4者4様、頂点を極めたクルマの素晴らしさを語る。レクサスLSが欲しくなる4つの理由
鈴木詳一
ガリバー自動車流通研究所 所長
レクサス《LS》は8月末の時点で既に8,000台を超える受注をしているということで、発売前から多くのユーザーがLSに期待している現状が伺える。そこで私は、LSのリセールバリュー(3年後の残価率:価値)を調査してみた。
高い注目を浴びているだけあって《LS》のリセールバリューは「58%〜64%」と高く、ミニバンが人気の主流となっている現在では、セダンの中でもかなり希少な人気モデルと言える。このリセールバリューは新車で購入して3年後に手放したらどれ位の価値が残っているかを予想したものだが、3年後に高い車は5年後・7年後も高い数値を維持することが多い。
新車を購入して10年以上先の廃車まで乗り潰されるユーザーもいるが、買い取り/下取りに出して乗り換えるユーザーの方が多い。そう、リセールバリューが高い方が乗り換えの時に有利になるのである。
リセールバリューは人気や注目が高く、市場に少ない車(デビューしたての新型車など)が高い。このレクサス《LS》はピッタリその条件に当てはまるというワケだ。770万円〜と高額なLSだけに、5%の差なら38.5万円にもなる。高級セダントップクラスのLSを選ばない手はない。
レクサス《LS》最大のライバルはもちろんメルセデス・ベンツの《Sクラス》となる。このSクラスはMベンツのフラッグシップモデルにあたり、「高級感」や「質感」においては世界でもトップクラスとなる。
そんなSクラスのリセールバリューはというと、「54% 〜 58%」とLSより6%程低くなっている。しかし、LSの歴史は北米でも89年以降とまだまだ浅く、Sクラスの伝統には遠く及ばない。しかも、この「MAX値で58%」という数字はセダンの中でも6位にランクインする高数値だけに、メルセデスの伝統を重んじるならSクラスを選ぶのも良い。
もちろん高級車としての“ステータス性”はこのSクラスの方が数段上と言えるので、ある意味“高級セダンとして”はこちらの方がオススメと言える。
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