化した。
そんな厳しい戦いの中で、ワゴンRは2011年度まで、幾度となく軽自動車販売台数ナンバー1の座を獲得。ワゴンRブランドは強固なものとなっている。

ところが、2011年末にホンダがスーパーハイト系ワゴンのN-BOXを投入。両側スライドドアの使い勝手の良さと、高く広い室内は高く評価されN-BOXは大ヒットする。
あっという間に人気モデルとなり、N-BOXは2012年度軽自動車販売台数ナンバー1となった。

このN-BOXの登場で、軽自動車の人気カテゴリーは、ハイト系からスーパーハイト系へと移行。同時に、ワゴンRの販売台数は徐々に減っていった。
苦悩するワゴンRだったが、他メーカーにはないマイルドハイブリッドシステムを搭載。人気のスーパーハイト系勢に対抗し、2017年度は販売台数5位となっている。