電気自動車の実用化に向けたプロジェクトの第1弾
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ガリバーインターナショナルと慶應義塾大学 電気自動車研究室は、次世代電気自動車の実用化を目的とした共同開発プロジェクトを発足した。これに先立ちガリバーインターナショナルでは5月18日、研究用のコンパクトカー「スズキ スイフト」を1台寄贈した。
慶應義塾大学では97年より電気自動車の研究を始めており、04年には8輪の高速電気自動車「Eliica(エリーカ)」を開発。現在実用化に向け、更なる研究開発を進めている。今回は寄贈されたコンパクトカーをベースに、鉛電池を活用し安価で航続距離を高めた電気自動車の実用化に向け、研究を進める。まず11月に筑波サーキットで行われる電気自動車レース「第15回 日本EVフェスティバル」への参加を目指す。
ガリバーインターナショナルでは年間約60万人のユーザーとの接点を持ち、市場のニーズや自動車流通のノウハウを今後電気自動車の研究開発へ役立てたいとする。今回のプロジェクトを第1弾とし、今後はバスなどを活用した研究も視野に入れる。