今年の秋は、2年に一度の東京モーターショーが開催されます。過去の例を見ると、各メーカーともこの時期に向けて新型車を投入する傾向があります。今年もやはり同じで、大物も含め数多くの新型デビューが予想されています。新型車の登場は新車市場を活性化するとともに、中古車相場も大きく左右します。なかでも人気モデルとなれば、その影響力は計り知れません。新車情報は、ぜひそういった視点でもチェックしてみてください。

査定士紹介
ガリバー自動車流通研究所 所長 鈴木 詳一

ガリバー自動車研究所 所長 鈴木 詳一

94年ガリバー創業時に入社、店長経験を経て、ガリバーの中枢業務である査定部門などを経験後、02年6月現職に就く。 過去に4輪レースなどを経験し元来の車好き。クルマのリセールバリューなど価格動向や、市場動向を中心に調査・発表している。

今「旬」の車
ホンダ フィット
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ホンダ・フィット 1.5S

注意! 二代目が遂に!?

01年のデビュー以来、売れに売れたホンダの大人気コンパクト「フィット」。この秋、遂に二代目モデルが登場する模様。新型もまた、大いに話題を呼ぶことでしょう。現行型からの代替需要も相当数が見込まれます。ここで注意したいのは、新型登場後現行型の下取り車が大量に中古車市場に流れ込み在庫がダブつくことで、フィットの相場が暴落する可能性。お乗り換えをお考えのユーザーの皆さんは、一刻も早い査定をオススメします。


スバル フォレスター
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スバル・フォレスター クロススポーツ2.0T

盛り上がりをみせるSUV市場

独創的な4WD技術を持つスバルが送り出す人気SUV「フォレスター」。折りしも最大のライバル「日産 エクストレイル」がこの初秋に新型を出すなど、小型〜中型SUVクラスの市場が盛り上がりをみせています。そのいっぽう、07年から08年にかけてフォレスターの次期モデルが登場するとのウワサもあります。総合的に考えても、フォレスターを売るならこの秋が絶好のチャンス、ということがご理解頂けるはずです。


ホンダ オデッセイ
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ホンダ・オデッセイ アブソルート

市場を開拓した立役者に忍び寄る「影」

ミニバンの新たな市場を切り拓いた立役者「ホンダ オデッセイ」。現行3代目は、タワーパーキングに入る低車高・低重心パッケージでさらなる新市場を開拓し、話題を呼びました。しかしこの秋、遂にライバルモデルが登場する模様です。しかも相手は「トヨタ」。過去に、ホンダが開拓した市場に後から対抗車を投入し、シェアを根こそぎ奪った事例が数多く見られるだけに、最大限の注意が必要な状況となっています。売るなら今です。


アウディ A4
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アウディ・A4 3.2FSI クワトロ

人気、赤丸急上昇中!

欧州の高級車といえば日本では「メルセデスベンツ」「BMW」が定番。そんな中、ただ今人気赤丸急上昇中のブランドがあります。その名は「アウディ」。過去最高の販売台数を記録するほどの人気ぶりです。中でも、ベーシックなセダン「A4」とワゴン「A4アバント」シリーズに注目が集まります。ただし08年頃には次期モデル登場のウワサもあり予断を許しません。人気の頂点に位置する今こそ、絶好の売り時と言えるでしょう。


トヨタ ヴィッツ
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トヨタ・ヴィッツ RS

マイナーチェンジ目前で今がチャンス!

トヨタの代表的コンパクトカー「ヴィッツ」。コンパクトカーの「本場」欧州市場をターゲットに、厳しいユーザーの目に耐えうる質実剛健な仕上がりぶりが評価され、2世代連続で大ヒットモデルとなっています。現行モデルは、この8月末にマイナーチェンジが入る模様。これは外観の小変更も含むもので、ヴィッツの中古車相場への影響が予想されます。現行型・先代モデルともにご売却は一刻も早いタイミングが吉となるでしょう。


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さて・・・あなたの愛車は今いくら・・・!?

大事に乗ったあなたの愛車。でも、もう価値がないとあきらめていませんか? 愛車の価値を決める大きな要素のひとつとなる「市場の人気」は、地域によってもまちまち。つまり、全国規模で調べないと分からないという訳です。あきらめないで、きちんと調べてみることをオススメします。

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