「キングスカップ」に相応しい舞台が用意された!

 準備万端整い、まずはセレモニアルスタートである。なぜかヘッドクォーターとなっているラヨーンのスターホテルから1時間半の距離にあるパタヤビーチがスタートとのこと。昨年のラリー、スターホテルの横だったのに。19時のスタートに備え、余裕持って4時間前に出発。早めに夕食を済ますことにした。

 パタヤビーチのスタート会場に行くと、おおおおぉぉぉ! 強烈なロケーションじゃないの! パタヤビーチの左端は歩行者天国になっているのだけれど、そこをクローズするそうな。周囲は超繁華街。観光客もメチャ多い。まぁ歌舞伎町の目抜き通りをイメージしていただければよかろう。ウドンサックさん、やるなぁ〜。

スタートとなるパタヤビーチには、なぜか病院のキャンギャルが!

                      聞けば看護師なのだとか!

なぜか日本語表記も。病院積極的過ぎ?

 スタートまで時間あるので、海に突き出た桟橋の上にあるシーフードレストランで食事。いつも節約のチームながら、今晩は番頭宮本君のオゴリ。いやいや美味しいタイのシーフードを堪能しました。ちなみに番頭宮本君、もしかすると来年タイでラリーに出るかもしれません。ラリーを見てるウチ、ハンドル握りたくなったのだとか。

タイで一生分モテた?

 「ウマいウマい!」とノンビリしてたらスタートの時間である。ラリーカーが並んでいる場所に行くと、アキも新美も女の子に囲まれているじゃないの! どうしたんだろう? う〜ん! 信じられないことにモテてるみたいなのだ。花を貰ったり記念撮影を頼まれたり、しまいにゃほっぺにチューまでされてやんの!

 聞けば4月にパタヤで行われた今年の開幕戦の印象が強いのだという。「遅いけど可愛い」とか「今回は頑張って欲しい」みたいなイメージらしい。アキの前のスタートはニュージーランド人のドライバー。そっちを見たら人気ありません。いずれにしろ地元の人から好かれるの、良いことであります。

 まぁ勝手に楽しんでなさい、と人混みの中、スタートのゲートへ向かう。金曜日の観光地だけあってこれまた賑やか! 面白いことに病院のキャンギャルや着ぐるみも出てます。ラリーでこんなの見たの、初めて。聞けば看護師さんなのだとか。美人であります。ま、あまりお世話になりたくないですけどね。

 例によってタイの踊りがあったりバトンのチーム出たり、お偉いさんの挨拶あったりと、賑やかに進行。WRCジャパンの帯広の人出にゃ敵わないものの、盛り上がってきた! ラリー1年生の舞台としちゃ申し分無し。いよいよセレモニアルスタートが始まる!