個性を確立したスタイル
トヨタは、10月23日、日欧戦略車として新型車「AURIS(オーリス)」の販売を全国のネッツ店より開始した。
今までのコンパクトカーは万人受けするために制約で縛りすぎ、没個性化していると考えたトヨタは、「運転する楽しさ」と「快適さ」を両立させ、個性の際立つクルマ目指したという。「AURIS(オーリス)」は英語の「AURA(独特の雰囲気)」からの造語で、際立った存在感のクルマという意味が込められている。キーを手にしたときから、エンジンをかけて走り始めた時までにクルマが醸し出すフィーリングで良さがわかるという「5mインプレッション」をキーワードに「オーリス」は開発された。
グレード展開は、シンプルな「150X」、スマートエントリーキーなどを装備した「150X“Mパッケージ”」、スポーティな「150X“Sパッケージ”」、パワフルなエンジンを搭載した「180G」、走りへのこだわりが充実した「180G“Sパッケージ”」の5つを用意。
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エクステリアは、フードからグリル、バンパーへと続く一体感のある造形により、シンプルかつ力強い印象のフロントマスクとなっている。ダイナミックで陰影の深いサイドビューに、滑らかな曲線形状でサイドへ回り込むバンパーとロア、ラウンド感のあるバックドアガラスによりワイド感を強調させた。また、“Sパッケージ”ではフロントスポイラー、リヤマッドガードなどを装着し、スポーティなスタイルを強調している。ボディカラーは、全7色用意されている。
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ゆとりある室内空間にこだわった作り
インストルメントパネルからセンタークラスターパネル、センターコンソールまで、ヨーロッパの建築様式である「フライングバットレス(空飛ぶ梁)」を採用し、一体化し流れるような斬新なデザインとなっている。また、シフトレバーなどのコクピットの主な主要操作パーツを運転席手元に集約し、操作性、機能性を高めている。さらにフローティングタイプマルチディスプレイを採用したオプティトロンメーター(「180G」、「180G“Sパッケージ”」)を採用したほか、インサイドドアハンドルとドアグリップを一体化したシャープなデザインとなっている。
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パッケージでは新開発のプラットフォームにより、コンパクトクラスを超える全幅(1,760mm)とトレッド(1,535mm)を確保し、ワイドな室内空間を実現しするとともに、最小回転半径5.2mと取り回しのよさを実現した。また905mmの前後席間距離やトンネルのないフラットなフロア(2WD車)により、ゆとりの足下スペースとなっている。さらにリクライニング機構付6:4分割ワンモーションチルトダウン格納を採用、快適性と使いやすさを向上させた。ラゲッジスペースは、354Lとクラストップレベルの広さを確保し、上質感が漂う機能的な収納スペースを配置した。
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クラストップレベルの走行性能
エンジンは、Dual VVT-iを採用した新型1.8L 2ZR-FEエンジンと、1.5L 1NZ-FEエンジン搭載モデルを用意。新開発のプラットフォーム、高剛性ボディに新設計のサスペンションを採用することで、安定感のあるハンドリングとフラットな乗り心地、軽快な走りを実現した。
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また、優れた低燃費と高い動力性能を両立させるSuper CVT-iを採用し、7速スポーツシーケンシャルシフトマチックが組み合わされ、クルマを操る楽しさへのこだわりを見せる。さらに全車で「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」認定を取得し、高い環境性能を誇っている。
安全面では、より厳しい衝突条件に対応したGOAを採用したほか、WILコンセプトに基づき、追突された場合の首への衝撃を緩和するシートを前席に採用するなどトップレベルの衝突安全性能を実現している。
価格は、162万2,250円〜229万9,500円。
なお、月間販売目標台数は3,000台とのこと。
代表グレード
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180G(2WD)
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ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
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4,220×1,760×1,515mm
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車両重量[kg]
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1,260kg
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総排気量[cc]
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1,797cc
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最高出力[ps(kw)/rpm]
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136ps(100kw)/6,000rpm
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最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
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17.8kg-m(175N・m)/4,400rpm
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ミッション
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7速スポーツシーケンシャルシフトマチック付Super CVT-i
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10・15モード燃焼[km/l]
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16.8km/l
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定員[人]
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5人
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税込価格[万円]
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191万6,250円
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発売日
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06/10/23
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写真
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トヨタ自動車
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オーリスのカタログ情報
- 平成24年8月(2012年8月)〜平成30年3月(2018年3月)
- 新車時価格
- 171.0万円〜283.3万円
オーリスの在庫が現在12件あります
以下車両の保証内容詳細は画像をクリックした遷移先をご確認ください。