トヨタ カローラ フィールダー
トヨタ カローラ フィールダー

コンパクトなサイズながら、ドシッとした存在感と伸びやかなスタイルを実現している。乗用ワゴンとしての質感を十分に感じさせる仕上がりだ。

トヨタ カローラ フィールダー

専用のスポーティなフロントマスクを採用し、アクシオとはまったく違った若々しいイメージを創出している。

トヨタ カローラ フィールダー

旧モデルより低くされた全高により、ワゴンらしい伸びやかなイメージを獲得。また生き生きとしたプレスラインが印象的。

トヨタ カローラ フィールダー

テールランプはアクシオと同様、フロントランプに呼応した逆L字型を採用。クリスタル感あるデザインで先進性を感じさせる。

トヨタ カローラ フィールダー

大径ホイール(15&16インチ)と外に出したトレッドにより、迫力あるスタイルを追求しているのがこのモデルの特長。立体的で張りのある造形、低重心化と相まって際立つ存在感を創出。

スタイル インテリア 走り&メカニズム

20代から60代まで幅広いファンをもつフィールダー

 カローラというとセダンのイメージが強いが、セダンと変わらない40%台の比率で売れているのがステーションワゴンのフィールダーだ。今回のフルモデルチェンジではセダンとフィールダーが同時に変更を受けた。ちなみに今回は取り敢えずランクスは廃止された形になり、ミニバンのスパシオは販売比率が下がっているが、引き続き継続生産されることになっている。
 
 アクシオという名前が付いたセダンはユーザーの平均年齢が63歳に達しているというから、際立って年齢の高いユーザー向けのクルマという印象だが、それに比べるとフィールダーの年齢層は幅広く、20代から60代までいろいろなユーザーに支持されているという。

アクシオとは一線を画す若々しいイメージ

 ユーザー層が大きく異なるため、アクシオとフィールダーでは異なったクルマ作りがなされている。もちろん、プラットホームや搭載エンジン、トランスミッションなどの基本部分については共通だが、外観デザインを始め装備や仕様などの細かな部分ではより若々しさを強調する形になっている。

 フロント回りのデザインはアクシオと共通だが、後方に長く伸びたルーフラインとドアラインがいかにもスタイリッシュなステーションワゴンを表現するものとなっている。またフィールダーにはエアロパーツを装着したエアロツアラーの設定があり、アクシオとの違いが強調されている。

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代表グレード
1.8S エアロツアラー
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4410×1695×1470mm
車両重量[kg]
1230kg
総排気量[cc]
1797cc
最高出力[ps(kw)/rpm]
136ps(100kw)/6000rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
17.9kg・m(175N・m)/4400rpm
ミッション
CVT
10・15モード燃焼[km/l]
16.8km/l
定員[人]
5人
税込価格[万円]
206.9万円
発売日
2006/10/10
レポート
松下 宏
写真
佐藤 靖彦
スタイル インテリア 走り&メカニズム