ゆったりとくつろげる広々した室内空間を実現!
外観デザインが四角いことを反映して室内空間もスクエアで広々とした感じがある。ボディのサイドのパネルが直立に近いくらいに立っているので、ショルダールームには大きな余裕がある。もちろん足元や頭上の空間もたっぷりで、大きめボディのクルマらしい広さが確保されている。
インパネ回りのデザインも外観と同様の直線を基調にしたもので、丸型のメーターやエアアウトレット、エアコンのスイッチなどとの組み合わせが独特の雰囲気を作っている。
前席のシートはゆったりした感じのシートが用意され、分割可倒式の後席はシート下にアンダーボックスが設けられている。形状の関係であまり大したものは入れられないが、見えない収納スペースがあるのは防犯上のメリット。ただ、そのためにクッションが薄くなって座り心地が良くないのはデメリットだ。
安全装備に不満アリ!
安全装備は後席中央にヘッドレストは用意されたものの、3点式シートベルトは装備されていない。アメリカで販売するxBには装備されているのに、国内向けのルミオンにはないというのはとんでもない話。いつまでもこんなクルマを作ってちゃいけません。
ついでにいえば、2.4Lエンジンを搭載するアメリカのxBではVSCも全車に標準で装備されるのに、ルミオンでは1.8L車だけオプションで1.5Lには設定もなし。日本で売るクルマなら日本のユーザーのこともまじめに考えて欲しい。
快適装備はAM/FMラジオ付きCD+9スピーカーが主要グレードに標準で、花粉除去モード付きのオートエアコンも同様の設定となる。