4者4様、頂点を極めたクルマの素晴らしさを語る。レクサスLSが欲しくなる4つの理由

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レクサスLSが欲しくなる理由1:ステータス性 Sクラスと同等の価格こそがステータス。絶対的な評価では輸入車にあと一歩か レクサスLSの関連記事へ
国沢光宏
自動車評論家
  《セルシオ》のユーザーには2つのタイプがある。「近所の目もあり、お金を持っていても輸入車が買えない」人と、「コストパフォーマンスの高いラグジュアリーカーに乗りたい」という人だ。
  私も《セルシオ》(現行モデル)を持っているのだけれど、担当のセールスマンによれば「地元の人はやっぱり《Sクラス》って乗れないと言うんですよね」。1万台のバックオーダーを受けたという話も「現在《セルシオ》を持っていて《LS460》に乗り換えるようかというお金持ちが楽に1万人もいるということです」と、全く驚いていない。
  こういう人からすれば、高価なことこそ“ステータス”なんだと思う。M・ベンツの《Sクラス》と同じくらい高いと言うことがプライドを満足させるのかもしれない。ちなみに同じレクサスでも《IS》や《GS》は価格的に中途半端なのだとか。
  一方、コストパフォーマンスで《セルシオ》を選んでいる人や、M・ベンツ《Sクラス》やBMW《7シリーズ》、ジャガー《XJ》のユーザー層からすれば、《LS460》のステータスって「まだでしょう」。絶対的に評価すると、輸入車のステータスには届いていない。

ライバルとの比較 vs M・ベンツ Sクラス M・ベンツsクラスの関連記事へ
  《LS460》の性能を分析すれば、M・ベンツ《Sクラス》ややBMW《7シリーズ》に勝ったり負けたりしながらも引き分けでいいと思う。しかし絶対的な“ステータス”からすれば、依然、Sクラスや7シリーズに届いていない。「日本のメーカーがロレックスと同じ性能の時計を作ってもロレックスと同じステータスは得られない」ということと同じなのである。チャンピオンに挑む戦いは「引き分けじゃ負け」なのだ。 それと、もう一つ。“ステータス”を確立するには時間が必要。このまま努力し、少なくとも負けている部分を同等以上に仕上げないと、ライバル以上のステータスは得られまい。
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