トヨタ カローラ ルミオン インテリア
トヨタ カローラ ルミオン インテリア

スクエアなボディのおかげで、とても広々とした室内区間を持つ。デザインもシンプルだが好感が持てるもの。

トヨタ カローラ ルミオン フロントシート

フロントシートはサイズも十分あり、座り心地はいい。小物の収納スペースも充実しており、使い勝手も問題ない。

トヨタ カローラ ルミオン セカンドシート

まっすぐなルーフのおかげでヘッドクリアランスは十分確保されている。アレンジは多彩だが、クッションの厚みがやや薄目なのが気になるところだ。

トヨタ カローラ ルミオン メーター

丸を組み合わせたデザインがとても個性的だ。スピードのみデジタル式だが、表示が大きくとても見やすい。

トヨタ カローラ ルミオン シフト

全車CVTを採用する。1.8Sには7速のマニュアルモードも装備され、スポーティな走りが楽しめる。

トヨタ カローラ ルミオン ラゲッジ

トヨタ カローラ ルミオン ラゲッジ

ラゲッジはまさにスクエアな形状で使い勝手はいい。容量も十分確保されているので、レジャーなどにも活躍しそうだ。

スタイル インテリア 走り&メカニズム

ゆったりとくつろげる広々した室内空間を実現!

 外観デザインが四角いことを反映して室内空間もスクエアで広々とした感じがある。ボディのサイドのパネルが直立に近いくらいに立っているので、ショルダールームには大きな余裕がある。もちろん足元や頭上の空間もたっぷりで、大きめボディのクルマらしい広さが確保されている。
 インパネ回りのデザインも外観と同様の直線を基調にしたもので、丸型のメーターやエアアウトレット、エアコンのスイッチなどとの組み合わせが独特の雰囲気を作っている。
 前席のシートはゆったりした感じのシートが用意され、分割可倒式の後席はシート下にアンダーボックスが設けられている。形状の関係であまり大したものは入れられないが、見えない収納スペースがあるのは防犯上のメリット。ただ、そのためにクッションが薄くなって座り心地が良くないのはデメリットだ。

安全装備に不満アリ!

 安全装備は後席中央にヘッドレストは用意されたものの、3点式シートベルトは装備されていない。アメリカで販売するxBには装備されているのに、国内向けのルミオンにはないというのはとんでもない話。いつまでもこんなクルマを作ってちゃいけません。
 ついでにいえば、2.4Lエンジンを搭載するアメリカのxBではVSCも全車に標準で装備されるのに、ルミオンでは1.8L車だけオプションで1.5Lには設定もなし。日本で売るクルマなら日本のユーザーのこともまじめに考えて欲しい。
 快適装備はAM/FMラジオ付きCD+9スピーカーが主要グレードに標準で、花粉除去モード付きのオートエアコンも同様の設定となる。

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代表グレード
1.8S(FF)
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4210×1760×1630mm
車両重量[kg]
1310kg
総排気量[cc]
1797cc
最高出力[ps(kw)/rpm]
136ps(100kw)/6000rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
17.8kg-m(175N・m)/4400rpm
ミッション
CVT
10・15モード燃焼[km/l]
15.4km/l
定員[人]
5人
税込価格[万円]
195.0万円
発売日
2007/10/9
レポート
松下宏
写真
佐藤靖彦
スタイル インテリア 走り&メカニズム