ホンダ シビック タイプR インテリア
ホンダ シビック タイプR インテリア

基本的なデザインはベースのシビックと同様だが、専用のシートなどを装備してスポーティな雰囲気が与えられたインテリア。

ホンダ シビック タイプR シフトノブ

手になじむ形状のシフトノブ。ストロークも短めで、小気味いいシフトフィーリングが味わえる。

ホンダ シビック タイプR メーター

ホンダ シビック タイプR メーター

タイプRでもシビック独自のマルチプレックスメーターを採用。専用のi-VTEC/REVインジケーターを装備し、最適なシフトタイミングを知らせてくれるのだ。

ホンダ シビック タイプR フロントシート

専用のバケットシートは体全体を包み込むようなホールド感を実現した。ハードなコーナーリングでもサポート性は抜群だ。

ホンダ シビック タイプR リヤシート

リヤシートの居住性はベースのシビック同様満足できるもの。長距離でも快適に移動できる。

ホンダ シビック タイプR ラゲッジ

ラゲッジは大きなものでも積み込みやすい形状だ。容量も十分あり、これといった不満はない。

スタイル インテリア 走り&メカニズム

一体感ある楽しさを感じさせるスポーティなインテリア

 インテリアにもタイプRのこだわりが随所に見られる。「サーキットコクピット」をテーマに室内は黒基調とし、人とクルマの一体感ある操る楽しさを表現している。
 そしてシートに座ってみるとホールド性の良さを感じた。腰や背中、そして太もものサポート性が良くとても心地よいのだ。新しく採用されたRスペックシートは研究を重ねドライバーを点ではなく、面全体で包むようにし、高いホールド性を発揮してドライビングをサポートしてくれるのだ。

ドライビングに集中できる機能性の高さがポイント

 前方に目をやるとメーターパネルには大きく見やすいタコメーターがあり、ひと目で必要な情報が入ってくる。そしてその先のフロントウインドウ手前にはもうひとつのメーターパネルが存在している。これはベースのシビックにも採用されているマルチプレックスメーターだ。そしてこの中には新たに採用された専用のi-VTEC/REVインジケーターが装備される。これはエンジン回転の変化をインジケーターで表示し、最適なシフトアップタイミングを知らせてくれる優れものだ。しかもドライバーの視線移動が少ないのでサーキット走行等ではよりドライビングに集中できるはずだ。
 ステアリングも新しいデザインで、握りやすいのはもちろんだがファッション性にも優れている。他にもアルミ製球体シフトノブやショートストロークスポーツシフトは素早い操作には欠かせない武器となってくれるだけに装着されるのは当然のアイテムといえるだろう。インテリアも大きく変化したシビック タイプRだが、そのシートに座っただけで早く走ってみたくなってしまうほどだ。

代表グレード
シビック タイプR
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4540×1770×1430mm
車両重量[kg]
1270kg
総排気量[cc]
1998cc
最高出力[ps(kw)/rpm]
225ps(165kw)/8000rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
21.9kg・m(215N・m)/6100rpm
ミッション
6速MT
10・15モード燃焼[km/l]
11.0km/l
定員[人]
4人
税込価格[万円]
283.5万円
発売日
2007/3/30
レポート
菊地 靖
写真
佐藤 靖彦
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