トヨタ プリウス 画像 エクステリア リヤ

“燃費良し!”な太鼓判5車種を紹介!

 今や全てのメーカーが次世代のECOカーを開発中である。しかしデビューは、最も早いホンダの200万円ハイブリッドで2009年に入ってから。次期型プリウスが2009年夏前。次世代クリーンディーゼルや、街中の実用燃費を劇的に改善させるアイドルストップ機能付きモデルも2009年夏以降になってしまう。燃費の悪いクルマや、そろそろ寿命を迎えたクルマに乗っている人は「そこまで待てない!」かと。といった人に提案したいのが、燃費の良いワンポイントリリーフの中古車。以下、太鼓判の5車種を紹介しよう。

【トヨタ プリウス】圧倒的燃費で選ぶならコレ! 

トヨタ プリウス 画像 エクステリア フロント

 燃費を重視した中古車選びとなった場合、圧倒的なイチオシはプリウスだろう。新型なら200万円。旧型の後期型であれば100万円の予算で購入可能だ。新車販売台数が少なくない上、旧型から現行モデルに乗り換えるユーザーも多く容易に中古車を探せる。走行用バッテリーの寿命を気にする声も出ているようだけれど、コリズムで取り上げた中古プリウスのバイヤーズガイドを御一読いただければ、と思う。

【参考記事はこちら】

【エコ&エコノミーな中古車購入術】圧倒的な経済性!! 超低燃費な「トヨタ プリウス」は中古車で買うのがお買い得!

【達人ISM】  written by 国沢光宏 (2008.07.24)

ガソリン価格高騰が止まらない! こんな厳しい昨今、やはり注目なのはハイブリッドカー「トヨタ プリウス」。実際のところ、どんだけお得なワケ!? 達人国沢が一番気になるところをしっかり解説します! >> 記事全文を読む


【スバルR2】中古相場もリーズナブルな隠れエコカー!

スバルR2 画像 エクステリア フロント

 軽自動車で最も燃費の良いモデルである。ライバルより軽く空気抵抗少ないボディや、ATにCVTを採用しているあたりが効いているのだろう。電子スロットル付きの凝ったエンジンを搭載する『R』グレードなど、上手に走ればコンスタントにリッター15km/L以上の燃費をキープ出来ることだろう。あまり目立つ車種じゃないためか、中古車相場も高くない。隠れたECOカーである。

 

【ホンダ ストリーム】秀逸な高速燃費! 価格もリーズナブル!!

ホンダ ストリーム 画像 エクステリア フロント

 3列シートのミニバンで一番燃費の良いモデル。特に現行モデルの1,8リッター車を選ぶと、ミニバンと思えないくらいの好燃費に驚くだろう。ちなみに高速道路を100km巡航したら、17km/L前後走る。3列目シートの居住性もエスティマやステップワゴンのようなミニバンに勝るとも劣らない。価格もフレンドリィ。コンパクトカーの新車を買う予算で走行距離の少ない中古車が買えます。

【トヨタMR−S】エコ系スポーツカーの代表!

トヨタ MR−S 画像 エクステリア フロント

 意外なことに燃費の良いスポーツモデルというのも存在する。MR−Sが代表的存在。車重1トンを切る軽量ボディ+トヨタの燃費裏番長である1,8リッター省燃費エンジンという組み合わせのためか、普通に走ってリッター15km前後という素晴らしい燃費性能を持つ。毎日の通勤の足として使ってもよし、休日の気晴らし用(なんたってオープン2シーターのミドシップです!)として買ってもよし! これまた中古車相場は高くない。

【ミニ】MTなら燃費も走る楽しさも、さらに向上!

ミニ 画像 エクステリア フロント

 輸入車で、ということなら、リッター15km前後の燃費をコンスタントにマークするVWのTSIエンジン搭載車かミニ。残念ながらTSIエンジン搭載車は中古車相場が高め安定中。ということで入手しやすいミニをプッシュしたい。燃費重視ということなら、ぜひともマニュアルミッション仕様を選ぶこと。同じエンジンであってもAT仕様(CVT)より15%〜25%良好な燃費だったりする。特に渋滞の少ない郊外の道を走る機会の多い人なら、運転する楽しさという点でもマニュアルでしょう。

達人プロフィール: 国沢光宏
職業:自動車評論家
歯に衣を着せぬ原稿で、なにかと話題の自動車評論家。歯切れの良い文章も分かりやすく、多くのファンをもつ。カートップやベストカーなど、多数の自動車雑誌に寄稿するだけでなくWRCなどのTV解説まで幅広い活動を行なっている。