コースは最悪!ドロ沼状態、厳しいサバイバルラリーの開始だ!!

    スタート台の回りはドロ沼状態

雨はあがったものの、沼状態のコース・・・

 早起きしたら「こらラリー中止か?いや、ラリーどころじゃなく洪水になるかも!」
 と思うくらいのすっごい雨!お見事な「豪雨」であります。実はレッキの時からすでにコースコンディション悪く、スタックするクルマが続出したほど。一部ドロ沼のようになってたそうな。その上の豪雨である。道走れるのか?セレモニアルスタート開始5分くらい前に何とか雨は上がったものの、会場もヌタヌタ。こら厳しいサバイバルラリーになること間違いなし!雪道のつもりで走るようアドバイスする。

 案の定、SS1はドロ沼というより本当の「沼」状態の箇所多く、下見に行ったオフィシャルのランクル(車高を上げた完全オフロード仕様)すらスタックしてしまい、中止。FFのラリーカーじゃ歯が立つまい。

 1回目のサービスに戻ってきたアキに聞くと「もう何が何だか解らないくらい滑ります!まっすぐ走ることさえ不可能に近いです。」考えてみればアキは雪道を走った経験、ほとんど無かったんだった。「ブレーキングはコースの真ん中をキープして早めのタイミングでな。ターンインは思い切って速度落とせ!」とにかく抑えて走るしかない。

第一レグはリタイヤ!でも、ラリーカーはノーダメージ、明日にかけるぞ!

 もはや標準タイヤじゃダメ。本来ならマッドタイヤを履きたいが、悲しいかな手持ち無し。サラディン選手のサービスに行くと「タイヤ持ってきたらグルービングしてあげるよ〜。」ビンボ〜チームのため新品タイヤは虎の子だから、7部山くらいのタイヤの外側にぶっといミゾ切ってもらう。ここで直進安定性を確保しようという狙う。

 作業終わってアキを待つ。すると電話。いやな予感であります。「新美です。スタックしちゃって動けなくなりました。」あらま!もはや打つ手無し。第一レグはリタイアするしかない。とりあえずリタイアしたSS3の出口に向かう。

 30分くらいして走ってきたラリーカーは、ラッキーなことにダメージ無し。これなら明日も走れる(今回はスーパーラリー方式なので、翌日の復活が可能)。アキに聞くと「十分抑えて走ったつもりだったんですが、全く曲がってくれませんでした。」経験不足だから仕方ないか?
 明日は挽回だ!

コースは最悪!ドロ沼状態、厳しいサバイバルラリーの開始だ!!
SS2しか走れずリタイアであります!