![新型トヨタ プリウス プラグインハイブリッド(PHV)画像](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/drivinghigh/20220928/20220928060432.jpg)
トヨタ プリウス プラグインハイブリッドは77%ものランニングコストを削減!
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ようやくトヨタ初のリチウムイオン電池を搭載したハイブリッド車、プリウス、プラグインハイブリッド(PHV)がデビューした。と、いっても一般のユーザーが手に入れることはできない。これから2年程度の間は、主に日・米・欧の官公庁や一部の企業などを中心に約600台をリース販売する。
このプリウス、プラグインハイブリッド(PHV)は、簡単にいうと今まで搭載していたニッケル水素電池から待望のパナソニック製リチウムイオン電池に切り替え、5.2kwhと4倍の容量をもつ。同じリチウムイオン電池を搭載する純電気自動車である三菱のi-MiEV(アイミーブ)の電池容量が16kwhなので、i-MiEV(アイミーブ)と比べるとプリウス、プラグインハイブリッド(PHV)は、約3分の1の電池容量。そのため、プリウス、プラグインハイブリッド(PHV)が電気だけで走るEVモードの走行距離は23.4kmと短い。
ただし、日常での走行距離は1日25km以下のユーザーが約半数だというから、この電池容量でも十分だという。燃費というのが正しいのかどうか分からないが、JC08の燃費基準に当てはめると、プリウスPHVは57.0km/lという脅威の燃費を叩き出している。これをCO2の排出量をプリウスクラスのガソリン車と比べると、なんと90%もの削減になるという。また、ランニングコストも130円/lのガソリン、深夜電力の使用を前提にすると、77%のコスト削減になる。充電時間は、通常のコンセントの電源200Vで約100分、100Vなら約180分と容量が小さいだけあり、充電時間も短いのが特徴だ。
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100km/hまでモーターで走行できるようになった!
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さて、試乗だ。電池がなくなるまでは、基本的にEV走行となるのが普通のプリウスと違うところ。普通のプリウスも、実際の一般道でジワっとアクセルを踏めば55km/hくらいまではEV走行をしてくれる。ただし、実際の道路環境ではなかなかエコランをするのは難しく、ほとんど30km/h程度になるとエンジンがかかってしまうのが現状だ。
ところが、プリウスPHVは、床までアクセルを踏み切らない限り100km/hまでEV走行をする。モーターは普通のプリウスと同じ60kwの出力をもつものを使用。60kwという出力は、意外に少ないように感じるかもしれないが、最大トルクが瞬時に出るので数値以上の速さだ。感覚的には2リッタークラスの加速を感じた。100km/hまでEV走行するといっても、急加速が必要なときは床までアクセルを踏むとエンジンが瞬時に始動して、さらなる加速をしてくれる。もはや、これ以上ナニを望むのか? そう思えるほどの完成度だった。 プリウスPHVは、リチウムイオン電池を搭載することで約140kg車重が増え1490kgとなった。電池が搭載されるリヤのカーゴスペース下に電池が搭載されているためか、一段と重心が高くなったように感じた。若干、電池のスペースが大きくなったことによりカーゴスペースは約40ミリ高さが増しているのが特徴だ。
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プリウス プラグインハイブリッドの価格は250万円?
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トヨタはこのプリウスPHVを2年後に数万台規模・手の届く価格での市販を目指すとしている。併売されるであろう普通のプリウスとプリウスPHVの価格差を、燃料のランニングコスト代でペイできる範囲に抑えて行きたいという。そう考えると、普通のプリウスとプリウスPHVの価格差は30万円程度以内ではないだろうか。つまり、一番売れているプリウスSグレードの価格が220万円だから、プリウスPHVの価格は250万円くらいで発売されるということだろうか?
仮にプリウスPHVの価格が250万円程度になったとしたら、プリウスPHV人気に拍車がかかることは確実。電気自動車が台頭するとはいえ、現実的な走行距離を考えると、ガソリンエンジンと電気自動車のイイとこ取りをしたプリウスPHVが、恐らく15年くらい自動車社会の中心になるだろう。
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トヨタの次世代自動車「プリウス プラグインハイブリッド」いよいよデビュー! 〜まずは日・米・欧へ600台先行導入、2年後に市販化へ〜
【新車情報】 (2009.12.14)
トヨタは、次世代自動車として注目を集めるプラグインハイブリッド車(PHV)『プリウス プラグイン ハイブリッド(PHV)』を発表した。3代目 プリウス「S」グレードをベースに、電池容量を増やしたリチウムイオン電池を新搭載。家庭用電源から充電を可能とするEV(電気自動車)としても使用出来るようにした。まず2010年前半にかけて日・米・欧の法人や官公庁などの特定顧客へ600台を順次導入。2年後の2011年には正式な市販化を開始し、年間数万台規模での販売を目指す。 >> 記事全文を読む |
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【三菱 i-MiEV(iミーブ) 対 トヨタ プリウス 徹底評価】ザ・対決 比較試乗
【特集】 written by
CORISM編集部 (2009.12.15)
エコカーとしてもはや当たり前となったハイブリッドカー。その代表は、やはりトヨタ プリウスだろう。それに対し、次世代のエコカーとして注目されるのが電気自動車で、三菱のi-MiEV(アイ ミーブ)が代表格。今回はそんな2台を対決比較した。 >> 記事全文を読む |
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【速報! COTY 2009-2010】『第30回 日本カー・オブ・ザ・イヤー2009-2010』は「トヨタ プリウス」が受賞! 「インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」にはフォルクスワーゲン ゴルフが決定!!
【特集】 written by
CORISM編集部 (2009.10.21)
今年最も優れた車を選ぶ「第30回 2009-2010 日本カー・オブ・ザ・イヤー」に『トヨタ プリウス』が選出された。またインポート・カー・オブ・ザ・イヤーに『フォルクスワーゲン ゴルフ』、モーストファン賞に『日産 フェアレディZ』、アドバンストテクノロジー賞に『三菱 i-MiEV』、ベストバリュー賞に『スバル レガシィ シリーズ』、ベストサードディケード賞に『初代 ホンダ フィット』がそれぞれ受賞した。 >> 記事全文を読む |
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【トヨタ 新型 SAI(サイ) 新車情報】トヨタのハイブリッドカー攻勢、さらに続く! プリウスに続く上級ハイブリッド専用車「サイ(SAI)」がデビュー!
【新車情報】 written by
CORISM編集部 (2009.10.20)
0月20日、トヨタは上級ハイブリッド専用車であるSAI(サイ)を発表した。何かと話題のハイブリッドカー市場に登場した上級セダンで、プリウスと同じくハイブリッド専用車で、開発のキーワードは「才」と「彩」だという。 >> 記事全文を読む |
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「トヨタ プリウス」Gマーク ベスト15に選定〜グッドデザイン大賞候補にノミネート〜
【ニュース】 (2009.10.07)
財団法人日本産業デザイン振興会が主催する2009年度グッドデザイン賞で、トヨタは新型「プリウス」がグッドデザイン賞ベスト15に選ばれるとともに、グッドデザイン大賞の候補に選出された。 >> 記事全文を読む |
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【東京モーターショー2009】市販間近のプリウス プラグインハイブリッドが日本初登場! 「トヨタ プリウス プラグインハイブリッド コンセプト」[コンセプトカー]
【新車情報】 written by
CORISM編集部 (2009.10.06)
市販化が予定されているプリウス プラグインハイブリッド コンセプトがフランクフルトショーに続き、国内でも初お披露目。55km/Lの驚異的な燃費をマークする。 >> 記事全文を読む |
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【国沢 光宏の新型プリウス自腹購入日記 Vol.8】プリウスの弱点「ヘッドライトの明るさ」に着手! 社外HIDを試す。の巻
【達人ISM】 written by
国沢光宏 (2009.09.29)
新型プリウスの数少ない弱点が「ヘッドライトの明るさ」である。17インチに標準装備されるLED製のヘッドライトは「まぁまぁ」ながら、標準のハロゲンときたら「ええっ?」ですから。そこでHIDを試してみた。その結果は・・・! >> 記事全文を読む |
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プリウスのカタログ情報
- 現行モデル
- 令和5年1月(2023年1月)〜現在
- 新車時価格
- 275.0万円〜460.0万円
プリウスの在庫が現在638件あります
以下車両の保証内容詳細は画像をクリックした遷移先をご確認ください。