トヨタ エンジン動弁機構「バルブマチック」

低燃費によるCO2削減と動力性能の向上を両立!

 トヨタは、エンジン吸気バルブの開閉タイミングを連続的に変化させる従来のVVT-iに、新たにバルブリフト量を連続的に変化させる機構を組み合わせた動弁機構「バルブマチック(VALVEMATIC)」を開発したと発表した。

 新開発のバルブマチックは、流入する空気の量を、これまでのスロットルバルブの開閉量にかえて、吸気バルブのリフト量の変化により調量するものであり、吸気バルブのリフト量と開閉時期を無段階に連続制御する機構であるという。
 これにより、吸気バルブのリフト量と開閉タイミングを運転状態に応じて最適にコントロールし、低燃費と動力性能の向上を両立させている。
 新開発の2.0Lエンジンの場合、5〜10%の燃費向上とCO2削減、10%以上の出力向上を図るとともに、アクセル操作に対する応答性が向上した。

 トヨタでは、地球環境保全やエネルギー多様化への対応を経営の最重要課題のひとつと位置付けており、低燃費によるCO2削減と排出ガスのクリーン化を追求する一環として、ガソリンエンジンおよびトランスミッションの開発を推進しており、2010年までに一新する計画であるという。

 今回のバルブマチックは、近々発売予定の新型車に搭載する2.0Lエンジンを皮切りに、順次採用を拡大していくとのこと。

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