ラリージャパン2007開催記者発表の席に現れた、ラリードライバー「SUBARU TEAM ARAI」新井 敏弘選手(右)と「ADVAN-PIAA ラリーチーム」奴田原 文雄選手(左)

ラリージャパン2007開催記者発表の席に現れた、ラリードライバー「SUBARU TEAM ARAI」新井 敏弘選手(右)と「ADVAN-PIAA ラリーチーム」奴田原 文雄選手(左)

スタートは10月25日、チケットは間もなく発売!

 04年から始まった、日本で初めての国際格式ラリー「ラリージャパン」。第4回目となる今年も 北海道十勝地方、帯広市を中心に開催される。
 開催日は10月25日(木)のセレモニアルスタートを皮切りに、26日(金)から28日(日)まで。エントリーはスバルやシトロエン、フォードのWRカー12台(予定)とPWRC登録車14台(予定)、ほか合計90台の出場が予定される。主催者側では、大会4日間でおよそ25万人の来場を見込んでいる。
 なお観戦チケットは、6月22日よりローソンチケットなどで先行発売される予定だ。

ラリードライバー「SUBARU TEAM ARAI」新井 敏弘選手(右)と「ADVAN-PIAA ラリーチーム」奴田原 文雄選手(左)
ラリードライバー「SUBARU TEAM ARAI」新井 敏弘選手(右)と「ADVAN-PIAA ラリーチーム」奴田原 文雄選手(左)
「ADVAN-PIAA ラリーチーム」奴田原 文雄選手の三菱 ランサーエボリューション
「ADVAN-PIAA ラリーチーム」奴田原 文雄選手の三菱 ランサーエボリューション。
「SUBARU TEAM ARAI」新井 敏弘選手のマシン、スバル インプレッサWRX
「SUBARU TEAM ARAI」新井 敏弘選手のマシン、スバル インプレッサWRX。

『ラリージャパン・アンバサダー』にV6 長野 博サン就任!

 日本のモータースポーツシーンの中では、まだまだマイナーな(マニアックな)存在のラリー。
 そんな現状を打破し、ラリージャパンをより多くの人に楽しんでもらべく、「V6」の長野 博サンが『ラリージャパン・アンバサダー』に就任することになった。今後、ラリージャパンの広報・宣伝に活躍する予定だ。
 長野サン自身、4輪・2輪ともにモータースポーツが大好きで、愛車もWRC参戦のベース車だという生粋のクルマ好き。今回の就任は、まさにハマり役といえるだろう。今後の様々な活動を通じ、モータースポーツの裾野を広げる活躍に期待したい。

FIA世界ラリー選手権第14戦「ラリージャパン」出場車両(イメージ)

WRC(世界ラリー選手権)とラリージャパン

 WRCは、FIA(国際自動車連盟)が認定する自動車競技の世界チャンピオンを決める選手権大会のひとつ。06年は世界の16カ国で開催された。またその模様は年間を通じて世界各国で放映され、同じくFIA格式のF1(フォーミュラ1)と並ぶ、絶大な人気を誇る。
 「ラリージャパン」は、そんなWRC(世界ラリー選手権)16戦中14戦目に日本で行なわれる大会だ。折りしも90年代以降、WRCで日本車勢が優勝常連組となり、母国の日本での開催が熱望される中、04年遂に開催されるに至った。今年で4回目となる。
 北海道十勝地方、帯広市を中心としたエリアにある林道や特設コースなどで、タイムアタック走行を競う。中でも、北愛国サービスパーク(修理・補修などを行なうスペース)に隣接し設定されたスーパースペシャルステージ「オビヒロ」は、2台同時走行が観戦出来る人気のスポット。今年は観覧席も増席される予定だという。
 世界トップの走りを間近に感じることの出来る、めったにないチャンスだ。その、あまりにも『ブチ切れた』走りっぷりは、目からウロコ間違いなし。ぜひ、晩秋の北海道へ訪れてみることをオススメする!!

( レポート&PHOTO:CORISM編集部 )