コンパクトカー(輸入車) 人気オススメランキング 2016夏

自動車ニュース / ガリバー

2016.5.31

コンパクトカー(輸入車) 人気オススメランキング 2016夏


コンパクトカー(輸入車) 人気おすすめランキングベスト3 2016夏BMW 2シリーズ アクティブツアラー/ミニ クラブマン/ボルボV40

車種選びにお悩みの方へ。
コリズム編集長で車評論家の大岡氏に、
この夏おすすめの新車・コンパクトカー(輸入車Cセグメント)を聞きました。

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※本ランキングには安全装備への言及がありますが、安全装備には作動条件や限界があります。機能を過信せず、安全運転を心がけましょう。

  • コンパクトカー ランキング ベスト1 BMW 2シリーズ アクティブツアラー

    BMW 2シリーズ アクティブツアラー

    2014年にBMW初のFF車として登場した2シリーズ アクティブツアラー。デビュー時は、ガソリン車だけだったが、2015年にはクリーンディーゼルを投入。さらに、2016年には、後輪にモーターを装着したPHVモデルを投入。ガソリン、クリーンディーゼル、PHVと3つのパワーユニットから選べるようになった。PHVモデルはやや高価ではあるものの、3種類ものパワーユニットを用意しているメーカーは、国産車ではほとんどない状況。2015-2016日本カー・オブ・ザ・イヤーにおいて、輸入車ナンバー1となるインポート・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞している。

  • コンパクトカー ランキング ベスト2 ミニ クラブマン

    ミニ クラブマン

    全長4m以下がほとんどを占めるBセグメントに属するミニブランドの中から飛び出し、フォルクスワーゲン ゴルフやメルセデス・ベンツAクラスなど、競合がひしめき合うCセグメントにチャレンジすることになったミニ クラブマン。ミニのブランドは好きだが、ボディサイズが小さ過ぎて実用性に欠けているということで、購入を見送っていた新たな顧客層を取り込むことができるようになった。また、2016年には2タイプのクリーンディーゼルが追加され、低燃費でパワフルな走りが楽しめるようになっている。

  • コンパクトカー ランキング ベスト3 ボルボ V40

    ボルボ V40

    PHVは無いものの、1.5LターボのT3、1.6LターボのT4、2.0LターボのT5とガソリン車だけで3タイプ。これに、加えて2.0LクリーンディーゼルのD4が投入され計4タイプものパワーユニットをもつボルボV40。そして、高く評価したいのは、世界でもトップレベルの自動ブレーキ関連安全装備であるインテリセーフ10が、全車に標準装備されている点だ。人間や自転車までも判別し、衝突を回避する自動ブレーキ機能など多彩な機能で自車や歩行者を守る。こうした機能が標準装備化されていることは、より安全なクルマがより多く街を走ることになり、交通死亡事故を減らすという視点では大きな社会貢献といえる。

オススメ ランキングの3台を比較

VSコンパクト輸入車ランキングベスト3 の 燃費・経済性
  • アクティブ
    ツアラー

    BMW 2シリーズ アクティブツアラー

    ガソリン車の218iは、直3 1.5Lターボで燃費は17.3㎞/L。225i xDriveは、直4 2.0Lターボ14.6㎞/L。クリーンディーゼルの218idは、直4 2.0Lターボで22.2㎞/L。PHVの225xeは、直3 1.5Lターボで17.6㎞/L、EV走行可能距離は42.4㎞/Lとなっている。225xe アクティブ ツアラー Luxuryは、488万円と少々高価。ディーゼルの218d アクティブ ツアラー M Sportは405万円で、ガソリンの218i アクティブ ツアラー M Sportは384万円。価格差は21万円と小さい。ガソリン車はハイオク仕様なので、軽油を使うディーゼルに比べ、燃料費は30円/L前後安いので、そこそこ距離を走る人なら元が取れるようになる。

  • クラブマン

    ミニ クラブマン

    直3 1.5Lターボのクーパークラブマンは、17.1㎞/L。直4 2.0LターボのクーパーSクラブマンは、16.6㎞/Lとなっている。新たに追加されたディーゼル車は、クーパーDクラブマンが2.0Lターボで22.0㎞/L。クーパーSDクラブマンは、2.0Lターボで22.7㎞/Lとなっている。ガンガン走りたいというのであれば、ガソリンのクーパーSがおすすめめだ。しかし、経済性やバランスを重視するのであれば、ディーゼルのクーパーDが良い。ガソリン車に比べ価格は20万円高い364万円となるが、燃料費差で元が取れる範囲だ。また、ミニの場合、リセールバリューが高いことも魅力で、短中期での乗り換え時にはメリットとなる。

  • V40

    ボルボ V40

    直3 1.5LターボのT3は、152psで16.5㎞/L。直4 1.6LターボのT4は、180psで16.2㎞/L。直4 2.0LディーゼルのD4が190psで20.0㎞/L。直4 2.0LターボのT5が245psで15.9㎞/Lとなっている。ディーゼルのD4の価格は349万円に対して、ガソリンのT3の価格は324万円。ディーゼルとの価格差は25万円。なかなか微妙な価格差だが、やはり軽油の安さや余裕ある大トルクは魅力的なので、おすすめはディーゼルのD4となる。

VSコンパクト輸入車ランキングベスト3 の 装備・使い勝手
  • アクティブ
    ツアラー

    BMW 2シリーズ アクティブツアラー

    アクティブツアラーは、全高1,550㎜というやや背高のシルエットをもつ。そのため、車内は解放感がある。この1,550㎜という全高は絶妙で、都市部に多い立体駐車場の全幅制限内。こうした立体駐車場を使う顧客もアクティブツアラーを購入することができる。また、荷室も広く468L(PHVは400L)。代表的なCセグメントの5ドアであるVWゴルフが380Lなので、全高が高いメリットを十分に活かした積載性の高さだ。しかし、最小回転半径は5.5mと、サイズの割には少々小回りが苦手。このクラスだと5m前後に抑えたいところだ。

  • クラブマン

    ミニ クラブマン

    ミニ クラブマンは、ボディサイズが大きくなり全長4,270×全幅1,800×全高1,470mmとなっている。このボディサイズは、フォルクスワーゲン ゴルフと同程度。そのため、荷室はミニより圧倒的に大きくなっていて360Lとなっている。さすがに、ゴルフほど広くはないが標準的な積載量だ。インテリアでは、センターコンソール上部にナビ機能を含むモニターがセットされた。操作はシフトレバー手前のダイヤルで行うので、タッチパネルに比べ手元を凝視しなくてよいので安全性も高い。ミニの魅力は、たくさんあるオプションから自分好みのものをチョイスし、自分だけの仕様にできるところだ。オプション類は高価なものが多いので、予算はかなり多めに考えておいた方がい良い。

  • V40

    ボルボ V40

    ボルボV40の装備で最も魅力的なのは、歩行者だけでなく、自転車までも検知し自動ブレーキを作動させるインテリセーフ10だ。前方だけでなく、後側方から接近する車両を検知し警報を発する機能や車線維持機能など多彩。さらに、縦列駐車をサポートするパーク・アシスト・パイロットなどの便利機能もある。この技術は世界トップレベルといえるものだ。この装備だけで、V40を買いたいと思うほど。使い勝手面では、標準的なモデルの最小回転半径は5.2mとクラスの標準値に収まっていて、日本でも使いやすい。しかし、T5になると5.7mにもなり、もはや大型ミニバン並みなので、狭いところでは使いにくい。また、V40はナビなどがオプションになっているケースが多い。購入時はこうしたオプション分を考慮して予算をたてる必要がある。

VSコンパクト輸入車ランキングベスト3 の 走行性能
  • アクティブ
    ツアラー

    BMW 2シリーズ アクティブツアラー

    BMW初のFFモデルということで、BMWらしいスポーティな走りは健在か? と、いう心配もあったが、それは杞憂だった。新世代のクリーンディーゼルエンジンは、もはやガソリン車と区別がつかないほどスムース。それでいて330Nmものトルクがあるので、余裕あるクルージングが可能。そして注目のPHVである225xeは、システム最大出力224ps&385Nmを誇り、わずか6.7秒(ヨーロッパ仕様車値)で100km/hまで加速可能。これだけの瞬発力をもちながら、125km/hまでEV走行が可能。また、42.4kmまでゼロ・エミッション走行できる。この2台に乗ってしまうと、あえてガソリン車を選ぶ理由が見つからないほどだ。

  • クラブマン

    ミニ クラブマン

    ミニの走りの魅力は、ゴーカートフィーリング。カーブを攻めると、まるでクルマが横飛びしながら走り抜ける感覚は、走る楽しさに満ちていた。クラブマンは、ボディが大きくなったことで、ミニほどのゴーカートフィーリングではなくなったが、それでもこのクラスでは、刺激的なハンドリング性能を誇る。新たに投入されたクーパーSDクラブマンの最大トルクは400Nmとクラストップレベル。この大トルクとキレキレのハンドリング性能の組み合わせは、とろけるようなドライビングプレジャーに満ち溢れている。

  • V40

    ボルボ V40

    V40は、グレードにより搭載するミッションが異なる。T3とT4は、6速ATなのに対して、T5とD4は8速ATという組み合わせになる。やはり、スムースさでは8速ATが勝る。おすすめはディーゼルのD4。D4の最大トルクはなんと400Nm。FFのCセグメントにおいて、クラストップレベルの大トルクを誇る。この大トルクは、非常にスポーティな味付けで、豪快な加速感は病みつきになるくらい刺激的だ。また、モデル途中で改良が施されていて、初期モデルでカタメだった乗り心地は、随分マイルドになっていて快適性がアップした。シャープなハンドリング性能は、そのままで全体の完成度が高まった印象だ。

VSコンパクト輸入車ランキングベスト3 の デザイン
  • アクティブ
    ツアラー

    BMW 2シリーズ アクティブツアラー

    背が高いシルエットをもっているが、ボンネットは前方に向けて急激に傾斜。低く睨みの効いたフロントフェイスは、BMW特有のやや前傾したキドニーグリルと特徴的な4灯式丸型のLEDヘッドが組み合わされていて、ひと目でBMWと分かるデザインにまとめている。インテリアは、広く解放感あるデザイン。前方に大きく傾斜したインパネは、空中に浮いているようにも見えアクティブツアラーの世界観を表現している。

  • クラブマン

    ミニ クラブマン

    ボディが大幅拡大されたことで、ミニらしさは消滅するかと思われていたが、どこから見てもミニだ。細部を見ると随分違うのだが、全体像はミニそのもの。一貫したミニデザインといえる。ただ、真横から見ると、ホイールベースが伸びたことで、やや間延びした感がある。インテリアデザインは、大きなセンターメーターは無くなり、普通のクルマのようにメインのメーターはドライバーの前に設置された。センターメーター風にしてあるが、そこには大きなモニターが入りナビなどの機能もプラスされている。インパネデザインそのものは、ベーシックなスタイルとなったが、質感の高い落ち着きのあるインテリア空間となっている。

  • V40

    ボルボ V40

    ドイツ車とは明らかに違う独自のデザインテイストをもつボルボV40。そのデザインのユニークさと美しさは、さすがスカンジナビアンデザインと呼べるもの。ドイツ系の機能美とは違う洗練さが魅力だ。大きき傾斜したAピラーや長いルーフはV40の特徴的な部分。ルーフが長いためか、ボルボはこのデザインをショートワゴンと呼んでいる。スカンジナビアンデザインを強くアピールしてるいのがインテリア。フリーフローティング・センタースタックは、ボルボのアイデンティティともいえ、洗練された美しさをアピールする。

コンパクト輸入車ランキングベスト3 の 知って得する新車値引き交渉術

このCセグメントに属するモデルは、日本や欧州など世界的に超激戦クラス。そのため、どのモデルも非常に高い完成度を誇るのが特徴だ。国内マーケットは、フォルクスワーゲン ゴルフがその中心にあり、メルセデス・ベンツAクラス、ボルボV40なども高い人気を誇っている。また、プジョー308やシトロエンC4などもあり選択肢は豊富。
このクラスのクルマを購入する際は、まずこうしたライバル車と競合させたい。一定の台数を確保したいクルマなので、値引きにも十分に応じる。ゴルフとAクラスは必ず競合車として加えておきたい車種だ。
厄介なのが、ミニ クラブマン。強力なブランド力を背景に、未だ値引きゼロという商売を続けている。大幅値引きは難しいが、これらの競合車と競合させることで、わずかな値引きかオプション、用品サービス程度は得ることができるので、諦めずにじっくりと商談したい。
また、輸入車を買う場合、時期が大切。ヤナセ扱いのAクラスなどは、ヤナセの決算である9月末に買うといい。販売目標の達成やヤナセにもメーカー側から多額のインセンティブが流れているので、大幅値引きが出やすい。そうした見積りをもって、ライバルと交渉するのもいい。
そして、もうひとつの大幅値引きが期待できるのが12月末。この時期は、インポーターの決算月。そのため、多くの自社登録車が出る。自社登録するくらいなら、大幅値引きしてでも一般顧客に売った方がいいので、値引き額が拡大する。もちろん、対象車は在庫車となる。
年が明け、1月末位になると、自社登録した登録済み未使用車が出てくる。ヤナセは10月以降から出始める。中古車扱いとなるため、価格も随分安くなっている上に、ディーラー系中古車店は早く売却し現金化しないといけないため、値引きもしてくれる。こうした登録済み未使用車は、一般の中古車店に並ぶとさらに安くなってくるので、気に入った仕様があればお買い得だ。

その他のボディタイプ別 オススメランキング
  • 軽自動車ハイト系 燃費、小回り、街で乗るならやはり便利な軽。
  • 軽自動車スーパーハイト系 燃費と小回りに加えて、アウトドアにも!
  • ミニバン
  • コンパクト 国産車 無難に選びたいなら、おいしいとこ取りのコレ!
  • SUV デザインと走りを重視する人へ。
  • 高級セダン いつかは乗りたい、王道スタイル。

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クルマ評論家 CORISM代表 大岡智彦 氏
クルマ評論家 CORISM代表大岡智彦 氏
CORISM編集長。自動車専門誌の編集長を経験後、ウェブの世界へ。新車&中古車購入テクニックから、試乗レポートが得意技。さらに、ドレスアップ関連まで幅広くこなす。最近では、ゴルフにハマルがスコアより道具。中古ゴルフショップ巡りが趣味。日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員

コンパクトカー(輸入車) 人気おすすめランキングベスト3 2016夏

車種選びにお悩みの方へ。
コリズム編集長で車評論家の大岡氏に、この夏おすすめの新車・コンパクトカー(輸入車Cセグメント)を聞きました。

※本ランキングには安全装備への言及がありますが、安全装備には作動条件や限界があります。機能を過信せず、安全運転を心がけましょう。

  • RANKING BEST 1BMW 2シリーズ
    アクティブツアラー

    BMW 2シリーズ アクティブツアラー

    2014年にBMW初のFF車として登場した2シリーズ アクティブツアラー。デビュー時は、ガソリン車だけだったが、2015年にはクリーンディーゼルを投入。さらに、2016年には、後輪にモーターを装着したPHVモデルを投入。ガソリン、クリーンディーゼル、PHVと3つのパワーユニットから選べるようになった。PHVモデルはやや高価ではあるものの、3種類ものパワーユニットを用意しているメーカーは、国産車ではほとんどない状況。2015-2016日本カー・オブ・ザ・イヤーにおいて、輸入車ナンバー1となるインポート・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞している。

  • RANKING BEST 2ミニ クラブマン

    ミニ クラブマン

    全長4m以下がほとんどを占めるBセグメントに属するミニブランドの中から飛び出し、フォルクスワーゲン ゴルフやメルセデス・ベンツAクラスなど、競合がひしめき合うCセグメントにチャレンジすることになったミニ クラブマン。ミニのブランドは好きだが、ボディサイズが小さ過ぎて実用性に欠けているということで、購入を見送っていた新たな顧客層を取り込むことができるようになった。また、2016年には2タイプのクリーンディーゼルが追加され、低燃費でパワフルな走りが楽しめるようになっている。

  • RANKING BEST 3ボルボ V40

    ボルボ V40

    PHVは無いものの、1.5LターボのT3、1.6LターボのT4、2.0LターボのT5とガソリン車だけで3タイプ。これに、加えて2.0LクリーンディーゼルのD4が投入され計4タイプものパワーユニットをもつボルボV40。そして、高く評価したいのは、世界でもトップレベルの自動ブレーキ関連安全装備であるインテリセーフ10が、全車に標準装備されている点だ。人間や自転車までも判別し、衝突を回避する自動ブレーキ機能など多彩な機能で自車や歩行者を守る。こうした機能が標準装備化されていることは、より安全なクルマがより多く街を走ることになり、交通死亡事故を減らすという視点では大きな社会貢献といえる。

オススメランキングの3台を比較

燃費・経済性
  • アクティブツアラー

    ガソリン車の218iは、直3 1.5Lターボで燃費は17.3㎞/L。225i xDriveは、直4 2.0Lターボ14.6㎞/L。クリーンディーゼルの218idは、直4 2.0Lターボで22.2㎞/L。PHVの225xeは、直3 1.5Lターボで17.6㎞/L、EV走行可能距離は42.4㎞/Lとなっている。225xe アクティブ ツアラー Luxuryは、488万円と少々高価。ディーゼルの218d アクティブ ツアラー M Sportは405万円で、ガソリンの218i アクティブ ツアラー M Sportは384万円。価格差は21万円と小さい。ガソリン車はハイオク仕様なので、軽油を使うディーゼルに比べ、燃料費は30円/L前後安いので、そこそこ距離を走る人なら元が取れるようになる。

  • クラブマン

    直3 1.5Lターボのクーパークラブマンは、17.1㎞/L。直4 2.0LターボのクーパーSクラブマンは、16.6㎞/Lとなっている。新たに追加されたディーゼル車は、クーパーDクラブマンが2.0Lターボで22.0㎞/L。クーパーSDクラブマンは、2.0Lターボで22.7㎞/Lとなっている。ガンガン走りたいというのであれば、ガソリンのクーパーSがおすすめめだ。しかし、経済性やバランスを重視するのであれば、ディーゼルのクーパーDが良い。ガソリン車に比べ価格は20万円高い364万円となるが、燃料費差で元が取れる範囲だ。また、ミニの場合、リセールバリューが高いことも魅力で、短中期での乗り換え時にはメリットとなる。

  • V40

    直3 1.5LターボのT3は、152psで16.5㎞/L。直4 1.6LターボのT4は、180psで16.2㎞/L。直4 2.0LディーゼルのD4が190psで20.0㎞/L。直4 2.0LターボのT5が245psで15.9㎞/Lとなっている。ディーゼルのD4の価格は349万円に対して、ガソリンのT3の価格は324万円。ディーゼルとの価格差は25万円。なかなか微妙な価格差だが、やはり軽油の安さや余裕ある大トルクは魅力的なので、おすすめはディーゼルのD4となる。

装備・使い勝手
  • アクティブツアラー

    アクティブツアラーは、全高1,550㎜というやや背高のシルエットをもつ。そのため、車内は解放感がある。この1,550㎜という全高は絶妙で、都市部に多い立体駐車場の全幅制限内。こうした立体駐車場を使う顧客もアクティブツアラーを購入することができる。また、荷室も広く468L(PHVは400L)。代表的なCセグメントの5ドアであるVWゴルフが380Lなので、全高が高いメリットを十分に活かした積載性の高さだ。しかし、最小回転半径は5.5mと、サイズの割には少々小回りが苦手。このクラスだと5m前後に抑えたいところだ。

  • クラブマン

    ミニ クラブマンは、ボディサイズが大きくなり全長4,270×全幅1,800×全高1,470mmとなっている。このボディサイズは、フォルクスワーゲン ゴルフと同程度。そのため、荷室はミニより圧倒的に大きくなっていて360Lとなっている。さすがに、ゴルフほど広くはないが標準的な積載量だ。インテリアでは、センターコンソール上部にナビ機能を含むモニターがセットされた。操作はシフトレバー手前のダイヤルで行うので、タッチパネルに比べ手元を凝視しなくてよいので安全性も高い。ミニの魅力は、たくさんあるオプションから自分好みのものをチョイスし、自分だけの仕様にできるところだ。オプション類は高価なものが多いので、予算はかなり多めに考えておいた方がい良い。

  • V40

    ボルボV40の装備で最も魅力的なのは、歩行者だけでなく、自転車までも検知し自動ブレーキを作動させるインテリセーフ10だ。前方だけでなく、後側方から接近する車両を検知し警報を発する機能や車線維持機能など多彩。さらに、縦列駐車をサポートするパーク・アシスト・パイロットなどの便利機能もある。この技術は世界トップレベルといえるものだ。この装備だけで、V40を買いたいと思うほど。使い勝手面では、標準的なモデルの最小回転半径は5.2mとクラスの標準値に収まっていて、日本でも使いやすい。しかし、T5になると5.7mにもなり、もはや大型ミニバン並みなので、狭いところでは使いにくい。また、V40はナビなどがオプションになっているケースが多い。購入時はこうしたオプション分を考慮して予算をたてる必要がある。

走行性能
  • アクティブツアラー

    BMW初のFFモデルということで、BMWらしいスポーティな走りは健在か? と、いう心配もあったが、それは杞憂だった。新世代のクリーンディーゼルエンジンは、もはやガソリン車と区別がつかないほどスムース。それでいて330Nmものトルクがあるので、余裕あるクルージングが可能。そして注目のPHVである225xeは、システム最大出力224ps&385Nmを誇り、わずか6.7秒(ヨーロッパ仕様車値)で100km/hまで加速可能。これだけの瞬発力をもちながら、125km/hまでEV走行が可能。また、42.4kmまでゼロ・エミッション走行できる。この2台に乗ってしまうと、あえてガソリン車を選ぶ理由が見つからないほどだ。

  • クラブマン

    ミニの走りの魅力は、ゴーカートフィーリング。カーブを攻めると、まるでクルマが横飛びしながら走り抜ける感覚は、走る楽しさに満ちていた。クラブマンは、ボディが大きくなったことで、ミニほどのゴーカートフィーリングではなくなったが、それでもこのクラスでは、刺激的なハンドリング性能を誇る。新たに投入されたクーパーSDクラブマンの最大トルクは400Nmとクラストップレベル。この大トルクとキレキレのハンドリング性能の組み合わせは、とろけるようなドライビングプレジャーに満ち溢れている。

  • V40

    V40は、グレードにより搭載するミッションが異なる。T3とT4は、6速ATなのに対して、T5とD4は8速ATという組み合わせになる。やはり、スムースさでは8速ATが勝る。おすすめはディーゼルのD4。D4の最大トルクはなんと400Nm。FFのCセグメントにおいて、クラストップレベルの大トルクを誇る。この大トルクは、非常にスポーティな味付けで、豪快な加速感は病みつきになるくらい刺激的だ。また、モデル途中で改良が施されていて、初期モデルでカタメだった乗り心地は、随分マイルドになっていて快適性がアップした。シャープなハンドリング性能は、そのままで全体の完成度が高まった印象だ。

デザイン
  • アクティブツアラー

    アクティブツアラー

    背が高いシルエットをもっているが、ボンネットは前方に向けて急激に傾斜。低く睨みの効いたフロントフェイスは、BMW特有のやや前傾したキドニーグリルと特徴的な4灯式丸型のLEDヘッドが組み合わされていて、ひと目でBMWと分かるデザインにまとめている。インテリアは、広く解放感あるデザイン。前方に大きく傾斜したインパネは、空中に浮いているようにも見えアクティブツアラーの世界観を表現している。

  • クラブマン

    ミニ クラブマン

    ボディが大幅拡大されたことで、ミニらしさは消滅するかと思われていたが、どこから見てもミニだ。細部を見ると随分違うのだが、全体像はミニそのもの。一貫したミニデザインといえる。ただ、真横から見ると、ホイールベースが伸びたことで、やや間延びした感がある。インテリアデザインは、大きなセンターメーターは無くなり、普通のクルマのようにメインのメーターはドライバーの前に設置された。センターメーター風にしてあるが、そこには大きなモニターが入りナビなどの機能もプラスされている。インパネデザインそのものは、ベーシックなスタイルとなったが、質感の高い落ち着きのあるインテリア空間となっている。

  • V40

    V40

    ドイツ車とは明らかに違う独自のデザインテイストをもつボルボV40。そのデザインのユニークさと美しさは、さすがスカンジナビアンデザインと呼べるもの。ドイツ系の機能美とは違う洗練さが魅力だ。大きき傾斜したAピラーや長いルーフはV40の特徴的な部分。ルーフが長いためか、ボルボはこのデザインをショートワゴンと呼んでいる。スカンジナビアンデザインを強くアピールしてるいのがインテリア。フリーフローティング・センタースタックは、ボルボのアイデンティティともいえ、洗練された美しさをアピールする。

新車値引き交渉術

このCセグメントに属するモデルは、日本や欧州など世界的に超激戦クラス。そのため、どのモデルも非常に高い完成度を誇るのが特徴だ。国内マーケットは、フォルクスワーゲン ゴルフがその中心にあり、メルセデス・ベンツAクラス、ボルボV40なども高い人気を誇っている。また、プジョー308やシトロエンC4などもあり選択肢は豊富。
このクラスのクルマを購入する際は、まずこうしたライバル車と競合させたい。一定の台数を確保したいクルマなので、値引きにも十分に応じる。ゴルフとAクラスは必ず競合車として加えておきたい車種だ。
厄介なのが、ミニ クラブマン。強力なブランド力を背景に、未だ値引きゼロという商売を続けている。大幅値引きは難しいが、これらの競合車と競合させることで、わずかな値引きかオプション、用品サービス程度は得ることができるので、諦めずにじっくりと商談したい。
また、輸入車を買う場合、時期が大切。ヤナセ扱いのAクラスなどは、ヤナセの決算である9月末に買うといい。販売目標の達成やヤナセにもメーカー側から多額のインセンティブが流れているので、大幅値引きが出やすい。そうした見積りをもって、ライバルと交渉するのもいい。
そして、もうひとつの大幅値引きが期待できるのが12月末。この時期は、インポーターの決算月。そのため、多くの自社登録車が出る。自社登録するくらいなら、大幅値引きしてでも一般顧客に売った方がいいので、値引き額が拡大する。もちろん、対象車は在庫車となる。
年が明け、1月末位になると、自社登録した登録済み未使用車が出てくる。ヤナセは10月以降から出始める。中古車扱いとなるため、価格も随分安くなっている上に、ディーラー系中古車店は早く売却し現金化しないといけないため、値引きもしてくれる。こうした登録済み未使用車は、一般の中古車店に並ぶとさらに安くなってくるので、気に入った仕様があればお買い得だ。

その他のボディタイプ別オススメランキング

  • 軽自動車ハイト

    燃費、小回り、街で乗るならやはり便利な軽。

  • 軽自動車スーパーハイト

    燃費と小回りに加えて、アウトドアにも!

  • ミニバン

    広くて便利、ファミリーカーの代名詞

  • コンパクト国産車

    無難に選びたいなら、おいしいとこ取りのコレ!

  • SUV

    デザインと走りを重視する人へ

  • 高級セダン

    いつかは乗りたい、王道スタイル。

クルマ評論家 CORISM代表 大岡智彦 氏
クルマ評論家 CORISM代表
大岡智彦 氏

CORISM編集長。自動車専門誌の編集長を経験後、ウェブの世界へ。新車&中古車購入テクニックから、試乗レポートが得意技。さらに、ドレスアップ関連まで幅広くこなす。最近では、ゴルフにハマルがスコアより道具。中古ゴルフショップ巡りが趣味。日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員

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