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小さくて軽く、誰でも買える価格帯、そして燃費がよいということを信念としてクルマを評論。大本命といわれている車種さえ外してでも自らの信念を貫き通す熱いハートをもつ。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員としても、その信念は変わらない。 |
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学校の先生から自動車雑誌編集者経て、モータージャーナリストになったという異色の経歴を持つ。元教師ということもあり、分かりやすい評論に定評がある。さらに、クルマの細部まで見逃さない観察力はハンパではなく、徹底的に調べ上げてしまうほど。最新のクルマから、ヒストリックカーまで幅広い知識をもつ。 |
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歯に衣を着せぬ原稿で、なにかと話題の自動車評論家。歯切れの良い文章も分かりやすく、多くのファンをもつ。カートップやベストカーなど多数の自動車雑誌に寄稿するだけでなく、WRCなどのTV解説まで幅広い活動を行なっている。 |
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走り
Driving
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トヨタ ヴェルファイア
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日産 エルグランド
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![トヨタ ヴェルファイア 走り](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/drivinghigh/20220925/20220925134224.jpg) |
![日産 エルグランド 走り](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/drivinghigh/20220925/20220925134228.jpg) |
松下 宏 |
3.5リッターは余裕の動力性能を発揮し、重量級のボディをぐいぐい走らせる実力をもつ。2.4リッターはCVTとの組み合わせによって滑らかで燃費の良い走りを実現する。
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3.5リッターは動力性能でも大きな差をつけられている。それ以上にシャシーの基本性能が古く、加減速時にボディが大きく上下するなど走りのフィールがいかにも古い印象。
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片岡 英明 |
V6エンジンは滑らかだ。6速ATとの相乗効果で、気持ちいい加速を満喫できる。静粛性も飛びぬけて高い。V6エンジン搭載車は上質な大人の味わい、4気筒モデルは軽快だ。
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V6エンジンは低回転から厚みのあるトルクを発生し、加速も力強い。が、高回転域の力強さは一歩及ばない。FR方式の滑らかな走りは魅力だが、重心の高さを感じさせる。
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国沢光宏 |
先代モデルより重量増重となったものの、エンジンのトルクアップやCVTの採用により動力性能は低下していない。車高を低くした結果、ハンドリングも大幅に向上。
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もはや完全に一世代古くなってしまった。ボディが重いだけでなく重心も高い。コーナーじゃ、ヴェルファイアより派手にロールする。燃費もヴェルファイアより20%以上悪い。
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![SUBTOTAL](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/drivinghigh/20220928/20220928093814.gif) |
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スタイル(デザイン)
Style (Design)
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トヨタ ヴェルファイア
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日産 エルグランド
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![トヨタ ヴェルファイア エクステリア](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/drivinghigh/20220925/20220925134231.jpg) |
![日産 エルグランド エクステリア](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/drivinghigh/20220925/20220925134234.jpg) |
松下 宏 |
ヘッドライトを2段にしたデザインはどこかで見たような気分にさせられるが、迫力と上品さ、スポーティさと若々しさなどがうまくバランスされたデザインに仕上がった。
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威風堂々といった感じが漂う重厚感のあるフロントグリルなどは、今でも立派に通用する。こういったタイプのクルマが欲しいというユーザーが、確実に存在するからだ。
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片岡 英明 |
アルファードより若々しいルックスで、エルグランド以上に顔つきは精悍だ。いかついが、親しみやすいデザインで、リアまで破綻なくまとまっている。インテリアもゴージャスだ。
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ハイウェイスターとライダーは今なお魅力を失っていない秀逸なデザインだ。凛々しい顔立ちだが、Lクラスならではの風格と気品が感じられる。インテリアは質感に物足りなさが。
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国沢光宏 |
今までの「偉そうに見えるルックス」を、さらに一段と進化させてきた。クラウンと同じくらいの車格をもつクルマに感じさせることだろう。上手なデザインだと思う。
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相変わらず押し出しの強いデザインながら、ここにきて「古さ」が目立つようになってきた。やはりクルマという商品には「寿命」というものがある。そろそろバトンタッチです。
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![SUBTOTAL](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/drivinghigh/20220928/20220928093814.gif) |
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パッケージング
Packaging
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トヨタ ヴェルファイア
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日産 エルグランド
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![トヨタ ヴェルファイア インテリア](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/drivinghigh/20220925/20220925134237.jpg) |
![日産 エルグランド インテリア](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/drivinghigh/20220925/20220925134240.jpg) |
松下 宏 |
低床のFFプラットホームを採用することで、いろいろな面がよくなった。乗降性がよくなったし、全高を抑えながらも十分な室内高を確保したことなどはその好例である。
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FRプラットホームのパッケージングはさすがに古い印象だ。床面が高いために運転席にはよじ登るような感じだし、老人や子供にはリヤシートへの乗り降りも大変だろう。
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片岡 英明 |
ホイールベースを50mm延ばし、サードシートでも満足できる広さと快適性を備えた。セカンドシートの豪華さと広さもライバルを圧倒している。かさ張る荷物も積みやすい。
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FR方式の弱点を感じさせない上手なパッケージングだ。サードシートまで気持ちよく座れる広さを確保したが、中央席の座り心地はほめられたものではない。フロアも高く感じる。
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国沢光宏 |
使い勝手や走行性能を重視するため先代アルファードより車高を低くしながらも、室内スペースについては逆に拡大してきたあたりに「トヨタの気合い」が出ている。
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旧1BOXカー時代からの流れを汲むフレーム構造は、いろんな意味(とくに重量や重心を下げたい)で厳しい。燃費という観点からしても、V6しか選べないのがマイナス点だ。
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![SUBTOTAL](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/drivinghigh/20220928/20220928093814.gif) |
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プレミアム性
Premium
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トヨタ ヴェルファイア
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日産 エルグランド
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![トヨタ ヴェルファイア](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/drivinghigh/20220925/20220925134243.jpg) |
![日産 エルグランド](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/drivinghigh/20220925/20220925134246.jpg) |
松下宏 |
トヨタの上級ミニバンとして、十分なプレミアム性をもって登場してきたばかり。今の段階では直接的に比べるべきライバルは、姉妹車のアルファード以外にはない状態だ。
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日産の上級ミニバンとして今でも一定の存在感を発揮している。大柄で堂々としたボディが好きな人には十分にプレミアムなクルマになる。モデルが古くなったのはやや難点。
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片岡英明 |
セカンドシートの本革エグゼクティブパワーシートや電動オットマン、オプティトロンメーターなどは、同乗者をビックリさせる贅沢な装備だ。質感が高く、デザインの押しも強い。
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V6だけの設定だ。デザインは悪くないし、キャビンの広さも申し分ないが、ゴージャス度はヴェルファイアに及ばない。シートの大きさ、座り心地、内装の質感に物足りなく感じる。
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国沢光宏 |
すべてのグレードに共通するのが「エクステリアの存在感」。間違いなくクラウンに匹敵するプレミアム性あります。上級グレードになるとインテリアもクラウンを超える。
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我が国は「ボディサイズが大きい」という点だけでプレミアム性が高くなる。そういった意味からすれば、依然として日本を代表するプレミアム・ミニバンだと思う。
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![SUBTOTAL](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/drivinghigh/20220928/20220928093814.gif) |
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お買い得感
Buyers
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トヨタ ヴェルファイア
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日産 エルグランド
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![トヨタ ヴェルファイア エンブレム](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/drivinghigh/20220925/20220925134249.jpg) |
![日産 エルグランド エンブレム](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/drivinghigh/20220925/20220925134253.jpg) |
松下 宏 |
装備や仕様の充実化が進んだこともあって価格帯はやや高めに移行してしまった。ベースグレードはともかく、上級グレードは相当に高い。買い得感は十分とはいえない感じだ。
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価格設定そのものは高めでも、すでにモデル末期のエルグランドは値引き幅も大きい。それを考慮するならば、実勢価格については十分にリーズナブルなものといえなくもない。
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片岡 英明 |
ベーシックグレードから充実した装備内容だが、オーディオは全車オプション扱い。ナビとのセットになる。価格的な割安感は薄いが、安全装備が充実しているなど、中身は濃い。
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V6エンジンを積む2.5リッターモデルはヴェルファイアの4気筒モデルと比べても割安感のある価格設定だ。快適装備もひと通り付くが、安全装備をケチっている点が気になる。
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国沢 光宏 |
「サイドエアバッグなど標準装備している」ということをわかっていても、もっとも安いグレードで約300万円はウナる。装備内容を考えると上級グレードの方がお買い得です。
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新型アルファード/ヴェルファイアの登場で厳しい立場になった、と認識しているのだろう。値引きはずっと緩みっぱなし。実質的に50万円以上安く買える状況になっている。
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![SUBTOTAL](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/drivinghigh/20220928/20220928093814.gif) |
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