メンテナンスメモvol.8 「駆動ベルトの換え時は?」 この写真の数字の並びになるくらい長い時間楽しんでいただくのは、理想の「愛する車」のカタチ。ここに辿り着く迄に、メンテナンスにも気をお遣いいただいた事でしょう。

タイヤやワイパー等の黒い消耗品の次に劣化して交換しなければならない黒いもの・・・それはベルト。
エンジンの外(手前)に見えるのが工藤ベルト・・・ん?ではなく、駆動ベルト。ベルトはエンジンの機種により1~3本付いておりますが、交換すると部品と工賃合わせて6,000~15,000円位でしょうか。

交換の目安は走行距離5万キロ毎です。その前にボンネットの中から、エンジン始動時や加速時に「きゅるきゅるきゅるー」という高い音が聞こえてきたらベルトが緩んできているので、一度整備工場に行ってみましょう。

締め直しで問題なしならばいいのですが、ひびが入って割れていたりすると交換です(おクルマを査定する時にはオーディオのボリュームを下げて、きゅるきゅるが聞こえないか確認していたりします)。

未だ切れていないからぁと放っておくと、ひび→われ→ぶっつり!→オーバーヒートやバッテリー上がりに。整備工場で「替えときましょ」と薦められたら「よろしくね」と頼んでみて下さい。

※都市伝説で「ファンベルト切れたら、ストッキングをくくりつけるとなんとかなる!」というのを聞いた事がありますが、「そんなの無理。きつく締める(抵抗強くする)のに、あんなに伸びたら・・・」とは、先輩メカニック氏の弁。