P18 図1 エッシュバッハ
コースの右端に向かっていきエッシュバッハの看板の手前からブレーキング。ここは下っているからブレーキは利きにくい。またその先の左コーナーも下っているからアウトに膨らみやすい。うまくアクセルコントロールすることが大事だが、それでもスピードが落ちずにアウトに膨らんでいくときには緩いブレーキングも必要になる。このときには巻き込まないようにハンドルを戻し気味にする。左のクリップにこだわるのは、その先の通称ギャラリーコーナーに向けて一番左のラインで立ち上がりたいからだ。ここはアウトインアウトではないのだ。
P18 図2 ブリュンヘン
通称ギャラリーコーナーのブリュンヘンは二つの直角に見える右コーナーで成り立っている。入り口の右コーナーは下り、出口の右コーナーは上っている。一番左のラインで入り口の右カーブに向かうが、ここは下っているのでオーバースピードになりやすい。さらに右側にクリップすることも難しくなる。ここは右のクリップを取ることが最優先だ。
P19 図3 ポイントは早めの方向転換
短い直線のあとに上りの右コーナーが来る。ここは大きくアウトインアウトのラインを取る。左いっぱいのラインで軽くブレーキングして向きを変えやすくし、早めにクルマの向きを出口に向けるようにする。出口に向きかけたときにハンドルを戻しながらアクセルペダルを踏んでいく。なるべく早くアクセルペダルを踏むためにはなるべく早く向きを変えることがポイントになる。立ち上がりの左側にはデコボコで乗ると大きな音がする石が並んでいる。
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P19 図4 左コーナーの隠されたトリック
ギャラリーコーナーは単純だったが、その先の左コーナーはトリックが隠されている。名前は出さないが、慣れたドライバーでもここで何人もコースアウトしている。それは一見緩い左コーナーに見えるのに、中に入ったらすごく回り込んでいるからだ。しかしガードレールは緩く曲がっているだけだから、そこがトリックなのである。
右いっぱいでブレーキングをして、すごく遅くに左のクリップに付く。そしてすぐに右にハンドルを切って丘に上っていく。この先で3速から4速にアップ。右コーナーの丘を越えても左に寄らない。コース中央からまた右に寄っていく。
P19 図5 ジャンピングスポットに向かう手前の左コーナー
ここはジャンピングスポットに向かう手前の左コーナーだ。下っているし4速に入ってスピードも乗っているので丁寧にハンドル操作する。しかし左クリップ、右クリップはしっかり取るようにラインを描く。