量産車に近い状態で、SP6クラスにエントリー

 富士重工業と、同社のモータースポーツ業務を統括するスバルテクニカインターナショナル(STI)は、5月にドイツ ニュルブルクリンクサーキットで開催される「第36回ADAC Zurich 24時間レース(ニュルブルクリンク24時間レース)」に、インプレッサWRX STIで参戦し、クラス優勝を目指す。
 参戦車両は、インプレッサWRX STIをベースに、富士重工業の技術部門が監修のもと製作。軽量化や安全装備など最小限の改造にとどめた量産車に近い状態で、SP6クラス(排気量3.0〜3.5L、過給機車は1.7倍で換算)にエントリーする。
 また、今回の参戦にあたって、スーパー耐久レースなどでレース運営に豊富なノウハウを持つSTIおよびプローバを中心に、チーム「SUBARU NBR CHALLENGE(スバル エヌビーアール チャレンジ)」を結成。チーム総監督には、STI車両実験部長の辰己英治が就き、レース経験豊かな日本人プロ ドライバー4名で参戦する。

【エントラント概要】
◆エントラント名: チーム「SUBARU NBR CHALLENGE」
◆参戦車両 : スバル インプレッサ WRX STI(GRB型)
[水平対向4気筒 EJ20型 2.0L DOHC ターボ / SYMMETRICAL AWD
サスペンション:フロント ストラット式、リヤ ダブルウイッシュボーン式]
◆車両製作 : プローバ(監修/富士重工業)
◆チーム監督 : 辰己英治(STI車両実験部長)
◆ドライバー : 吉田寿博、松田秀士、服部尚貴、松田晃司

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