便利な装備が満載で使い勝手の良さはクラストップ!
インテリアデザインはセンターメーターのレイアウトが踏襲され、全体にすっきりした感じのインパネデザインが特徴。浮き上がるようにデザインされたセンタークラスターは操作性にも優れている。メーターはほとんどのグレードで自発光式のオプティトロンメーターが採用され、視認性を高めている。
Aピラーの角度や三角窓などによって視界の開けた運転のしやすいクルマになっているのもポイント。また運転席の上部には後席確認ミラーも設定されており、後方に座った子供の様子を確認することができる。
多彩なシートアレンジと乗降性の高さが魅力
シートアレンジは当然ながらさまざまなものが用意されているが、中でも注目されるのは3列目のワンタッチスペースアップシート。シート下のレバーを操作するだけで、ごく簡単に左右それぞれのシートを跳ね上げることが可能。フックによる固定も簡単で、極めて優れた操作性を実現した。細かな機構までは説明できないが、使い勝手の良さは相当に高いレベルにある。
もうひとつの特徴は2列目シートが60度回転すること。2列目のシートに装着したチャイルドシートに子供を乗せたり降ろしたりするのがとても容易になった。
ほかにも低いステップを設けたことや、子供用のアシストグリップを設けたことなどによって、誰にでも乗り降りのしやすいクルマになった。
代表グレード | ノア Si |
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高) | 4640×1720×1850mm |
車両重量[kg] | 1590kg |
総排気量[cc] | 1986cc |
最高出力[ps(kw)/rpm] | 158ps(116kw)/6200rpm |
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm] | 20.0kg-m(196N・m)/4400rpm |
ミッション | 7速マニュアルモード付きCVT |
10・15モード燃焼[km/l] | 14.2km/l |
定員[人] | 8人 |
税込価格[万円] | 245.7万円 |
発売日 | 2007/6/27 |
レポート | 松下 宏 |
写真 | 和田清志 |
![](https://221616.com/car-topics/wp-content/uploads/2022/05/crsm0000000000 (5)10.jpg)
従来同様、センターメーターを採用。各操作スイッチ類は使いやすく、質感も大幅にアップしている。
![](https://221616.com/car-topics/wp-content/uploads/2022/05/crsm0000000000 (6)5.jpg)
一部グレードではマニュアルモードつきの7速CVTを採用。なめらかな加速と低燃費なのも魅力だ。
![](https://221616.com/car-topics/wp-content/uploads/2022/05/crsm0000000000 (7)4.jpg)
フロントシートまわりには収納スペースが豊富に用意されていて、使い勝手は抜群。シートは座り心地もいい。
![](https://221616.com/car-topics/wp-content/uploads/2022/05/crsm0000000000 (7)4.jpg)
セカンドシートは2タイプのアレンジを用意。使い方に合わせて選べばより便利に使えそうだ。
![](https://221616.com/car-topics/wp-content/uploads/2022/05/crsm0000000000 (9)4.jpg)
エスティマなどの上級ミニバンに比べると見劣りするが、5ナンバーミニバンのなかではトップレベルの広さと快適性を持っている。
![](https://221616.com/car-topics/wp-content/uploads/2022/05/crsm0000000000 (10)2.jpg)
ロングスライドマルチ回転シートはセカンドシートが60°(運転席側は30°)回転させられる。チャイルドシートに子供を乗せる時には非常に便利だ。
![](https://221616.com/car-topics/wp-content/uploads/2022/05/crsm0000000000 (11)2.jpg)
![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/drivinghigh/20220912/20220912111212.jpg)
ラゲッジのアレンジも多彩に用意される。サードシートの収納はレバーを引くだけでOKで、力は全くいらない。