コンパクトカー(国産車) 人気中古車オススメランキング 2016年秋

自動車ニュース / ガリバー

2016.9.7

コンパクトカー(国産車) 人気中古車オススメランキング 2016年秋

人気中古車 コンパクト国産車 おすすめランキング2016秋トヨタ アクア/日産ノート/プジョー208

コリズム編集長で車評論家の大岡氏に、この秋おすすめの中古車・コンパクトカーを聞きました。
しかも今回は、中古車選びの醍醐味でもある「知名度が低く新車では人気薄のため、
実は非常に良いクルマなのにお買い得!」な安くて良いクルマも、
裏車種」として厳選してもらいました。

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  • コンパクト国産車 ランキング ベスト1 トヨタ アクア

    トヨタ アクア

    アクアの魅力は、なんといっても35.4㎞/Lという世界トップレベルの低燃費性能だ。新型プリウスが登場するまで、毎月日本一売れているクルマだった。2014年末にはマイナーチェンジし、モデル末期に入ってきている。超ヒットモデルだけあり、中古車の流通量も豊富で選びやすい。一時期は高値だったが、最近では価格が下がりかなり買い得感が出てきている。その理由は、新型プリウス。新型の登場で、下取り車となった旧型プリウスが多く流通するようになった。需要より供給が上回り、旧型プリウスの価格はどんどん下落。ひとクラス下のアクアに近い価格にまで迫って来た。ひとクラス上のプリウスとアクアの価格差がある程度なければ、アクアの中古車が売れなくなる。そんな影響もあり、アクアもかなり価格を下げている。今では、2013年式という高年式のモデルで、130万円前後の予算があれば良質な中古車が狙えるようになっている。130万円というと、ハイト系ワゴンの軽自動車の新車価格並み。わずか、3年落ちで世界トップレベルの燃費をもつハイブリッド車が手に入るのは、かなり買い得感がある。

  • コンパクト国産車 ランキング ベスト2 日産ノート

    日産ノート

    ノートのデビューは、2012年。モデル後期に入ってきている。ノートの魅力は、このクラスでは数少ない歩行者検知式の自動ブレーキ「エマージェンシーブレーキ」が、モデル途中から標準装備されていることだ。サイドエアバッグ類はオプションとなるが、高い安全性能をもっている。ノートには、ガソリン車しかない。しかし、そのエンジンは、かなりユニーク。1.2Lミラーサイクル+スーパーチャージャーという組み合わせになっている。通常は1.2L車並みの燃費で、パワーが必要な時は瞬時にスーパーチャージャーが過給し、1.5L車並みの力強さを得ることができる。このエンジンも、何度か改良を受け燃費性能を上げている。また、ノートはアクアなどに比べ若干ボディサイズが大きい。そのため、広い室内空間をもつのも魅力のひとつ。自動ブレーキの標準装備化や凝ったエンジンなどで、価格はやや高めとなっている。中古車に関しては、流通量も多いこともありハイブリッド車と比べ価格もリーズナブル。

  • コンパクト国産車 ランキング ベスト3 プジョー208

    プジョー208

    輸入車だが、アクアやノートといったボディサイズとなるプジョー208。流通台数が少ないため、裏3位としている。208は2012年に登場。ボディサイズは、全長3975×全幅1740×全高1470mmとなっていて、国産コンパクトカーよりややワイドなサイズとなっている。208の魅力は、なんといってもスタイリッシュなデザインとコンパクトカーの枠を超えたしなやかなフットワーク。こうした部分は、国産コンパクトにはな部分だ。プジョー車は、国内でマイナーな存在ということもあり、リセールバリュー高くなりづらく、中古車価格もドイツ系輸入車に比べると安い。買い得感と、初めての輸入コンパクトカーとしての魅力もある。

オススメ ランキングの3台を比較

VSコンパクト国産車ランキングベスト3 の 燃費・経済性
  • アクア

    トヨタ アクア

    アクアの燃費経済性は、極めて高い。デビュー当時の燃費は、35.4㎞/L。最新モデルで燃費は37.0㎞/Lまで燃費を向上させている。ただ、アクアはハイブリッド車なので、オプションなどを装備すると新車価格は軽く200万円を超える。しかし、中古車になると、かなり経済性がアップする。人気車であったことから、流通量が多く価格も随分安くなってきている。2013年式で、すでに130万円前後の予算があれば、上質な中古車が選べる。3年で70万円も安くなった計算だ。世界トップレベルの低燃費を誇るハイブリッド車が、この価格というのはお買い得だ。

  • ノート

    日産 ノート

    ノートは、なかなか優れた燃費値を誇る。デビュー直後の燃費は24.0㎞/Lだったが、何度か改良やマイナーチェンジが施され、現在では26.2㎞/Lまで燃費を向上させた。この燃費値は、ガソリン車の中でクラストップレベルの実力。中古車マーケットでは、ハイブリッドのアクアが安くなっていることもあり、ガソリン車のノートが同等の価格では売れないので、さらに価格が安くなっている。2013年式で、90万円くらいの予算があれば良質の中古車が手に入るようになっている。ノートは未だ現行車。100万円を切る価格で高年式の現行車を手に入れることができる。

  • 208

    プジョー208

    初期の1.6L車は13.4㎞/L。最新の1.2Lターボ車は18.2㎞/Lと、燃費値という部分では国産車とは勝負にならない。ましてや、燃料がハイオク仕様なので、尚更、燃料経済性では大きく遅れを取っている。208は燃費で選ぶクルマではない。プジョー208のデザインやフットワークに魅力を感じているのなら、中古車価格は魅力的。2013年式では、わずかだが100万円を切っているものもある。150万円程度の予算があれば、上質なモデルが選べる。また、2016年式も買い得感がある。170万円くらいから手に入る。この価格だと、新車より50万円程度安くなっている計算だ。全般的に、ディーラー系中古車店は高価な価格設定となっている。

VSコンパクト国産車ランキングベスト3 の 装備・使い勝手
  • アクア

    トヨタ アクア

    アクアの装備で難点となるのは、自動ブレーキ。自動ブレーキ関連の安全装備「トヨタセーフティセンスC」が、ほぼ標準装備されたのは、2015年末。それも、歩行者検知式の自動ブレーキではない。それ以前のアクアには、自動ブレーキが用意されていないのだ。こうした安全装備を望むのであれば、かなり高年式のアクアを選ぶしかない。使い勝手面で注意しなくてはならないのは、ツーリングパッケージ(16インチホイール)装着車だ。この装備が装着されている車両は、最小回転半径が4.8mから5.7mにもなる。5.7mという数値は、大型ミニバンであるアルファード/ヴェルファイアと同等。そもそも、コンパクトカーは狭い場所や道で小回りが得意であるということだ。そのコンパクトカーの最小回転半径が5.7mもあるのでは本末転倒だ。狭い駐車場や道でクルマを使う機会が多い人、クルマの運転が苦手な初心者や高齢者は、16インチホイール装着車を選ばない方がいい。

  • ノート

    日産 ノート

    日産ノートの装備で注意しなくてはならないのは、デビュー直後の2012~2014年式だ。この車両には、横滑り防止装置(VDC)が標準装備化されていないのだ。横滑り防止装置は、安全面で非常に高い効果を発揮することから、今ではすべてのクルマに標準装備化が義務付けられている重要な装備。この年式付近の車両は、必ず横滑り防止装置(VDC)が装備されているか確認したい。安全装備面ではやや不安のある仕様だったが、モデル途中から、このクラスでは珍しい歩行者検知式自動ブレーキ「エマージェンシーブレーキ」をオプション設定とした。直近では標準装備されている。エマージェンシーブレーキ装着車は、横滑り防止装置も装備されているので安心だ。おすすめはエマージェンシーブレーキ装着車だ。また、ノートにはクルマの周辺画像を俯瞰から見たような画像にまとめたアラウンドビューモニターが設定されている。最新モデルでは移動物も検知してくれるので、安全性も高く運転の苦手な人に便利な機能だ。

  • 208

    プジョー208

    基本的な安全装備であるエアバッグは、6エアバッグが標準装備化されていて安心できるレベル。最新モデルには、ようやく30㎞/h以下で作動する簡易型自動ブレーキが装備された。208の場合、ミッションが色々ある。デビュー直後からしばらくは、4ATや5MT、6MTが装備されていた。その後、2ペダル式で自動変速機能付き5段MTが装備された。ややクセのあるミッションなので、このモデルは一度試乗して自分の好みに合うかどうか判断する必要がある。2015年後半から、待望の6ATが導入されているので、日本の顧客でも満足いくものとなった。

VSコンパクト国産車ランキングベスト3 の 走行性能
  • アクア

    トヨタ アクア

    アクアは、運動性能はなかなか高いものがある。その秘密は、ハイブリッド用のバッテリーだ。もともと、アクアは優れた燃費性能を得るために空気抵抗の少ない低い全高としている。さらに、この大きく重いバッテリーをリヤシート下に搭載。その結果、重心高が下がり低重心化されている。また、前方部分が重いFF(前輪駆動)なので、リヤシート下に重量物を設置したことで前後の重量バランスも良くなっているのだ。このバランスの良さが、なかなかスポーティな走りを生み出していて、運転が楽しいクルマに仕上がった。しかし、マイナーチェンジ前のモデルは、サスペンションのセッティングがイマイチで、乗り心地性能を含め、あまり褒められたものではなかった。マイナーチェンジ後は、乗り心地性能の向上や、空力特性なども含め一段と進化。完成度の高いモデルとなった。

  • ノート

    日産 ノート

    低燃費性能や歩行者検知式の自動ブレーキなどの高い安全性能をもっているノートだが、基本的に走って楽しいというタイプのクルマではない。乗り心地もややゴツゴツ感があり、いいとはいえず、直進安定性も微妙な状況。走って楽しいというタイプのクルマではなく、実用面を重視して選びたい。走りを重視するのであれば、ノートニスモと呼ばれるスポーツモデルが設定されているが、中古車ではまだ流通量が少ない。ノートのスーパーチャージャー付エンジンは、なかなか面白いフィーリング。アクセルをグッと踏み込むと、スーパーチャージャーが作動し、1.5L車並みの力強い加速を誇る。スーパーチャージャーの作動が多くなると燃費が悪くなるので、通常時のミラーサイクル状態でいかに走るかが燃費向上のコツとなる。少し頭を使いながら、繊細なアクセル操作ができると実燃費も向上する。

  • 208

    プジョー208

    実用性や燃費、経済性などでは国産コンパクトカーには敵わない208。しかし、走行性能面では、国産コンパクトカーを圧倒する。特に、乗り心地性能やハンドリング性能などは抜群だ。ステアリング操作にシッカリとクルマが応えてくれて、ドライバーのイメージ通りに走り抜ける。サスペンションは、ややコシの強いしなやかさがウリ。とくに、荒れた路面では抜群の路面追従性を発揮。これが、コンパクトカーの乗り味なのかと思うほど快適だ。一部にMT車もあり、運転が好きな人にはピッタリの1台といえる。

VSコンパクト国産車ランキングベスト3 の デザイン
  • アクア

    トヨタ アクア

    アクアは、優れた低燃費性能を得るために、ライバル車と比べるとかなり全高を抑えている。これは、空気抵抗を減らすためで、全高は1,455㎜と低い。このため、室内空間はやや狭く感じるかもしれないが、ワイド&ローなスタイルが強調されていて、可愛らしいスタイルの中にスポーティさもプラスされている。インテリアデザインは、カジュアルな雰囲気でまとめられている。しかし、質感面ではもうひとつといった印象で、全体的にプラスチック感が強いのが残念だ。

  • ノート

    日産 ノート

    ノートの外観デザインは、マイナーチェンジや改良を何度も繰り返す度に、少しずつ洗練されてきている。とくに、オプション装備が中心のLEDヘッドランプなどは、ノートのフェイスをより精悍にしてくれるアイテムだ。ライバル車を超える高級もある。また、ノートには多くのバリエーションがあり、エアロスタイル、ライダー、アクシス、ニスモが用意されていて、個性豊かな仕様となっている。こうしたモデルは、中古車の流通量はまだ少ないのが残念なところ。個性的な外観に比べ、インテリアはやや地味。最新モデルでは、シートのカラーバリエーションが増えたが、初期モデルのほとんどがブラック系の内装のみでシート生地も地味だ。

  • 208

    プジョー208

    スタイリッシュなデザインも208の魅力だ。ツリ目のヘッドライトなどひと目でプジョーとわかるデザインが採用されている。リヤまわりのデザインは、パンと面の張りが強調されていて、小さなボディながら力強さを感じさせる。インテリアは小径のステアリングが装備され、メーターはかなり上部に設置されるなど、プジョー独自のデザイン。タッチパネル式のモニターは使いにくいが、ドライバーを囲み込むようなコックピット感は、走る楽しさに満ちているデザインだ。

コンパクト国産車ランキングベスト3 の 知って得する中古車値引き交渉術

流通量が多く探しやすいコンパクトカー。まずは、異なる中古車店で同一車種の同じような仕様の車両を競合させてみるのが、値引きを引き出すポイントだ。3店舗くらい競合できれば、さらにいいだろう。各店舗が、自店のクルマのセールスポイントなどをアピールしてくるが、あくまで「予算重視で、より良いクルマ」という姿勢を崩さないことが大切。「高価で良いクルマ」というのは当たり前だからだ。
もうひとつポイントとして必ずチェックしてくべきことは、1回目の車検の時期とタイヤの状況。すぐに車検が来ると車検の整備代が必要になる。また、走行距離が2万キロを超えている車両と、4年以上経過した中古車のタイヤは必ずチェック。買ってすぐにタイヤ交換というのでは、こちらも出費がかさむ。こうした車検整備帯やタイヤ交換などは、クルマを買う時に交渉の材料として使うといい。一定の値引き額が出た後、車検整備代やタイヤ交換にかかる費用をサービスしてもらえるよう働きかけよう。コンパクトカーとはいえ、中古車なので消耗品などの維持費はそれなりにかかる。中古車を買う時に上手く交渉して、こうした維持費を軽減することも必要だ。
プジョー208は、流通量が少ないため、同一車種での競合は難しい。ライバル車は、輸入車ならフィアット500、フォルクスワーゲン ポロ、国産車ならアクア、デミオなどと競合させるといいだろう。こうしたマニアックなクルマは、どうしても指名買いと思われがちなので、競合車の見積りを先に提示しておくことが必要。指名買いだと分かった瞬間に、値引き交渉は暗礁に乗り上げてしまい売り手有利になるからだ。あくまでプジョーのデザインは魅力的だが「燃料がハイオクで、燃費も・・・」くらいの会話で、国産コンパクトカーにするか迷っているような素振りをみせるのが効果的だ。

その他のボディタイプ別 オススメランキング
  • 軽自動車ハイト系 燃費、小回り、街で乗るならやはり便利な軽。
  • 軽自動車スーパーハイト系 燃費と小回りに加えて、アウトドアにも!
  • ミニバン
  • コンパクト 輸入車 人気急上昇中!意外とコスパのいい車種多し。
  • SUV デザインと走りを重視する人へ。
  • 高級セダン いつかは乗りたい、王道スタイル。

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クルマ評論家 CORISM代表 大岡智彦 氏
クルマ評論家 CORISM代表大岡智彦 氏
CORISM編集長。自動車専門誌の編集長を経験後、ウェブの世界へ。新車&中古車購入テクニックから、試乗レポートが得意技。さらに、ドレスアップ関連まで幅広くこなす。最近では、ゴルフにハマルがスコアより道具。中古ゴルフショップ巡りが趣味。日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員

人気中古車 コンパクト国産車 おすすめランキング2016秋

コリズム編集長で車評論家の大岡氏に、この秋おすすめの中古車・コンパクトカーを聞きました。
しかも今回は、中古車選びの醍醐味でもある「知名度が低く新車では人気薄のため、実は非常に良いクルマなのにお買い得!」な安くて良いクルマも、「裏車種」として厳選してもらいました。

  • RANKING BEST 1トヨタ アクア

    トヨタ アクア

    アクアの魅力は、なんといっても35.4㎞/Lという世界トップレベルの低燃費性能だ。新型プリウスが登場するまで、毎月日本一売れているクルマだった。2014年末にはマイナーチェンジし、モデル末期に入ってきている。超ヒットモデルだけあり、中古車の流通量も豊富で選びやすい。一時期は高値だったが、最近では価格が下がりかなり買い得感が出てきている。その理由は、新型プリウス。新型の登場で、下取り車となった旧型プリウスが多く流通するようになった。需要より供給が上回り、旧型プリウスの価格はどんどん下落。ひとクラス下のアクアに近い価格にまで迫って来た。ひとクラス上のプリウスとアクアの価格差がある程度なければ、アクアの中古車が売れなくなる。そんな影響もあり、アクアもかなり価格を下げている。今では、2013年式という高年式のモデルで、130万円前後の予算があれば良質な中古車が狙えるようになっている。130万円というと、ハイト系ワゴンの軽自動車の新車価格並み。わずか、3年落ちで世界トップレベルの燃費をもつハイブリッド車が手に入るのは、かなり買い得感がある。

  • RANKING BEST 2日産 ノート

    日産 ノート

    ノートのデビューは、2012年。モデル後期に入ってきている。ノートの魅力は、このクラスでは数少ない歩行者検知式の自動ブレーキ「エマージェンシーブレーキ」が、モデル途中から標準装備されていることだ。サイドエアバッグ類はオプションとなるが、高い安全性能をもっている。ノートには、ガソリン車しかない。しかし、そのエンジンは、かなりユニーク。1.2Lミラーサイクル+スーパーチャージャーという組み合わせになっている。通常は1.2L車並みの燃費で、パワーが必要な時は瞬時にスーパーチャージャーが過給し、1.5L車並みの力強さを得ることができる。このエンジンも、何度か改良を受け燃費性能を上げている。また、ノートはアクアなどに比べ若干ボディサイズが大きい。そのため、広い室内空間をもつのも魅力のひとつ。自動ブレーキの標準装備化や凝ったエンジンなどで、価格はやや高めとなっている。中古車に関しては、流通量も多いこともありハイブリッド車と比べ価格もリーズナブル。

  • RANKING BEST 3プジョー 208

    プジョー208

    輸入車だが、アクアやノートといったボディサイズとなるプジョー208。流通台数が少ないため、裏3位としている。208は2012年に登場。ボディサイズは、全長3975×全幅1740×全高1470mmとなっていて、国産コンパクトカーよりややワイドなサイズとなっている。208の魅力は、なんといってもスタイリッシュなデザインとコンパクトカーの枠を超えたしなやかなフットワーク。こうした部分は、国産コンパクトにはな部分だ。プジョー車は、国内でマイナーな存在ということもあり、リセールバリュー高くなりづらく、中古車価格もドイツ系輸入車に比べると安い。買い得感と、初めての輸入コンパクトカーとしての魅力もある。

中古車オススメランキングの3台を比較

燃費・経済性
  • アクア

    アクアの燃費経済性は、極めて高い。デビュー当時の燃費は、35.4㎞/L。最新モデルで燃費は37.0㎞/Lまで燃費を向上させている。ただ、アクアはハイブリッド車なので、オプションなどを装備すると新車価格は軽く200万円を超える。しかし、中古車になると、かなり経済性がアップする。人気車であったことから、流通量が多く価格も随分安くなってきている。2013年式で、すでに130万円前後の予算があれば、上質な中古車が選べる。3年で70万円も安くなった計算だ。世界トップレベルの低燃費を誇るハイブリッド車が、この価格というのはお買い得だ。

  • ノート

    ノートは、なかなか優れた燃費値を誇る。デビュー直後の燃費は24.0㎞/Lだったが、何度か改良やマイナーチェンジが施され、現在では26.2㎞/Lまで燃費を向上させた。この燃費値は、ガソリン車の中でクラストップレベルの実力。中古車マーケットでは、ハイブリッドのアクアが安くなっていることもあり、ガソリン車のノートが同等の価格では売れないので、さらに価格が安くなっている。2013年式で、90万円くらいの予算があれば良質の中古車が手に入るようになっている。ノートは未だ現行車。100万円を切る価格で高年式の現行車を手に入れることができる。

  • 208

    初期の1.6L車は13.4㎞/L。最新の1.2Lターボ車は18.2㎞/Lと、燃費値という部分では国産車とは勝負にならない。ましてや、燃料がハイオク仕様なので、尚更、燃料経済性では大きく遅れを取っている。208は燃費で選ぶクルマではない。プジョー208のデザインやフットワークに魅力を感じているのなら、中古車価格は魅力的。2013年式では、わずかだが100万円を切っているものもある。150万円程度の予算があれば、上質なモデルが選べる。また、2016年式も買い得感がある。170万円くらいから手に入る。この価格だと、新車より50万円程度安くなっている計算だ。全般的に、ディーラー系中古車店は高価な価格設定となっている。

装備・使い勝手
  • アクア

    アクアの装備で難点となるのは、自動ブレーキ。自動ブレーキ関連の安全装備「トヨタセーフティセンスC」が、ほぼ標準装備されたのは、2015年末。それも、歩行者検知式の自動ブレーキではない。それ以前のアクアには、自動ブレーキが用意されていないのだ。こうした安全装備を望むのであれば、かなり高年式のアクアを選ぶしかない。使い勝手面で注意しなくてはならないのは、ツーリングパッケージ(16インチホイール)装着車だ。この装備が装着されている車両は、最小回転半径が4.8mから5.7mにもなる。5.7mという数値は、大型ミニバンであるアルファード/ヴェルファイアと同等。そもそも、コンパクトカーは狭い場所や道で小回りが得意であるということだ。そのコンパクトカーの最小回転半径が5.7mもあるのでは本末転倒だ。狭い駐車場や道でクルマを使う機会が多い人、クルマの運転が苦手な初心者や高齢者は、16インチホイール装着車を選ばない方がいい。

  • ノート

    日産ノートの装備で注意しなくてはならないのは、デビュー直後の2012~2014年式だ。この車両には、横滑り防止装置(VDC)が標準装備化されていないのだ。横滑り防止装置は、安全面で非常に高い効果を発揮することから、今ではすべてのクルマに標準装備化が義務付けられている重要な装備。この年式付近の車両は、必ず横滑り防止装置(VDC)が装備されているか確認したい。安全装備面ではやや不安のある仕様だったが、モデル途中から、このクラスでは珍しい歩行者検知式自動ブレーキ「エマージェンシーブレーキ」をオプション設定とした。直近では標準装備されている。エマージェンシーブレーキ装着車は、横滑り防止装置も装備されているので安心だ。おすすめはエマージェンシーブレーキ装着車だ。また、ノートにはクルマの周辺画像を俯瞰から見たような画像にまとめたアラウンドビューモニターが設定されている。最新モデルでは移動物も検知してくれるので、安全性も高く運転の苦手な人に便利な機能だ。

  • 208

    基本的な安全装備であるエアバッグは、6エアバッグが標準装備化されていて安心できるレベル。最新モデルには、ようやく30㎞/h以下で作動する簡易型自動ブレーキが装備された。208の場合、ミッションが色々ある。デビュー直後からしばらくは、4ATや5MT、6MTが装備されていた。その後、2ペダル式で自動変速機能付き5段MTが装備された。ややクセのあるミッションなので、このモデルは一度試乗して自分の好みに合うかどうか判断する必要がある。2015年後半から、待望の6ATが導入されているので、日本の顧客でも満足いくものとなった。

走行性能
  • アクア

    アクアは、運動性能はなかなか高いものがある。その秘密は、ハイブリッド用のバッテリーだ。もともと、アクアは優れた燃費性能を得るために空気抵抗の少ない低い全高としている。さらに、この大きく重いバッテリーをリヤシート下に搭載。その結果、重心高が下がり低重心化されている。また、前方部分が重いFF(前輪駆動)なので、リヤシート下に重量物を設置したことで前後の重量バランスも良くなっているのだ。このバランスの良さが、なかなかスポーティな走りを生み出していて、運転が楽しいクルマに仕上がった。しかし、マイナーチェンジ前のモデルは、サスペンションのセッティングがイマイチで、乗り心地性能を含め、あまり褒められたものではなかった。マイナーチェンジ後は、乗り心地性能の向上や、空力特性なども含め一段と進化。完成度の高いモデルとなった。

  • ノート

    低燃費性能や歩行者検知式の自動ブレーキなどの高い安全性能をもっているノートだが、基本的に走って楽しいというタイプのクルマではない。乗り心地もややゴツゴツ感があり、いいとはいえず、直進安定性も微妙な状況。走って楽しいというタイプのクルマではなく、実用面を重視して選びたい。走りを重視するのであれば、ノートニスモと呼ばれるスポーツモデルが設定されているが、中古車ではまだ流通量が少ない。ノートのスーパーチャージャー付エンジンは、なかなか面白いフィーリング。アクセルをグッと踏み込むと、スーパーチャージャーが作動し、1.5L車並みの力強い加速を誇る。スーパーチャージャーの作動が多くなると燃費が悪くなるので、通常時のミラーサイクル状態でいかに走るかが燃費向上のコツとなる。少し頭を使いながら、繊細なアクセル操作ができると実燃費も向上する。

  • 208

    実用性や燃費、経済性などでは国産コンパクトカーには敵わない208。しかし、走行性能面では、国産コンパクトカーを圧倒する。特に、乗り心地性能やハンドリング性能などは抜群だ。ステアリング操作にシッカリとクルマが応えてくれて、ドライバーのイメージ通りに走り抜ける。サスペンションは、ややコシの強いしなやかさがウリ。とくに、荒れた路面では抜群の路面追従性を発揮。これが、コンパクトカーの乗り味なのかと思うほど快適だ。一部にMT車もあり、運転が好きな人にはピッタリの1台といえる。

デザイン
  • アクア

    トヨタ アクア

    アクアは、優れた低燃費性能を得るために、ライバル車と比べるとかなり全高を抑えている。これは、空気抵抗を減らすためで、全高は1,455㎜と低い。このため、室内空間はやや狭く感じるかもしれないが、ワイド&ローなスタイルが強調されていて、可愛らしいスタイルの中にスポーティさもプラスされている。インテリアデザインは、カジュアルな雰囲気でまとめられている。しかし、質感面ではもうひとつといった印象で、全体的にプラスチック感が強いのが残念だ。

  • ノート

    日産 ノート

    ノートの外観デザインは、マイナーチェンジや改良を何度も繰り返す度に、少しずつ洗練されてきている。とくに、オプション装備が中心のLEDヘッドランプなどは、ノートのフェイスをより精悍にしてくれるアイテムだ。ライバル車を超える高級もある。また、ノートには多くのバリエーションがあり、エアロスタイル、ライダー、アクシス、ニスモが用意されていて、個性豊かな仕様となっている。こうしたモデルは、中古車の流通量はまだ少ないのが残念なところ。個性的な外観に比べ、インテリアはやや地味。最新モデルでは、シートのカラーバリエーションが増えたが、初期モデルのほとんどがブラック系の内装のみでシート生地も地味だ。

  • 208

    プジョー208

    スタイリッシュなデザインも208の魅力だ。ツリ目のヘッドライトなどひと目でプジョーとわかるデザインが採用されている。リヤまわりのデザインは、パンと面の張りが強調されていて、小さなボディながら力強さを感じさせる。インテリアは小径のステアリングが装備され、メーターはかなり上部に設置されるなど、プジョー独自のデザイン。タッチパネル式のモニターは使いにくいが、ドライバーを囲み込むようなコックピット感は、走る楽しさに満ちているデザインだ。

中古車値引き交渉術

流通量が多く探しやすいコンパクトカー。まずは、異なる中古車店で同一車種の同じような仕様の車両を競合させてみるのが、値引きを引き出すポイントだ。3店舗くらい競合できれば、さらにいいだろう。各店舗が、自店のクルマのセールスポイントなどをアピールしてくるが、あくまで「予算重視で、より良いクルマ」という姿勢を崩さないことが大切。「高価で良いクルマ」というのは当たり前だからだ。
もうひとつポイントとして必ずチェックしてくべきことは、1回目の車検の時期とタイヤの状況。すぐに車検が来ると車検の整備代が必要になる。また、走行距離が2万キロを超えている車両と、4年以上経過した中古車のタイヤは必ずチェック。買ってすぐにタイヤ交換というのでは、こちらも出費がかさむ。こうした車検整備帯やタイヤ交換などは、クルマを買う時に交渉の材料として使うといい。一定の値引き額が出た後、車検整備代やタイヤ交換にかかる費用をサービスしてもらえるよう働きかけよう。コンパクトカーとはいえ、中古車なので消耗品などの維持費はそれなりにかかる。中古車を買う時に上手く交渉して、こうした維持費を軽減することも必要だ。
プジョー208は、流通量が少ないため、同一車種での競合は難しい。ライバル車は、輸入車ならフィアット500、フォルクスワーゲン ポロ、国産車ならアクア、デミオなどと競合させるといいだろう。こうしたマニアックなクルマは、どうしても指名買いと思われがちなので、競合車の見積りを先に提示しておくことが必要。指名買いだと分かった瞬間に、値引き交渉は暗礁に乗り上げてしまい売り手有利になるからだ。あくまでプジョーのデザインは魅力的だが「燃料がハイオクで、燃費も・・・」くらいの会話で、国産コンパクトカーにするか迷っているような素振りをみせるのが効果的だ。

その他のボディタイプ別中古車オススメランキング

  • 軽自動車ハイト

    燃費、小回り、街で乗るならやはり便利な軽。

  • 軽自動車スーパーハイト

    燃費と小回りに加えて、アウトドアにも!

  • ミニバン

    広くて便利、ファミリーカーの代名詞

  • コンパクト輸入車

    人気急上昇中!意外とコスパのいい車種多し。

  • SUV

    デザインと走りを重視する人へ

  • 高級セダン

    いつかは乗りたい、王道スタイル。

クルマ評論家 CORISM代表 大岡智彦 氏
クルマ評論家 CORISM代表
大岡智彦 氏

CORISM編集長。自動車専門誌の編集長を経験後、ウェブの世界へ。新車&中古車購入テクニックから、試乗レポートが得意技。さらに、ドレスアップ関連まで幅広くこなす。最近では、ゴルフにハマルがスコアより道具。中古ゴルフショップ巡りが趣味。日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員

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