BMW 3シリーズ クーペ
BMW 3シリーズ クーペ

メーター類の目盛りや針のデザインまでスポーティに変更されている。

BMW 3シリーズ クーペ

シルバー調のスポーティなシフトノブが印象的。i-driveのセレクターが操作しやすい位置に配される。

BMW 3シリーズ クーペ

赤い本革シートとブラックの内装の対比はいかにもぜいたくな雰囲気。プレミアムクーペであることを十分に感じさせてくれる。

BMW 3シリーズ クーペ

BMW製クーペは、歴代どのモデルをみても後席がゆったりしているが、新335iも例に漏れず広々している。実用性を備えたクーペといえる。

BMW 3シリーズ クーペ

実用性という面から見れば、ラゲッジスペースも十分なものを用意している。セグメント中最大級の430lを確保し、トランクスルー機構で使い勝手も抜群。

スタイル インテリア 走り&メカニズム

BMWらしい雰囲気を堪能できるコックピット

 やや低い座面高が設定された運転席に座ると、そこには正にBMW車の持つインテリアの雰囲気がある。3本スポークの本革巻きステアリングホイールは新デザインのものになっているが、メーターパネルのデザインはBMWのものだし、インストのセンター部分がややドライバー側に傾けてデザインされているのもBMWの文法に則ったものといえる。同時にこの部分が横基調にデザインされ、室内の広がりを感じさせるのも同様だ。

ハイテクな装備も満載で高級感満点

 インストセンターの上部にはワイドや液晶ディスプレーが設けられ、カーナビを表示したり、各種の操作系が表示されたりする。その操作はセンターコンソールに設けられたダイヤル式のスイッチによって行う。このiドライブのコントローラーはBMWが7シリーズで最初に始めたもので、今では5シリーズや3シリーズに広がっただけでなく、メルセデス・ベンツやアウディなども追従するところとなっている。

BMWのクーペらしく、後席もしっかり使える


 クーペボディということで後席にはあまり乗る機会がないかも知れないが、後席の空間にはしっかり大人が座れるだけの広さが確保されており、フル4シーターのクーペとされている。強いて言えば、後席用のアシストグリップがない点がわずかな不満になっただけだ。

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代表グレード
335i クーペ
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4590×1780×1380mm
車両重量[kg]
1620kg
総排気量[cc]
2979cc(ターボ)
最高出力[ps(kw)/rpm]
306ps(225kw)/5800rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
40.8kg-m(400N・m)/5000rpm
ミッション
6AT
10・15モード燃焼[km/l]
8.9km/l
定員[人]
4人
税込価格[万円]
701.0万円
発売日
2006/09/21
レポート
松下 宏
写真
森山良雄
スタイル インテリア 走り&メカニズム