「BMWトラック・トレーニング・ノルドシュライフェ」WEB講習会 Part5

P11 図1 メッツゲスフェルト

 高速左コーナーのメッツゲスフェルトを右の白線いっぱいで立ち上がり、つぎの左コーナーに向かう。しっかりとブレーキングしながら5速から3速にいっきにシフトダウン。ブレーキを緩めながら左ターンに入る。ここはクルマの向きを変えてから左の縁石をクリップする。
 ここを立ち上がると短い距離で右カーブになるS字コーナーだから、すぐに右の縁石を目指す。軽くクリップして左に寄っていく。

P10 図2 カレンハート

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 下りながら右カーブが近づく。ここはカレンハート。この先しばらく下りが続くのでコーナーの立ち上がりではアクセルペダルの踏み込みのタイミングに気を付けること。早過ぎるとアウトに膨らんで縁石に乗ってしまうので注意。加速も減速もしないイーブンアクセルを保って、クルマが出口を向いてから徐々に踏み込むこと。
 
  カレンハートも見た目より回り込んでいるからクリッピングポイントは奥に取る。しかし奥に取ろうとすると下っているためにアウトに膨らむので、しっかりスピードを落とすことが重要だ。走行ラインのコントロールはハンドルではなくアクセルコントロールを重視する。また下りなのでブレーキを掛けながらでは前荷重になり過ぎてうまく曲がらない。

P10 図3 次の左コーナーへ備えてスピードと向きをコントロール

 つぎの左コーナーに備えて右に寄る。左の縁石にクリップが取れるようにブレーキングでスピードと向きをコントロールする。
 立ち上がりの緩い右コーナーはあまりクリップを意識しなくてもいい。クルマなりに曲がったらすぐに左に寄っていく。

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P10 図4 高速コーナー

 ここは下りながらの高速コーナー。やや奥目から右ターンしていくが、右の縁石の中間地点当たりにクリップする。その後アクセルペダルを踏み込んでいくと自然にアウト側に膨らんでいく。ハンドルを戻すと思ったより早めにアウトに行くので注意が必要。ここの左側ガードレールの外側は深い谷らしい。

P11 図5 ヴェアザイフェン

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 ヴェアザイフェンに向かって左側を走る。直線でブレーキングし、右カーブはちょっと奥目からターンインする。ブレーキングの終了までに4速から3速にシフトダウン。ターンインするときはブレーキを緩め、曲がりやすくする。短い直線で2回目のブレーキングをする。

 ヴェアザイフェンはタイトな左ヘアピンカーブだ。その手前が右カーブだが右側の縁石に沿ってヘアピンに向かうラインを取る。このときが2回目のブレーキングのタイミングだ。一度正面のガードレール(たくさんぶつかったあとがある)に向かって、一番アウトまで膨らんでから左にターンインだ。
 クリッピングポイントはかなり奥に取る。立ち上がりは右コーナーがあるから、そこもクリップしてハンドルをこじらずスムーズに左側に立ち上がるようにする。

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