自家用車は新車・中古車を購入するのが一般的ですが、新しいクルマとの付き合い方として注目されているのが カーリースです。

この記事の目次 CONTENTS
カーリースとは?
カーリースのメリットとは?
カーリースのデメリットとは?
長く乗るなら購入した方が経済的
短期なら、3ヶ月で車乗り換え放題の「NOREL(ノレル)」も一つの手

ライター紹介

221616 編集部

世の中の自動車ニュースとは一味違う視点でスローニュースを発信。編集部員はクルマ初心者からクルマをこよなく愛するマニアまで幅広いメンバーで構成。全国のガリバーで売れている中古車や車のスタッフレポートなど、生の情報をお届け中。

カーリースとは?

カーリースとは、ユーザーの好みのクルマを、月々のリース料を支払うことで一定の期間貸し出す仕組みのこと。契約期間は数ヶ月間~数年間と長期に渡り、ユーザーの生活スタイルに合わせて新車をマイカーのように乗ることができ、契約期間が終わればリースを延長するか、他のクルマで再度リースを利用したり、残価を支払ってリース車を買い取ることも可能です。

そんなカーリースですが「法人ならメリットは多いけど、個人ユーザーが利用するのはメリットがない」と聞きますが、実際はよくわからないという方も多いのではないでしょうか。長期間乗るのであればいっそのこと購入した方が良いと考える方も多いようです。

カーリースのメリットとは?

実際のところカーリースはどのような方が利用すればお得で、購入した場合との違いは何なのでしょうか?今回は「カーリースのメリット・デメリット」に焦点を当てて話をしてみたいと思います。

税金や保険などのわずらわしい手続きが不要

まず、自動車を保有する場合に必要な税金や保険の支払い・手続きをリース会社に代行してもらえます。車検手続きや故障の対応も代わりに行ってくれますので、自分であれこれ考えたり悩んだりする必要がなく、精神的にもとてもラクですね。

経済的な負担が軽い

新車を購入する場合、初期費用としてまとまった資金が必要ですが、リースであれば高額な初期費用の負担がなく、月々の支払い金額を抑えて新車に乗ることができます。
また、車検やメンテナンス費用などの維持費も、全て毎月の支払いに入っているので、余計な出費をしなくて済みますし、リース会社によってはガソリン代が安くなったり、洗車をしてもらえるなどのサービスを受けられるメリットもあります。

事故の際の面倒な手続きを代行してもらえる

万が一事故を起こしてしまった場合でも、クルマの修理や保険といった諸々の面倒な事故処理も一括代行してもらえますので、事故後の対応もスムーズです。

気になっているクルマを試せる

欲しいクルマがあるけれど購入しようかどうか迷っている、そんな時にとりあえず借りて試すことができるというのもカーリースのメリット。リースして長期間使用すれば、レンタカーを借りて一日乗ってみただけではわからないそのクルマの良いところも悪いところも、十分に体験できますね。

急な転勤にも対応できる

転勤や単身赴任となった方にも、カーリースは心強い味方です。地方や海外に行って働くことになればクルマが必要になることもあると思いますが、地域によっては近くにレンタカーショップが無いということもあります。そうした場合に、一時的な転居先で数年単位の契約で安く借りられるカーリースはとても便利です。

カーリースのデメリットとは?

このようにカーリースにメリットが多く、「これなら新車はもちろん、中古車を買うよりもお得だな?」と思われる方もいるかもしれません。
しかし、カーリースにも短所はあります。今度はデメリットを見ていきましょう。

途中で解約すると解約金が発生する

カーリースは契約期間が決まっているので、契約期間内に現在乗っているクルマを解約するという場合、解約金が発生してしまいます。たとえば結婚して子供ができて家族も増え、もっと大きなクルマが必要になったとしても、カーリースの場合は気軽に乗り換えられません。

支払いが完了しても自分の所有物にはならない

カーリースで乗るクルマは、あくまでもリース会社の所有物なので、契約期間終了後は契約期間を延長するか、新たなクルマを契約するなりしないと、乗り続けることはできません。使える自動車がないという状況になってしまいます。
もしリース期間よりも長く乗りたいという場合、登録済み未使用車など新車に近い中古車を購入した方が、新車よりもマイカーを安く手に入れることができる上に、自分の所有物としてずっと乗り続けることができます。

リース満了時に差額を請求されることがある

カーリースで利用しているクルマで、多額の修理費用を必要とする大きな破損や事故を起した場合などは、本来無事故であった場合のクルマとしての価値との差額をリース期間の満了時に請求されます。
また、契約期間中の走行距離が決められているので、距離を多く走った場合も満了時に差額を支払うことになります。

カスタマイズを楽しめない

リースのクルマはあくまでリース会社の所有物ですから、改造はできません。クルマに加工が必要なパーツで自由にカスタマイズというわけにはいきませんので、クルマをあれこれイジりたいという方には、ちょっと辛いかもしれませんね。

リース車を買い取る場合は購入するよりも割高になる

カーリースの契約期間終了後に、乗っていたクルマを返却するのではなく自分で買い取ること選択した場合、初めからクルマを購入した場合と比べて、支払いの総額では割高となってしまうケースが多いようです。これはカーリースの最大のデメリットと言えるかもしれません。

長く乗るなら購入した方が経済的

このように、カーリースは、所有にこだわらずいろんな新車に乗ってみたいという方にはおススメですが、あらかじめ長くそのクルマに乗ることがわかっているなら、カーリースよりも走行の少ない未使用の中古車などを購入した方が賢明でしょう。

短期なら、3ヶ月で車乗り換え放題の「NOREL(ノレル)」も一つの手

ご自分の生活スタイルや働き方と照らし合わせて、カーリースを利用した方が得か購入する方が得かよくよく考えてから決めましょう。
ちなみに、ガリバーには全く新しいクルマ所有のカタチ、NOREL(ノレル)というサービスがあります。月19,800円からいろんな車に乗れます。車検や保険代も不要。好きなクルマに乗り放題、乗り換え放題。