サーブ9-3 60周年記念限定車

充実の装備ながらも魅力的な価格設定

 ゼネラルモーターズ・アジア・パシフィック・ジャパンは6月11日、サーブ9-3 60周年記念限定車を発表した。発売は9月1日より、全国のサーブ正規販売店を通じて開始される。

 今年は、サーブ第一号車の誕生から60年という節目の年当たる。1937年にスウェーデン航空機株式会社として現サーブ社が設立された。航空機製造で培った技術とコンセプトを自動車に応用、1947年、第一号車「サーブ 92」が誕生した。その後1955年に「サーブ93」へ進化し、現在に至る。

 今回発売するモデルは、人気の高いグレード「アーク」をベースに、スポーツセダンとスポーツエステートの合計40台を限定車として用意。エクステリアでは、専用デザインの17インチアルミホイール、電動ガラススライディングルーフを特別装備。ボディカラーには、特別色アイスブルーメタリック、ジェットブラックメタリックの2色を用意。インテリアでは、ダークウォールナット・パネル、最新のHDDナビゲーションシステムを装備している。

サーブ9-3 60周年記念限定車 インパネ
サーブ9-3 60周年記念限定車 電動ガラススライディングルーフ

 価格は、100万円相当の特別装備を採用しながらも、ベースモデルに対して20万円アップに抑えられている。スポーツセダンが、430万円、スポーツエステートが448万円。