マイバッハ 62 S

専用の内外装が個性を強調!

 ダイムラー・クライスラー日本は、最高級大型乗用車「マイバッハ」に、走行機能を更に強化し、専用の内外装を採用したスペシャルモデル「マイバッハ 62 S」を追加し、2006年12月25日よりオーダー受付を開始した。なお、納車は2007年夏頃を予定している。

 「マイバッハ 62 S」は、全長約6.2mの「マイバッハ 62」をベースに、大幅にパワーアップしたエンジンや、最高レベルの快適性を損なうことなくハイパワーに対応し、強化を図ったシャーシ、専用の内外装により精悍な個性を強調したモデルとなっている。

 エクステリアは、特別塗装色のバルチックブラックおよびネバダシルバーを設定するとともに、専用デザインの20インチ11スポークアルミホイールやラジエターグリルを採用している。また、ボディと同色のヘッドライトカバー、クロームリング付きフォグランプ、左右2本のクロームエグゾーストエンドなどを採用し、精悍さを演出している。

 インテリアでは、エレガントかつスポーティなパイピングを施した極上の肌触りを持つグランドナッパレザーシート(ブラックまたはホワイト)をはじめ、漆黒のピアノブラック塗装と、カーボンもしくはポプラウッド(ブラック)を組み合わせたトリムパネル、アンスラサイト(ブラック)のアルカンタラ素材のルーフライニングなどを採用し、エクスクルーシブな雰囲気を出している。

 エンジンは、V型12気筒ツインターボエンジンは、排気量を6.0リッターまで拡大するとともに、各部の大幅な強化を図り、最高出力450kW(612PS)/4,800-5,100rpm、最大トルク1,000Nm(102.0kgm)/2,000-4,000rpmを発揮する。

 価格は、左ハンドル仕様が5,848万5,000円、右ハンドル仕様が5,988万1,500円。