一体感ある楽しさを感じさせるスポーティなインテリア
インテリアにもタイプRのこだわりが随所に見られる。「サーキットコクピット」をテーマに室内は黒基調とし、人とクルマの一体感ある操る楽しさを表現している。
そしてシートに座ってみるとホールド性の良さを感じた。腰や背中、そして太もものサポート性が良くとても心地よいのだ。新しく採用されたRスペックシートは研究を重ねドライバーを点ではなく、面全体で包むようにし、高いホールド性を発揮してドライビングをサポートしてくれるのだ。
ドライビングに集中できる機能性の高さがポイント
前方に目をやるとメーターパネルには大きく見やすいタコメーターがあり、ひと目で必要な情報が入ってくる。そしてその先のフロントウインドウ手前にはもうひとつのメーターパネルが存在している。これはベースのシビックにも採用されているマルチプレックスメーターだ。そしてこの中には新たに採用された専用のi-VTEC/REVインジケーターが装備される。これはエンジン回転の変化をインジケーターで表示し、最適なシフトアップタイミングを知らせてくれる優れものだ。しかもドライバーの視線移動が少ないのでサーキット走行等ではよりドライビングに集中できるはずだ。
ステアリングも新しいデザインで、握りやすいのはもちろんだがファッション性にも優れている。他にもアルミ製球体シフトノブやショートストロークスポーツシフトは素早い操作には欠かせない武器となってくれるだけに装着されるのは当然のアイテムといえるだろう。インテリアも大きく変化したシビック タイプRだが、そのシートに座っただけで早く走ってみたくなってしまうほどだ。